ツトムさん家の写真日記。

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第994回 桐生市 宝徳寺 牡丹。

2016-05-18 12:00:00 | 旅行

2016 05 02(月)


ゴールデンウィークの中日の5月2日、東群馬の名刹・宝徳寺に牡丹花を観賞に入山訪問。
寺の正式名は「臨済宗大光山宝徳寺」、場所は桐生市川内町5-1608。桐生市の北西部の山間地に位置します。
 
県道336号線から左に折れて150mで入口の「大光山宝徳寺」標石柱の立つ石段に到着。
石段上の六地蔵に旅の安寧を祈念して境内に向かいます。

緩やかな斜面の宝徳寺境内には至る所に牡丹(ぼたん)が植えられ、又その上にカラフルな和傘が彩を添え華やかな趣向。

 
ファミリーが休憩しているのかと見間違うマネキン人形に一瞬驚かされる仕掛け、一緒に記念撮影など面白い。
 

比較的に新しい鐘楼と梵鐘。               梵鐘には寄付者名と「臨済宗 宝徳禅寺」との刻印。
 

薄曇りの空の下、境内に咲く牡丹花など拝見。


 

色とりどりの和傘がほど良いアクセントになり落ち着いた情緒を醸し、観る人を花浄土へと誘います。


宝徳寺境内に咲く豪華で色鮮やかな牡丹花をご覧ください。
 



 

生垣の奥には宝徳寺の本堂。


宝億寺本堂前に造られた枯山水の石庭なども・・・。


本堂(方丈)から拝見した枯山水の石庭、遠くの山々が借景となり奥行き感のある見事な造園。


本堂の襖絵「獅子悠遊之図」(左)。構想から3年かけ平22年4月に完成、宝徳寺住職・金子英宗の作。


百獣の王の獅子が悠々と遊んでいられるような平和な世界であってほしいとの願いが込められています。


宝徳寺本堂の須弥壇に鎮座する釈迦三尊像。 中央が御本尊の釈迦牟尼如来。脇侍仏は大行普賢菩薩大聖文殊菩薩


開山・仏印大光禅師。                  宗祖・義元禅師。
  
宝徳寺は臨済宗大本山建長寺第73世仏印大光禅師を開山とし、桐生地域の領主・桐生佐野正綱の開基により室町時代の宝徳年間(1450年頃)に創建された禅寺。
桐生城の裏口を守るための要害としてこの山間地に建てられた禅寺との事。

本堂左横に山の傾斜を利用し、岩と池を巧みに配置した和庭園


境内に置かれた童石像のほのぼのとした佇まいに癒されます。 洒落た設定に心を和ませる素敵な寺ですね・・・。
  

本堂へ向かう参道に立てられた「天下禅林」の見事な石灯篭。 その奥に“原爆の火”が灯されています。


1945年8月6日 広島に投下された“原子爆弾の残り火”。 戦争の惨禍を痛み、永遠の平和を祈念して2015年に建てられました。
 



約1000株の色鮮やかな牡丹が花咲く宝徳寺境内。


 

宝徳寺本堂から入り口方向への参道、これからはツツジが咲き乱れる季節を迎えます。


本堂に隣接する庫裏の一角にはカフェレストラン「お寺カフェ」もあり、参詣客にオモテナシの配慮も・・・。


青葉うどん(600円)                               あんころ餅(伊勢の赤福と同じ・250円)
 

宝徳寺はなかなか気配りの行き届いた禅寺、春は花・秋は紅葉が楽しめ皆様にお勧めできる古刹です。

宝徳寺HP http://www.houtokuji.jp/


2016 05 18(水)記。       前橋市         最高気温 28.5℃      最低気温 10.6℃


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