
1月29日(日)は昨日に引き続き氷漠(氷の滝)探訪に出掛けた。
その世界ではちょっと有名な”早滝 氷漠”なんだ。
「なんで二日続けて氷の滝を見に行かなくっちゃならないの?」って文句を言う妻をナダメすかしてね・・・
家から車を飛ばしても2時間はかかる神流町(旧 万場町)の奥の山塊だ。
天気は朝から快晴・無風の今年一番の陽気で、平地では気温は14℃程になるってたけど、山間部の氷漠見物だから、防寒着・手袋・登山靴と準備万端でGO、GO!
快適なドライブで下久保ダムを左下に眺めながら国道462号線を走って神流町(かんなまち)に到着。
神流町役場を300m程過ぎると右手に八幡神社、そこに塩沢ダムへの標識が立ってるからそこのT字路を右折するんだ。
なぜか塩沢ダム標識(公共物)に”ふるさと食堂”って看板が・・・
神流町から上り勾配の坂道を一気に塩沢ダムまで走って一休み。
カチンカチンに凍てついてたよ塩沢ダム湖(蛇神湖)!!
晴天だったから良いけど、人っ子一人いないダムは不気味だよ。
車なんて全く通らないけど道路は見事に舗装されて快適そのもの。
更に奥では少し凍結してたけど、砂が撒いてあるからノーマルタイヤでもOK.
早滝までは一本道だし、標識が完全整備されてるから迷うことは無いね。
早滝は神流七滝の代表滝だから地元は観光にチカラを入れてんだ。
案内標識まかせで早滝ハイクの駐車スペースに到着。
そこには何故か気味の悪い廃屋が右の林の中に・・・出るかもね。
ここに大きなハイキング案内看板が立ってたからボケはじめた頭に詰込んで。
看板には早滝まで40分って書いてあるけど、実際は20分のハイクなんだ。
整備されたハイキング道を登ると早滝からの流れが全面凍りついてたよ。
早滝までの道では下山の76才のおばあさんに出会った。
元気なもんだね、早滝氷漠を見終わっての帰りだって、
「氷の滝を見たんで冥土の土産ができた」って話してたっけ。
冥土が迷惑するほどの賑やかばあさんだったよ。
元気一杯に歩いてる老人の姿・・・ 私の老後も斯くありたいね。
ハイク道でも所々に鎖場があって少しはヒヤヒヤするけど、難所は鎖をつたわって行けば簡単に通れるね。 寒い時は鎖が冷たいから手袋が役立つよ。
ホントに標識完備でご丁寧! 100mからは道無きガレ場だから足元に気を使ったよ。
妻を先に行って貰って安全を確かめてから写真撮りながら登ったさ。
万が一にも捻挫・骨折はできないからね。
今年は厳しい寒さと乾燥なので意外と足元が滑らなくて良かった。
岩に付着した苔類も乾燥しきってるから踏んでも滑らず、
氷もカチカチで表面が溶けてないから大丈夫!!
夏の早滝とは想像もできないほどの変化だね。
早滝は40mの落差があるから近寄って見ると圧倒されるよ。
じっと見てるとこの世のモノとは思えない景観だ。
氷の柱あり、シャンデリアあり、まるで水晶の宮殿みたいだね。
透き通った淡いコバルト・ブルーの摩訶不思議な世界!
早滝最上部の滝口からは水が勢い良く流れて落ちていた。
この早滝を抱いた赤久縄山(あかぐなさん)からの水流だね。
見事な氷の造形の源元なんだ・・・。
左の写真は早滝氷漠の左下部の画像だけど、人間と比べると氷漠の規模が判るよね。
右の写真は氷漠で拾った巨大ダイヤモンド!!。
透明に透き通ってキラキラ輝く美しい宝石だよ。
このダイヤは頭の2倍の大きさだ。 氷が緩むと滝の上から落ちてくるんだね。
当たったらキッと怪我じゃすまないよ、 このダイヤ持って帰りたかった・・・。
長く生きてるけど、こんな景色みたこと無かったよ。
「遠くても見に来て本当に良かった!」って妻も感謝感激だったね。
私にじゃなくって早滝氷漠に感謝だって・・・。 マッ、なんでもいいッか!?
登りで出会ったおばあさんが云ってた「冥土の土産~」ってのはホントの話だね。
天国・極楽にもこんな綺麗な氷の滝は無いだろね・・・。
晴れの天気なら運動靴で充分だ、登り20分降り10分の気楽なハイキング。
この氷漠は絶対にマジでお奨めもんだね、今冬一番の銘品さ!
2006 02 01 終日雨天
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