2012 08 16(木)
白雲山鳥居観音の直下、荒川支流の入間川の上流となる清流・名栗川で送り盆の行事“流し灯篭”が夕刻6時40分から開催されました。
水が澄み川底まで透けて見える名栗川を堰き止め、昼間は水浴びをする子供たちで賑やかな川原には家族連れが夕涼みを兼ねて集まっていました。
川原の一角に設置されたテントに鳥居観音で供養された紙灯篭が運ばれていました。
鳥居観音の僧侶の御挨拶が終わり読経の音声が流される中、ロウソクに点火され「流し灯篭」の開始です。
老いも若きも手に灯された灯篭を携えて名栗川へ・・・。
山間を静かに流れる名栗川、川面に揺らめく灯篭流しをご覧下さい。
白雲山鳥居観音 灯篭流し 1 動画
夕闇が迫る中、次から次にロウソクの灯された灯篭が流され、一帯が幻想的な雰囲気を醸します。
日本の夏を代表する盆行事の一つ、亡き祖先の霊を慰め供養する“灯篭流し”、日本人の心象風景を物語る夏の風物詩。
白雲山鳥居観音 灯篭流し 2 動画
夜の7時20分からは「流し灯篭」を行った同じ場所で“花火大会”が盛大に開催されました。
名栗川いっぱいに広がった豪華なナイヤガラ花火が煌めきます。
奥武蔵名栗村落の夜空を彩る花火の競演をご覧下さい。
白雲山鳥居観音 花火大会 動画
送り盆の16日、山上の救世大観音・鳥居観音・流し灯篭・花火大会等々充分に楽しんだ真夏の一日。
前橋市への帰路は天目指峠を越え、秩父市を通過して、鬼石町・藤岡市経由で1時間45分の行程でした。
2012 09 07(金)記。 前橋市 最高気温31.9℃ 最低気温20.0℃
おまけコーナー。
危機一髪! 4秒差で落雷。
Lightning bolt nearly kills teacher