ツトムさん家の写真日記。

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第715回 白雲山 鳥居観音 中。

2012-09-04 19:14:24 | 旅行

2012 08 16(木) 

金比羅山(660m)の尾根に立つ救世大観音を拝し、山を下って鳥居観音本堂へ・・・。
本堂の近くにある飯能市役所名栗庁舎に置かれた「経緯度標碑」。この場所の標高は245m。日本橋まで57km。富士山まで71km。
 
道路脇の簡素な山門から鳥居観音に入山しました。

小高い石組みの上に建つ鳥居観音本堂(昭和32年建立)から子供たちが「流し灯篭」を持って下りてきました。
 
夕刻の6時ですが、山間にしては明るく、百日紅の赤い花が鮮やかに咲き、流麗な造形美の「天下る天女像」が堂屋を飾っていました。

お寺にしては洒落た建物です。全てのガラス窓には絵画(海の幸 山の幸)が描かれ、芸術的な雰囲気。
 
本堂内陣で僧侶の有難い勤行・説話が終わると、本堂内に積んであった「流し灯篭」は川に運び出されます。

鳥居観音本堂の須弥壇にはあふれんばかりの諸仏像。  本尊は七観世音菩薩。


周囲の壁面は観音様の教えが壁画で現され、天井には美しい鳳凰のレリーフ。
 

安置された諸仏は見事な芸術作品!(平沼彌太郎作) 極彩色に彩られ極楽の世界を連想させます。


須弥壇を囲む賑やかな尊像たち。和風・唐風・インド風・・・。
   

一隅に祀られた大黒天は霊験新たかで信心を集めます。 屏風形式の仏は「三界満霊」。木目も美しい聖観世音菩薩
  
驚いたことに、これらの仏像のほとんどが平沼彌太郎翁の彫刻作品なのです。

本堂前の境内を拝見。 右のお堂は地蔵堂、中には一木造りの「子育て地蔵尊」(平沼彌太郎の作)。
 

水かけ観音」右の八角形水盤は水戸の徳川頼房が三代将軍・家光の墓前に奉献した銅灯篭の礎石。


白雲山鳥居観音の開祖“平沼桐江(彌太郎)”の米寿を祝って建てられた銅像(左の小さな銅像は平沼とみ夫人像)。
   

白雲山鳥居観音は若くして他界した母堂を祀る為、平沼彌太郎翁が金比羅山一帯を購入し、観音堂を建て自ら観音像を刻み恩重堂に献納した事に始まります。(平沼翁は埼玉銀行頭取、国会議員など要職を歴任。昭和60年93歳没。)

本堂から10分登ると仁王門、更に上に恩重堂など見所が沢山あるのですが、「灯篭流し」の時間が迫り訪ねる事が出来ませんでした。 又いつの日にか・・・。

白雲山鳥居観音
http://members2.jcom.home.ne.jp/70little_rascals0201/saitama_kikaku/hanno/naguri/hanno_naguri04.html

2012 09 04(火)記。    前橋市      最高気温33.4℃    最低気温23.0℃  残暑厳しい! 


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