ツトムさん家の写真日記。

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第722回 越後一の寺 雲洞庵 2。 本堂諸仏

2012-09-28 12:00:00 | 旅行

2012 09 17(月・敬老日)


霊水「長生き水」で身を清め雲洞庵の本堂へ上がります。


本堂内陣手前にある書院造の大方丈の間には与八・喜平次が雲洞庵で学ぶ姿が描かれた衝立なども置かれていました。


堂々とした本堂内陣、扁額は「祈祷」文字。
欄間を飾る大きな彫刻板は大迫力! 左甚五郎を凌ぐとも云われる名工・石川雲蝶がノミを振るったのかも・・・。
左上の彫刻は鯉が急流を昇り龍になったという登竜門。中央は荒波と戯れる黒龍。右上は不老不死の仙人が遊ぶ蓬莱山の刻板。


本堂須弥壇に安置された尊像・・・尼寺ですから中心は御本尊の釈迦尼仏像
 
よく見ると迦葉尊者・阿難尊者・十六羅漢など沢山の尊像が祀られています。

隣室の襖絵は弓矢で真剣に禅問答をする唐代の石キョウ慧彗蔵禅師(左)と松枝に座り白楽天と名問答をした唐の鳥か道林禅師
 
最近よくお見かけする「賓頭盧尊者」も健在です。(おびんずる様)

本堂廊下の一角にある仏間から本堂の諸仏を拝見。
日照りに霊験ある「雨ふり地蔵」(一向宗の守本尊、北陸を攻略した時上杉謙信が持ち帰る)と福よかな弁財天像
  

超能力で人の死を6ヶ月前に予言する稲荷迦羅多聞陀天、 大日如来の化身で悪魔を懲伏する不動明王
  
韋駄天走りで有名な仏法護法の守護神たる韋駄天像。(上右 コイン持つ)

姥子様(山姥 母神信仰の化身で歯痛の神) 知恵と慈悲の仏さま金色の虚空蔵菩薩(直江兼続公も拝み修行に励んだそうです)。
  
御本尊の真裏に置かれた座禅を組んだ老僧像は先代住職の石龍禅師。裏から雲洞庵を護持しています。

沢山の勉強になる仏様神様が本堂の随所に祀られています。

回忌のたびに出てくる餓鬼を供養する施餓鬼壇。 食物・物品・エネルギーを大切にしない者は餓鬼道に落ちますよ。


御本尊の置かれた須弥壇裏で拝見した尊像。
生涯黒衣で通し、曹洞宗の開祖・道元禅師(左)と總持寺を創建し在家仏教・禅宗の民衆化に尽力した螢山紹瑾禅師
 
上右画像は洞窟で壁に向かって座禅すること9年、七転び八起きでお馴染みの達磨大師。禅宗の護法神・大権(大元)大師

曹洞宗の見聞を広めるには絶好の雲洞庵、秋の行楽に森林浴を兼ねて訪門しては如何でしょうか。


次回は雲洞庵の位牌堂・開山堂・宝物殿など拝見。


2012 09 28(金)記。     前橋市    最高気温25.2℃     最低気温17.5℃

オウンゴールが続いた対中国外交。(尖閣問題)
http://agora-web.jp/archives/1490212.html

「尖閣は日本領土と認めていた中国」
http://news.livedoor.com/article/detail/6999470/

尖閣反日暴動の傷跡。(青島市黄島地区)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20120926/237296/?mlp


おまけコーナー。

画期的! 中国のホームレス対策。 下画像クリック。

http://www.yukawanet.com/archives/4298453.html


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http://ure.pia.co.jp/articles/-/9246


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