2014 10 19(日)
世界遺産“富岡製糸場”で一躍有名になった群馬県富岡市で開催された秋祭り「第26回 富岡どんとまつり」(隔年開催)見物。
爽やかな秋晴れの下、西上州の中核都市“富岡市”を貫く国道254号線を通行止めにし多数の山車や神輿が繰り出す「富岡どんとまつり」。
メイン会場は国道脇の「富岡小学校」、校庭にはステージを中心に数多くのテントが張られ、地元産品の販売や飲食物の無料提供などで大賑わいです。
ステージでは地元の獅子舞や御囃子などの郷土芸能が演じられ会場を盛り上げていました。
その昔、中山道の脇街道として姫街道とも呼ばれた国道254号線では「富岡どんとまつり」恒例のパレードが行われます。
富岡市のゆるキャラ「お富ちゃん」。 富岡市出身でタレントの団しん也と著名な振付師の小井戸秀宅も人力車に乗って祭り応援。
二人の和装袴姿の御嬢さんは「富岡シルクレディ」。
「群馬サファリパーク」からは動物の可愛いぬいぐるみ。 盲導犬でしょうか?賢いお犬様も整然とパレードです。
オープンカーのイメージキャラ・人KENまもる君は「富岡人権擁護委員会」。 富岡製糸場に勤めた工女さん姿は「富岡製糸場を愛する会」の皆さん。
この他にも沢山の団体がパレードに参加し、見物人を楽しませます。
上信電鉄「富岡駅」近くの名社・諏訪神社の大鳥居前では威勢の良い山車の御囃子競演が行われていました。
飾り立てた山車が音曲を競い合い、互いに譲りません。
山車の最上部の人形は七区上組の「猩々」、真っ赤な髪が印象的。 沢山の山車が御囃子を奏でながら市内を巡行します。
豪華な山車が路地の隅々まで巡行、奥に立つのは富岡製糸場の大煙突(高さ37.5m 1939年築)。
世界遺産の富岡製糸場(明治5年創業)。今年の10月に国宝に推薦されました。
世界遺産も命も大切に・・・AED(自動体外式除細動器)のマスコット「かえでちゃん」が心筋梗塞に備えてパレード参加。(日本光電)。
世界遺産の富岡製糸場。
http://blog.goo.ne.jp/ttmida/e/db3cdde66c458b62a07f53895197cbd8
富岡製糸場HP.
http://www.tomioka-silk.jp/hp/index.html
市中の至る所に山車が巡行、子供たちの元気な掛け声が路地に木霊(こだま)します。
富岡小学校前の国道では揃いの和服で着飾った「踊り連」が日頃練習した舞を御披露する「おどり流し」、大勢の参加で見応えがあります。
夕刻に近づく頃、国道に作られた「まつり広場」に市内巡行の山車が続々と集結。
まつり化粧を施した楽手が笛太鼓を真剣に打ち鳴らします。
通行止めにした国道254を占拠した山車の数は合計21台。提灯にも灯が点り一層豪華な演出。 上部高欄に立つ人形は「太田道灌」。
富岡小学校前で横に並んだ多数の山車は壮観の一語、それぞれの山車囃子が打ち鳴らされ夜の祭を迎えます。
祭囃子が賑やかな山車や子供神輿の渡御などの動画をお楽しみ下さい。(約10分)
第26回 富岡どんとまつり 2014年10月18日(土)
夜の富岡どんとまつり。(拝借動画)
第26回富岡どんとまつり 2014年 ♯4 平成26年10月19日(日)
世界遺産・国宝の「富岡製糸場」で活性化した富岡市の秋の大祭“富岡どんとまつり”を楽しみに訪ねては如何でしょうか・・・。
2014 10 22(水)記。 前橋市 最高気温 17.7℃ 最低気温 12.5℃
おまけコーナー。
立つのが上手、バックも出来る猫。
立ってバックする猫