2008 10 11(土)
栃木県鹿沼市の今宮神社の秋の例大祭“鹿沼ぶっつけ秋祭り”の見物へ・・・。
北関東の小都市・鹿沼市は江戸時代には日光街道の宿場町として陸運・水運の中継地としても栄え、財力ある商人をはじめ日光東照宮の宮大工も数多く居住していたそうです。
当時からの宮大工が腕を競って造営したのが、豪華を誇る鹿沼の祭り屋台。
前橋から車を飛ばして一時間半、朝日橋たもとの鹿沼東小学校の無料P場へ午前11時に到着。
広い石橋町通りを今宮神社方面に歩き始めると直ぐに賑やかな祭囃子の音と共に華やかな屋台が・・・。
総木造りの屋台が続々と連なって練り歩いてきました。
鹿沼屋台はその造りが立派なことで有名です。
木彫りの彫刻に金箔と極彩色で彩色した屋台。
その細密な彫刻と豪華さで鹿沼の屋台は“動く東照宮”と云われています。
実物の豪華さは小画像ではお伝えできませんが・・・息を呑む美しさ!!
彩色無しの木地を彫りぬいた透かし彫り屋台も圧巻でした。
細かい細工に宮大工の粋が見てとれますね。
“鹿沼ぶっつけ秋祭り”本部の前で勢揃いして本部長からのご挨拶を受けています。
いろいろな絢爛豪華な屋台が次から次へと現れて観客を魅了していました。
まさに江戸から明治期にかけての彫刻芸術のオンパレードです。
壁面全体が彫刻で覆われてた屋台も・・・。
彫刻に欠落が有りませんから、完璧な保存状態だったのでしょう。
白木に彫り込んだ花鳥の彫刻は比較的に新しい作品かも・・・。
全て迫力ある構図で躍動感に満ち溢れ、神技の彫刻が堪能できます。
鹿沼ぶっつけ秋祭りの動画をご覧下さい。
鹿沼ぶっつけ秋祭り 2008 1.
“鹿沼ぶっつけ秋祭り”の本宮である今宮神社に到着。
石の大鳥居のくぐって境内に入ることを「繰り込み」と呼ぶそうです。
今宮神社境内では屋台取り廻しパフォーマンスが行われていますので参詣路で順番待ち・・・。。
絢爛豪華な屋台彫刻は正に“動く東照宮”の名に恥じません。
“動く東照宮”より“動く陽明門”の方が相応しいかも・・・。
漆塗りの花鳥や竜虎などが飾られた華やかな屋台からは円熟した江戸文化の芸術が偲ばれます。
総数27台を誇る鹿沼の彫刻屋台は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
次回は今宮神社での屋台取り廻しなどです。
2008 11 07(金)記。 前橋市 朝のち 最高気温24℃
神技パワーショベル。(美女の服を一枚づつ繊細に脱がすパワーショベルの神技)
http://www.metacafe.com/fplayer/1316945/stripped_by_a_mechanical_shovel.swf
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