ツトムさん家の写真日記。

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第850回 京都 鞍馬山 2 鞍馬寺 仁王門(山門・総門) 鞍馬山ケーブル。

2014-03-14 12:00:00 | 旅行

2014 01 17(金)


洛北の名刹、古くは牛若丸や嵐寛寿郎の鞍馬天狗で有名な鞍馬寺に参詣。
冬1月にしては穏やかな日和の一日、参詣者も少ない鞍馬寺の石段を上ります。
 

山門(仁王門)には「鞍馬寺」の扁額と一楼左右に湛慶作と伝えられる筋肉隆々マッチョな仁王像
   
鞍馬寺の正式名は「鞍馬弘教総本山松尾山金剛寿命院鞍馬寺」と云うらしい、1949年までは天台宗に属していたがその後に独立。
鞍馬弘教」とは鞍馬寺の教義を世に広めるという意味。

山門(入山には愛山費200円必要)を入ると正面に蓮葉から清水が流れ落ちる観音像「還浄水」や、少し上って一枚岩に六童子を刻んだ「童形六体地蔵尊」、本堂までの行程を示す「町石」(1町=約110m)など拝見できます。
  

なだらかな美しい石段を上がると直ぐにケーブル駅の「普明殿」に到着。普明殿の本尊は炎を背負った毘沙門天像
  

普明殿の壁に掛けられていた「鞍馬山案内図」。山門から多宝塔・本堂を経て奥の院、更に貴船神社への道筋も描かれています。

今回の鞍馬山参詣は仁王門ー(ケーブル)-多宝塔ー本堂(金堂)-牛若丸背比べ石ー不動堂ー奥之院(魔王度堂)ー(引返す)ー本殿ー九十九折参道ー仁王門と辿りました。

普明殿に展示されていた与謝野寛・晶子夫妻の遺品などと「あゝ皐月ふらんすの野は火の色す 君もコクリコわれもコクリコ」の石版。
 
コクリコはポピー・ひなげしのこと。

普明殿に付属した山門駅から鞍馬山ケーブルカーに乗って上の多宝塔駅へ・・・。
 
鞍馬ケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)は鉄道事業法で認可された日本で一番短い鉄道、路線の長さはナントたったの191m。
高低差89mを唯一の客車「牛若丸号」が約2分で登ります。

蓮の花びらを模った片道乗車票(乗車切符?)。 運賃は無料ですが、堂宇・諸堂維持管理費協力金として片道100円が必要です。
登りの苦労を考えると100円で山腹の多宝塔まで行けるのは有難い。(寺は徒歩登山を推奨)。


鞍馬寺の詳細は ⇒ ここクリック。


次回は鞍馬寺の多宝塔から本堂まで拝見。


2014 03 14(金)記。     前橋市        最高気温 7.4℃     最低気温 2.9℃


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