ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第734回 笠間稲荷 上。

2012-11-09 17:52:25 | 旅行

2012 11 03(土・文化の日)


天高く馬肥ゆる秋」快晴の文化の日、日本三大稲荷の一つ、茨城県笠間市の笠間稲荷神社を参拝。
一般には笠間稲荷と呼んでいますが、本名称は「胡桃下稲荷神社」と言うらしいです。

秋のこの時期、境内には菊花が展示され見物人で朝から賑わっていましたが、以前立っていた2本の石造大居が有りません。
胡桃下稲荷神社の石柱の右に細い注連縄が張られているのが一の鳥居のあった場所です。
もしかして、昨年(2011年)の3月11日の東日本大震災で倒壊したのかも・・・。(この地区は震度6強でした。)

社殿・楼門まで立ち並ぶ仲見世商店街前の参道のも沢山の菊花が・・・。
 
地元の小中学校の生徒さんたちが丹精込めて育てた鉢植え菊が鮮やかに満開!!

笠間稲荷神社楼門前の菊花壇の中、「大菊花展」「菊人形展」の幟旗。 菊に囲まれたおキツネ様も嬉しそうにコ~ン。
 
楼門前に立っていた朱塗りの三の鳥居も撤去され少し寂しい感もします。

朱塗り楼門をくぐる前に手水舎で身を清めます。   手水舎の欄間を飾る彫刻(手力雄命が天岩戸を開け、光が差してきた図)が素晴しい!
 

手水舎の合い向かいに建つ格式ある額殿(1899年明治32年築・絵馬殿)も拝見。
額殿の内外全て絵馬や奉納額が飾られ笠間稲荷への信仰心の篤さを物語っています。
 

天孫降臨絵馬でしょうか・・・。                こちらの大きな絵馬も古代神話からなのでしょう。
 

楼門に向かって右側に江戸時代の文化3年(1819年)に建てられた重厚な東門がありました。
 
歴史ある東門を抜けた境内に大きな“さざれ石”が鎮座。君が代に歌われている目出度い石。

東門の彫刻を拝見。 出雲風土記の国造りや大国主命を題材にした透かし彫りは見事な出来栄えです。
 

東門に奉納されていたのは非常に珍しい真っ黒な綱(縄?)。
説明では「毛綱」とか・・・大きな木材など運搬するさい通常の綱では切れてしまうので女性信者の長い毛髪と麻縄を撚り合わせ超強度に作り上げた綱だそうで、社殿造営の大柱などの搬入時に使用するそうです。
 
胡桃下稲荷神社の謂われの御神木である胡桃木(オニグルミ)の大きな古木。
胡桃樹の下に稲荷が祀られていた事から「胡桃下稲荷神社」の名が付けられました。

笠間稲荷神社の貴重品を拝見した後、楼門から社殿に向かいました。

次回は笠間稲荷社殿と菊人形展。


2012 11 09(金)記。    前橋市      最高気温19.0度     最低気温8.6℃


おまけコーナー。

深い穴の落ちたコアラ。
Koala falls whilst being rescued from Australian mineshaft


可愛いアカエイの赤ちゃん。
Dancing baby stingray