2008 12 21(日)
埼玉県春日部市の東武鉄道春日部駅前で“春日部羽子板市”が開催されました。
85kmの道のりを高速道を使わず、車を飛ばして前橋市から約2時間。
正午に東武春日部駅近くのコンビニでP場確保し、駅なで散策しながら駅東口へ・・・。
東武鉄道春日部駅東口の前には幾つものテントが張られ「羽子板市」の赤い幟旗が立ち、大勢の羽子板客やヒヤカシ客で賑わっていました。
羽子板屋の相向かいには無料の茶店もあります。(お茶や海苔の格安販売中。)
羽子板屋さんのお店の内には所狭しと羽子板が・・・。(板に絵を描くのではなく、立体的な人形などを飾付けるのを押絵羽子板と言います。)
カラフルな羽子板を説明するのは日本美人風なお嬢さん。(多くの押絵羽子板がラップされ、光って写りました。)
遠慮しながら店内の押絵羽子板を撮影しました。
相対的には歌舞伎の役者ものが多かったです。
中央は白獅子、左は舞姿(45000円)、右が藤むすめ、などなど・・。
節句の雛人形と同じで、羽子板も顔が命とか・・・。
満開の桜と紅白の幕に艶やかな姿で見返るのは“道成寺”です。
男衆ものでは三番叟に火消しのめ組、右には歌舞伎の暫(しばらく)。
大型の押絵羽子板は迫力充分で見応えがあります。
左は弁慶、中央が揚巻と助六の二人立て、右は華麗な連獅子ですね。
流行りものの羽子板もありました。
今をときめくプロゴルファー・石川 遼選手。大金を稼いでニッコリと微笑んだアドレスの姿!
中央はNTVでお馴染みの“笑 点”の皆さん。似顔絵がお笑いの雰囲気を醸しています。
左はアニメ「らき☆すた」の柊姉妹でしょうか・・・。
これらの今もの羽子板は「世相羽子板」と呼ばれています。
下は安宅関で対決する富樫と弁慶の名場面!! 歌舞伎の名場面ものって素晴しい!
羽子板市では“浅草羽子板市”がつとに有名ですが、浅草羽子板市に出ている羽子板の約70パーセントがここ春日部からの品だとか・・・。
春日部の羽子板は戦災で浅草一帯が瓦礫と化し、戦中戦後に羽子板職人達が良質な桐材が手に入る春日部に移住したのが始まりと言います。
春日部市には羽子板だけでなく、見事な桐箪笥や桐箱などの桐製品も作られています。
手軽に見物できる春日部羽子板市の2008年の開催は12月21日~23日まで。
春日部駅東口前で便利ですので皆さんも羽子板を見に行って下さい。
春日部羽子板のHPは ⇒ ここクリック。
2008 12 27(土) 前橋市 最高気温8℃。
スキー場でドッキリ!!動画。
http://www.metacafe.com/watch/162964/insane_japanese_pranks/