ツトムさん家の写真日記。

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第711回 満福寺 栃木市旭町。

2012-08-23 15:45:15 | 旅行

2012 08 05(日)

栃木市 蔵の街フェスタ」開催時間までに市街地にある寺社を訪問。

最初に訪れたのは、鎌倉時代の弘長2年(1262年)創建になる真言宗教王山遍照光院満福密寺(通称・満福寺)。

開祖は京都醍醐寺の僧・朝海法印、天下泰平・万民平穏の祈願寺として、大平山山麓に修行堂を建立し、その後現在の地に移転。
江戸時代になり、徳川家康が鷹狩りに訪れた際、休息・歓談した縁で朱印寺の称号を与えられました。
江戸時代の最盛期には十間四面(百坪)の大本堂をはじめ壮麗な諸堂伽藍を擁し、末寺十三ヶ寺を有する中本寺として威容を誇りました。
幕末の栃木大火(本陣火事)で全山消失し、復興再建中ですが往時の面影にはまだ至らないとのこと・・・。

開放的な入口から入山し直ぐ左手に見えるのが「大毘廬遮那殿」。 光り輝く内陣の奥に鎮座するのは御本尊の大日如来像
 
均整の取れた格調高い大毘廬遮那殿は開創750年を記念し平成23年に新築、現在は満福寺の本堂になっています。

寄棟造りの優美な大毘廬遮那殿の前を飾る諸仏さま。
「亡き人の御霊をあの世まで導く十三仏」(画像は10仏)と「罪深き人を冥界から救う六地蔵」。
 

入山口から正面に位置する「大師堂」、真言宗の開祖・弘法大師空海上人が祀られています。
 
堂内の大提灯には「厄除け 開運大師」の太文字。

満福寺大師堂の本尊「弘法大師坐像」。    満福寺の寺宝になる鬼気迫る形相をした“三鬼尊”。(重要文化財)
 
中央の青鬼像は平安時代の仏師・定朝の作といわれる大迫力の鬼像、青鬼は悪行が出来ないようにで繋がれています。
左右の黒鬼と赤鬼は江戸時代の名工・左甚五郎の作と伝えられている貴重な尊像。

青鬼に伝わる逸話。
http://cc9.easymyweb.jp/member/mukasi-tochigi/default.asp?c_id=8682

満福寺境内を少し探索。
お遍路修行の弘法大師像        子育て水子地蔵尊       子授け(子育て)観音堂     水商売の稲荷「花街のお稲荷さん」。
   
「花街のお稲荷さん」の由来は、その昔満福寺の東にあった花街の中に「高島屋」という置屋がありました。
お稲荷さんは高島屋の屋敷内に置かれ、界隈の水商売の人達が毎朝商売繁盛を願ったそうです。

子授け観音堂」の奥に鎮座する子授け観世音菩薩像。丸みを帯びた穏やかなお姿に癒されます。


境内の墓地には、没後になって作品が高い評価を受けた、栃木市出身の孤高の日本画家・田中一村の供養碑と墓。
 
日本のゴーギャンと言われる田中一村については。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E4%B8%80%E6%9D%91

歴史ある名刹・満福寺を後にして、次は「栃木」の名前の語源になった神社などを訪ねます。


2012 08 23(木)記。  前橋市   最高気温36.0℃  最低気温25.0℃  処暑なのに連日の猛暑日。




非礼極まる南朝鮮。
http://blogos.com/article/45408/

南鮮の通貨安定に寄与した「日韓通貨スワップ」問題。
http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51489373.html

韓国人にとって特別な二つの場所 2012

世界は日本をどう見ているのか



おまけコーナー。

愉快な棺桶。

http://blogbu.doorblog.jp/archives/52421166.html

鉛筆の製造。
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