ツトムさん家の写真日記。

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第554回 嵐山時代まつり 2010年 下  甲冑流鏑馬。

2010-12-13 19:58:34 | 旅行

2010 11 07(日)

第29回 嵐山時代まつり”武者行列は国立女性教育会館から国史跡・菅谷館跡へ行進。
 
菅谷館跡には驚くほど立派な建物“嵐山史跡の博物館”が建ち、その裏庭にあたる“菅谷館 三の郭”で演奏された“駒王太鼓”の勇壮な響きが武者行列を出迎えました。

嵐山時代まつり 2010年 6. CIMG9345・9419・20 駒王太鼓ムービー.wmv



菅谷館跡は鎌倉時代の御家人・畠山重忠が築城した平城と言われ、武蔵武士の遺跡として昭和48年に国の史跡に指定されました。

その由緒ある菅谷館跡の“二の郭”で川越藩火縄銃鉄砲隊による火縄銃発射演武が行われます。

広い二の郭には古式作法にのっとり戦闘配置の陣立が敷かれました。

殿や重臣が見守るなか、先ずは川越藩火縄銃鉄砲隊の会長・寺田図書助氏による“礼射”、天と地の霊を敬い鎮めます。
 

嵐山時代まつり 2010年 7. CIMG9350・52 礼射 ムービー.wmv


続いて、川越藩火縄銃鉄砲隊の方々全員による火縄銃演武。
逆さ獅子”の旗を背負う寺田会長の指揮で一糸乱れぬ火縄銃術が披露されました。


礼射の後、火縄銃による三段撃ち・つるべ撃ち演武が行われます。
銃身に火薬を詰め、寺田会長からの「放て!」の号令を待ちます。



嵐山時代まつり 2010年 8.三段撃ち CIMG9353・55・64・69.wmv


撃ち終わるや、直ちに火縄銃の銃身に火薬を・・・。
 

火縄銃の一斉射撃の轟音が広大な菅谷館跡に響き渡りました。



嵐山時代まつり 2010年 9. CIMG9373・83・84 一斉射撃 ムービー.wmv



つつが無く火縄銃演武が終了し、武者行列参加者全員で晴れの記念撮影。



昼休みを挟んで、次は午後1時から人馬一体の“甲冑流鏑馬”(かっちゅうやぶさめ)の出番となりました。

流鏑馬開始の前に「嵐山史跡の博物館」をバックに三の郭跡で記念撮影。

第29回 嵐山時代まつり”で流鏑馬を披露して下さるのは「倭式騎馬会」の皆様。
出演者の華麗な装束が流鏑馬の優雅さを物語ります。

三の郭から「菅谷館跡」石碑の前を通って二の郭に設えられた流鏑馬馬場へ・・・。


先ずは、下見を兼ねて馬場を往復行進。
 

甲冑流鏑馬の開始に先立ち、天に宿る自然の神と祖先が眠る地の霊を敬い鏑矢捧射を行い、馬場の邪気を祓います。
 

弓から放たれた鏑矢の音と女性の舞走りをお楽しみ下さい。
嵐山時代まつり 2010年 10. CIMG9488・94・96・98 鏑矢邪気祓い.wmv


引き続き、女性射手による流鏑馬に移りました。


疾走する馬上から的を目がける御姿の凛々しさよ!!


”いざ鎌倉!”となった時の大和撫子の見本ですね、次々に的板にヒット!!


女性陣の素晴らしい流鏑馬をご覧下さい。
嵐山時代まつり 2010年 11.CIMG9507・13・14 女性流鏑馬


次は男性陣射手による見応えのある勇壮な甲冑流鏑馬
重い鎧兜を着用しての流鏑馬は高度な技術が要求されます。

的板への的中率は人馬一体の乗馬の技に比例かも・・・。
 
中にはバランスを崩して落馬する武者も・・・。

男性陣による甲冑流鏑馬をお楽しみ下さい。
嵐山時代まつり 2010年 12.CIMG9508・15・52~54・59~63男性流鏑馬


流鏑馬が行われた後は「倭式騎馬会」の有志による“馬上演武”。


太刀長刀(なぎなた)など馬上で振り回し気合と共に疾走。
槍を巧みに捌いていた兵士は柵棒に槍が強打し、気の毒にも眼の前で落馬しました。
 

森顕(もりあきら。デザイナー森英恵の長男)大将はじめ、大勢の射手の皆様華麗な流鏑馬有難う御座いました。
乗っている馬は全て「倭駒」(わごま=日本の馬)だそうで、一頭づつ「日之丸」「白星」「木曾雅」・・・など名前が付けられています。


嵐山時代まつり 2010年 13.CIMG9526・・30・・・・43 馬上武芸


嵐山時代まつり」では火縄銃演武・流鏑馬・馬上演武など古式武芸や太鼓演奏もあり、たいへん賑やかで見所多い祭りです、皆様も嵐山町で楽しい一日を過ごされては如何でしょうか・・・。

2010 12 13(月)記。  前橋市  最高気温7.6℃

おまけコーナー。

時代が追いついてくれなかった“奇想天外な発明品”。↓画像クリック。



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