10月28日(土) さいたま市与野JR駅前で大正時代の仮装祭りがあると聞き、早速見物に・・・。
「第15回大正時代まつり」の説明書きでは、与野駅が大正1年11月1日(ぞろ目)に開業したのに因んで、毎年10月最終土曜日に大正時代の風俗を模した祭りを開催するとか。(一日のみ)
JR与野駅の西口商店街・お祭り会場で当日だけ有効な地域通貨が発行され、100円が大正時代の10銭に両替されます。
見物客の皆さんは10銭紙幣を使って商店や露店で飲食物を買ったり、フリーマーケットで使ったりしていました。(おつりは現金です。)
午前10過ぎから与野西口商店街通り(停車場通り)では、早々と各種のイベントが開かれて大盛況。
小中学生の演じる「鴻沼太鼓」はバチ捌きの迫力に加えて振り付けも面白かったです。
近くでは大正時代のミルクホールの女給さんでしょうか・・・。今ではメイド?
大正時代仮装行列の支度が着々と進行しています。
与野西口商店街の中ほどでは大道芸のコーナー。
南京玉簾のお姉さんが扇を開いてのけぞってイナバウァーとか迷演技!
「アっ さて、アっ さて、さて さて さては南京玉すだれ~ チョイと伸ばせば、浦島太郎さんの釣り竿が、お目に留まればおなぐさみ、お目に留まれば元へと返す・・・」ってリズムにのった口上を述べながら、玉すだれを伸ばしたり広げたり器用に使って上手なものですね。
2枚の簾を使って釣竿や家・旗や枝垂れ柳など、お見事!!
与野西口商店街の路上では他にも様々なイベントが・・・・。
最近さっぱり見なくなった手相・人相鑑定やバナナの叩き売りなど、懐かしい光景がいっぱいです。
子供も大人にも人気だったのは“あめ細工”。
カラフルな食紅(食用色素)を使って繊細な飴の芸術です。
昔しのあめ細工では鶴・亀・鶯などが一般的でしたが、今はドラエモン・ピカチューなどのキャラクターもの。
一個300円の出血サービスで細工職人は昼食も摂れずに大忙しです。
未来にも残したい風情ある職人芸ですね。
「与野・大正時代まつり」は本当に出し物が盛り沢山です。
オモシロ・可笑しく安来節おどり。腰つきと表情・仕草がとっても愛嬌タップリ!!
腰振りが一人前に出来るまでには3年掛かるそうですね。
路上を使用しての踊りだけでも阿波踊り・花笠踊り・など各地の踊り6~7演目で華やかな舞姿でした。
国道17号線の西友近くでは、ご婦人20人程の“大正琴”の大演奏です。
五線譜とは異なった楽譜を見ながら、流麗な手捌きで哀調を帯びた大正琴の音色を奏でていました。
大正10銭札で甘酒や焼きソバを食べ、大正琴の妙なる調べを聴きながら「大正時代まつり」仮装行列の時間を待ちました。
次回は与野・大正時代まつり仮装行列です。
2006 10 31(火)記。 前橋市 最高気温24℃ 無風
10月31日 ハロウィン 日本茶の日
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