ツトムさん家の写真日記。

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第864回 自衛隊 相馬原の桜 2 災害派遣装備品展示。

2014-04-29 12:00:00 | 旅行

2014 04 12(土)

桜満開の自衛隊 相馬原駐屯地の一角では災害救助で活躍する「災害派遣装備品展示」のコーナーがあり、
各種車両や重機など陳列展示され訪れた人々に隊員が丁寧に説明していました。
  

グラップル装着の油圧シュベルは巨大な爪で重量物の搬出や建造物解体・集積・積込みなどに活躍。


土砂掘削・排出に使用されるバケットローダーは隊員の手元のリモコン装置で全てがコントロールされていました。
無人のリモコン操作なので人間が近寄れない場所でも安全に作業ができる優れモノ。
 

洪水・地震などで川に応急的に架ける「07式機動支援橋」。
大型車両で運搬し、約1時間ほどで設置できるそうです。


災害でも戦場でも重宝する鉄製の仮設橋、人も車も戦車も楽々と安全に渡れます。
 

災害時に喜ばれる自衛隊の簡易銭湯。
「群馬 新町 神流乃湯」(第12後方支援隊補給中隊)の暖簾が被災者の心を和ませます。(神流=かんな)
 
ビニール布製湯船には20人ほどが入れそうです。

飲料水や風呂の水も運べる「5000ℓ用 給水タンク車」。 湯を沸かすボイラー車も並べて展示。
 

各種の災害救助用車両、心強い装備品ですが、お世話にならない事を願いたいものです。


人工衛星を中継し地球上のどこでもと通信出切る「衛星単一通信可搬局装置車両」。
電話通信の他、ファクシミリ・画像データなども受送信可能、上部に取付けられたパラボラアンテナが特徴。
 

各部隊間の指揮連絡に使う高性能携帯式無線機。  γ(ガンマ)放射線用線量率計(α/β線用も有りました)。
 

放射能に汚染せれた人・装置品などの除染に活躍する「除染装置車」。
一時間に人間は45人、大型車両は4両程を除染出来るそうで、水・温水・泡沫除染剤など使用。
 
丸い形状は簡易給水タンク、容量は3000ℓだったと思います。

色鮮やかな桜樹で囲まれた「災害派遣装備品展示」会場の直ぐ上をヘリ編隊が爆音通過、と同時に近くから銃砲の射撃音が・・・。
 

日頃は見る事が出来ない「災害派遣装備品」も見学できる“自衛隊 相馬原駐屯地の桜祭り”です。

次回は「自衛隊 相馬原 兵器展示」の編。



2014 04 29(火)記。          前橋市 薄      最高気温 20.8℃      最低気温 13.8℃


おまけコーナー。

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