2015 09 22(火)
初秋を飾る彼岸花を見物に群馬県東部に位置する板倉町の離山(はなれやま)へ・・・。
板倉町は関東地方のど真ん中、直ぐ傍に栃木・茨城・千葉・埼玉を隣接する長閑な田園地帯。
彼岸花が咲く“離山”は、緑豊かな水田地帯にこんもりと繁る高さ約12m程の丘陵。
離山丘陵の東半周は湿地帯で釣り堀場のある権現沼が見られ、古の城塞跡かと思わせる雰囲気。
離山入口近くの道路に駐車し、彼岸花が咲く離山公園へ歩を進めます。
離山公園内に立てられた「板倉町指定史跡 離山貝塚」石標と説明板。( 離山貝塚 http://www.tg.rim.or.jp/~ewakim/joumon/itkhy/itkhy.html )
現在の板倉町は海抜約20mほどですが、約6000年前の温暖だった縄文時代は海浜が茨城県古河市付近まで迫っていたそうです。(縄文海進)
貝塚は離山の西側斜面にあるのですが、保存状態が悪く見学できないとの事でした。
貝塚見学は諦めて、目的の彼岸花見物へ・・・離山の東南斜面を利用して彼岸花が植えられています。
板倉町大字海老瀬地区のボランティア団体有志が5年かけて育てたそうで、現在は23000本を数える見事な彼岸花。
午前の11時頃、15人程の見物客が訪れ、一面真っ赤に咲き誇る彼岸花を堪能していました。
上部の離山公園から彼岸花を愛でながら下の遊具のある児童公園へ・・・。
大多数が赤い色の彼岸花ですが、所々にクリーム白色の花も咲きアクセントになっていました。
休日なのに子供がいない児童公園、訪れる人は中高年以上のジジババばかり・・・少子高齢化が実感できる花見物。
中央に石造りの忠霊塔が建てられている離山公園。 周囲の樹木は桜木なので春は花見で賑わうことでしょう。
大東亜戦争で戦没した板倉町出身者の名を記した忠霊塔。(合掌)
忠霊塔碑文字は元群馬県知事・北野重雄の書。
近くに寸詰まりな「忠魂」石碑がありました、不思議に思って裏に回って見たら、背中合わせに下半分の「碑」文字もありました。
東日本大震災で倒壊して半分に・・・と思い、地元の人に尋ねたら、そのず~と前に欠けたとの由で原因は不明。
碑文字は元帥陸軍大将子爵 川村景明の書。
彼岸花に案内されて離山の北西に歩くと大きな権現沼が見えてきます。水が殆ど無いので遊水地なのかも?
温かい秋の陽射しの下、人の姿が見えない権現沼では純白の白鷺が3~4羽水中の餌を啄(つい)ばんでいました、泥鰌か鮒でしょうか?
喧騒を離れ長閑な自然の中でのんびりと彼岸花と優美な白鷺の姿を眺めて心が癒された一日でした。
板倉町の過去記事もご覧ください。
「第249回 日本一のコスモス畑 群馬県板倉町」
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/5fd9c5891361da2961f9dbe13bc47b81
「第542回 群馬県板倉町 群馬の水郷 揚舟谷田川めぐり」
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/60a1c9db1541eba435a263955f0d5660
「第582回 群馬県板倉町 頼母子薬師堂のシダレ桜」
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/6daa1fa12308963967e70a5acabc06e8
2015 10 07(水)記。 前橋市 最高気温 最低気温 12.5℃
おまけコーナー。
発酵したフルーツ食べて、酔っぱらい状態な動物たち。
African Animals Getting Drunk From Ripe Marula Fruit
縄跳びを手伝う賢い犬。
Enquanto isso ...Na comunidade Kelson...As crian�・as se divertem e o cachorro tamb�・m
クロネコが箱を組み立て!?
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