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ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第43回 格安バスツアー 山梨の旅 1 武田神社(躑躅ヶ崎)

2005-12-01 19:09:41 | 旅行

11月23日(水)は勤労感謝の日なんで、女房の日頃の苦労に報いようってんでね。
前から申し込んでた、日帰りバスツアー山梨に旅することにしたんだ。
クラブツーリズム会社の企画もので、格安(5980円)で豪華昼食付きで、
富士山見ながらの足湯と更に12種類のおみやげ付きだって。 驚きの安さだね~。

途中で饅頭や葡萄ゼリーやハーブ石鹸・酒・ワインなどのサービスがあるけど、
このバスツアーのメインのお土産は新巻鮭ズワイ蟹となんだよ。
どんな土産が貰えるのか期待に胸ワクワクさせて早朝(6:50)出発のバス(群馬バス)に乗ったんだ。
 
途中の秩父市では”道の駅ちちぶ”の名水「ちちぶの水」で喉を潤してね。
バスに揺られて紅葉で色着いた秩父・甲州街道を上って行くと、
荒川上流の大滝村の山奥に巨大な滝沢ダムが聳えてた。

滝沢ダムも凄かったけど、走った道路はループ状に曲りながら上がって行く超近代的な橋なんだ。
途中で地震なんかが来たら100m下の谷底へ落下・・・って、ぞ~っと怖くなったよ。
次第に勾配がきつくなる国道140号を、一路埼玉から雁坂トンネルを通って山梨県へ急いだね。

県境を越えて山梨県の西沢渓谷を過ぎた雁坂の土産店で”雁坂くるみ饅頭”を食べ、
出発から3時間程で第一の見物地の武田神社に到着したんた。
 
バスを降りたら武田信玄で有名な風林火山のノボリ旗に出迎えられたよ。
階段を上がり石の鳥居をくぐると武田神社の広い境内になった。

この武田神社の土地は元は”躑躅ヶ崎”(ツツジがさき)と云って、
武田三代(信虎・晴信・勝頼)の居城だった場所なんだ。
だから外周には小さな掘割が水を湛えて、低いけど石垣が組んであったね。

でも武田家は本格的な城は作らずに”人は石垣、人は城、情けは味方、仇は敵”って言われるように、人間を大切に国の経営にあたったから、ここは城と云うより館(やかた)程度だったんだ。

武田信玄はさすが立派なもんだね、 物に頼らず人を第一とするってのは!
除名処分や刺客で権力を弄んで、独裁ぶってるパフォーマンス改革の首相よりず~っとエライって・・・。
話は違うけど「物より想い出!」ってCMもあるけど・・ね

武田神社の本殿で拍手(かしわで)うって「世界の平和」と「地震が来ないように」って祈ったよ。
武田神社本殿は荘厳の内にも明るさがあって心地よい神社だよ。(天気もだから。)
神社正面の両脇に武田家紋の武田菱を描いた大盃があったね。
 
この盃は何升の酒が入るんかね。この大盃で浴びるほど呑んでみたいよ~。
近くに戦国時代からの”武田の井戸”ってのがあったけど、水は白濁してたから全く使ってないんだろうね。

また西に歩くと、癒しの音色の”水琴窟”や武田の”姫の井戸”(武田家の姫の産湯に使用説)と云うのもあったけど、
 
姫の井戸”は龍口から清水がチョロチョロと流れてたから、井戸からモーターで汲み上げてるんだろうね。水の味はぬるめでイマイチだったよ。 武田神社から更に西奥に紅葉の木々を愛でながら歩いて行くと、
 
木立の中に忽然と立派な白い洋館が見えてきたんだ。
名前は”藤村記念館”(重文)と云って、明治時代の山梨県令(知事)藤村紫朗によって甲斐・亀沢に睦沢小学校として建てられた(明治8年)のを移築したんだそうだ。

明治期の山梨の片田舎に、こんな立派な洋館があったなんて、信じられないほどだね~。
武田神社で1時間程見物してから、神社前の”かぶとや”土産店で買った巨峰ソフトを舐めて、
 
甲斐武田の盛衰を胸に想い馳せながら、武田神社(躑躅ヶ崎)外堀の色着いた木々を眺めたんだ。
堀を真っ白い白鳥が気持ち良さそうにゆったりと泳いでたよ。

次に格安バスツアーは豪華昼食と”ころ柿の里”見物に行くんだって・・・。

2005 12 1(木) 快晴


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