モン・サン・ミシェルの壮大な教会からラ・メルヴェイユ(驚異という意味)と言われる修道院付属建築物に入場。
“驚異”と云われる通り、孤島の岩山に石を積み上げて巨大な建物を築いているのには驚きだ!
天使ミカエルのお告げを受けても長年修道院を建てず、見かねた天使ミカエルが司祭オヴェールの頭に指を突き立てたといわれる、司祭オヴェールの頭蓋骨(聖遺物)もある。 確かに指の穴らしきものが・・・。
屋上には空中庭園の”薬草園”があり、その周りの廊下は二重の石柱が取り巻き、心地よい不思議な空間を醸していた。
この場所からの広大な干潟の眺望も素晴らしい。 遥かに大西洋が・・・。
修道院建物内部には装飾を排した「修道院食堂」などの施設が・・・。 食堂も舟底天井でした。
“ラ・メルヴェイユ(驚異)”の巨大な石造群を千数百年に亘って支えている基壇の石列柱の規模にも驚かされる。
興味深いのが、「大車輪」だった。 この車輪の内部に4~6人が入って人力で廻すと言う。 牛馬も驚くハツカネズミ状態の重労働!?
軸に繋がっている太いロープで建物の下から物資等を引き上げる。
大車輪の右の写真(中央部)には急傾斜の引き上げ道が見えます。 1トン程の荷物を引き上げたと云う。
モン・サン・ミシェルの建物群の見物を終わって、ブラブラと周囲を散策。
干潟に突き出した円形の「北塔」や「低塔」を見ているとダルタニアンや三銃士を思い起こしました。
修道院や教会というより、堅固な城塞といった方がピッタリです。
たしか、昔しイギリスとの戦争では難攻不落の砦として名を馳せたそうです。
帰りの駐車場までには、更にブルク塔やガブリエル塔などを見物。
大通りのオムレツで有名な”ラ・メール・プラール”でビスケットを試食GET。
見物したモン・サン・ミシェルを振り仰ぐと、天空高く教会の尖塔で金色に輝いている天使・ミカエル(ミシェル)が微笑んでいました。
モン・サン・ミシェルは素晴らしいの一言です。
フランスを代表する世界遺産の一つと思います。
2006 08 07(月)記。 前橋市 薄い 今日も暑い。 34℃かな~。
8月7日 花の日 鼻の日 バナナの日 旧七夕の日
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