長瀞山・不動寺の豪華な大柴燈護摩焚きも終盤を迎えて、
炎が治まったのを見計らい僧侶達が青竹で炭火の中に火渡りの道を開けていた。
若い修験僧が緑の小枝で体に水を振り掛け、火渡りのトップバッターを務めるため経文を唱えながら全身に気合を入れていた。
火渡りの先達者に続いて「紙のお札」も御輿に担がれて火炎を駆け抜けて・・・。
細い護摩木を撒いて火力を増した上を、僧も大きな御札を抱えて必死でした。
「開運厄除」「商売繁盛」「心願成就」「病傷平癒」等々を書いた大きな「願文札」も修験者の読経の中を火渡りだ。
おびただしい量の願文札が火渡りした後、一般の老若男女の渡る番に。
参拝者は煙に咽ながら裸足で小走りに、「御利益」を願って・・・ね。
柴燈護摩の火渡りすることで、霊火によって全ての罪が清められるそうだ。
読者の皆様の「幸福招来」を祈って火渡りしましたから御安心を・・・。
2006 03 31(金) 晴れ・終日強風・寒の戻りで赤城山にも降雪。