2014 05 18(日)
日光東照宮の春の例大祭“日光百物揃千人行列”の見物。(平成26年)
“日光百物揃千人行列”は駿府の久能山から徳川家康公の御神霊を日光東照宮へ改葬した時の行列を再現した豪華な時代絵巻行列。
江戸時代には命日の4月17日に朝廷から例幣使も遣わされた大祭だったそうです。
日光東照宮へ広い参道には朝早くから見物客が詰めかけ、見やすい場所の確保に努めていました。
11時15分頃に東照宮の鳥居から“日光百物揃千人行列”の先頭が現れ見物客の歓声が上がります。
千人の大行列ですから様々な時代衣装のオンパレード、初夏の日差しにキラキラと輝きます。
東照宮の神域から次々と繰り出して来ます・・・。
カラフルな金色の獅子舞。 神職の可愛い巫女たちも舞の鈴を手に行列参加。
火縄銃組や弓組・槍組も揃いの衣装で続きます。
威風堂々の甲冑武者隊、眼に鮮やかな具足が煌めき、江戸時代絵巻が眼前に展開されます。
幼い稚児たちも着飾って歩きます。 東照宮に伝わる貴重なお面も間近で拝見。
旗指物の隊列は一見の価値があります。 豪華な金色穂先や葵の御紋などは必見。
金箔模様の煌びやかな神太鼓。 鷹狩りが好きだった家康を偲び鷹匠たちも参加しました。
東照宮から静々と厳かに御神輿の登場。(午前11時30分頃)
東照宮から御旅所までの神輿の渡御が始まります。(11時35分頃) 神輿に御賽銭を投げ入れて落ちないで神輿に乗れば幸運が授かるそうです。
11時40分頃に東照宮鳥居から出る最終行列、千人行列が約800m先の御旅所まで華麗に練り歩きます。
神輿に乗らずに落ちた御賽銭を争って拾う人々・・縁起物になるとか。 百物揃千人行列が御旅所へ向かった後の人で埋め尽くされた東照宮参道。
昼休みを挟んで午後の御旅所から東照宮までの還御(復路)行列までの間を利用して東照宮を参拝に・・・。
日光百物揃千人行列 上 2014 05 18(日)
次回は百物揃千人行列の還御(復路)編。
2016 05 31(火)記。 前橋市 薄夜 最高気温 26.7℃ 最低気温 15.6℃
おまけコーナー。
こんな進水式ってあり・・・!?
Very unusual boat launch