ツトムさん家の写真日記。

写真いっぱいの楽しい日記です。(全面表示でご覧下さい)

第381回 栃木県栃木市 とちぎ秋祭り  蔵の街と巴波川。

2008-12-16 19:35:35 | 旅行

2008 11 15(土)

お隣の栃木県は栃木市の“とちぎ秋祭り”の見物。

前橋市から北関東自動車道を利用して一時間半で目的地の栃木市へ・・・。
市街地中心部にある“旧栃木町役場”の近くに路上駐車です。

とちぎ秋祭り”開催大通りまでの途中に水の澄んだ広いが流れていました。
その川岸で美しいお嬢様が記念撮影中でした。今日は11月15日の七五三の日ですが七歳にしては少々お歳が上そうですからお見合写真でしょうか?
 
川の対岸に大谷石をふんだんに使った旧横山家が建っています。(横山郷土館)
明治期に建てられた両袖切妻造りの珍しい建物、右半分で麻問屋、左半分は銀行業に使われました。
清流の名前は巴波川。トモハガワと読みそうですが、地元の人に聞いたら「うずまがわ」と教えてくれました。

巴波川に沿って江戸・明治期の建物が並んで見事な景観を呈しています。

巴波川小舟が浮かべられ、数人が並んで順番待ちの様子。
急いで小舟に行ってみます。

川端の幟旗には「蔵の街 遊覧舟運行中」の文字。
早速、遊覧舟に乗船しました。(祭期間中は料金500円 普段は300円)
 
川底が浅いので遊覧舟は平底船です。一艘に8名の舟客を乗せ下流へ向けて竿がさされます。
ほとんど揺れも無く、船頭さんの語る名調子「巴波川伝説」などの案内を聴きながらの舟遊び。

分ほどで下流の分水地に着いて折り返しになり上流へ・・・。
 
遊覧舟の乗客はほとんどがお祭り見物に来た観光客ですね、舟遊びを楽しんでいました。
往復10分の舟遊覧でしたが、500円は少し高いと感じながらの下船です。

巴波川遊覧舟乗り場の横に建つ蔵造りの「塚田歴史伝説館」に入ってみました。(国の有形文化財・入館料700円)
塚田家は江戸時代後期から材木を巴波川から利根川経由で江戸深川の木場へ運ぶ木材回漕問屋を営んで財をなしたそうです。
4000平方メートルの敷地に八棟の白壁土蔵が立並んだ豪商屋敷。
 
江戸時代からの古い建屋の中ではハイテクが駆使されて見る人を驚かせています。
三味線を爪弾きながら話をする婆さまや動くはまるで生きているようです。

塚田歴史伝説館の奥の土蔵では「巴波川悲話」(度重なる氾濫を鎮める人柱伝説)の人形劇があります。
こちらもリアルな全自動ハイテク人形が登場です。
 
人柱となった娘の霊魂がになって昇天しました。土蔵の天井を龍が泳ぎ廻ります。

別の白壁土蔵には塚田家が蒐集したお宝の展示コーナー。
現在はご禁制の象牙で作られた工芸品や古陶磁器なども眼を引いていました。
 
玉製品の上の半被(はっぴ)は材木問屋の荷運びに使われたものです。
この他にも「からくり人形山車」や「古今東西の銘木」「水琴窟」などもあり、面白くて勉強になる塚田歴史伝説館でした。

とちぎ秋祭り”が開催される「蔵の街大通り」を散策してみました。
この大通りは江戸時代に京都朝廷の勅使が日光東照宮へ毎年参向する道中となり、例幣使街道の栃木宿と呼ばれるようになりました。

蔵の街で町興しをしているだけの事はあります、大通り沿いに古びた土蔵造りの商店が立並んでいました。
 
江戸時代の建物と共に明治大正時代の建築物までも・・・。
それぞれの建物は今でも現役で商店(ひな人形店やまとや)として使用されています。
 
昔し荒物問屋を営んでいた黒壁見世蔵(店蔵)は“蔵の街観光館”に代わって、観光案内とお土産店として活躍中です。

三つの見事な黒壁土蔵は今から200年前に建てられたそうです。
現在は栃木市ゆかりの作家の作品を展示する「とちぎ蔵の街美術館」に変身。
 
蔵の街美術館のそばに建つのは白壁土蔵の丸三家具屋。
昔は塩蔵と米蔵だったそうです。内部の見学は自由。構造梁の重厚さに驚かされます。

蔵の街・栃木市(宿場)は日光街道例幣使街道の陸運と巴波川の水運による江戸との交易で大発展したそうです。明治初期には栃木市に栃木県庁が置かれる程の隆盛だったとか・・・。

横山郷土館を対岸に見る喫茶店で一休み。 


この後は“とちぎ秋祭り”の豪華な山車巡幸を見物に・・・。。

2008 12 16(火)  前橋市  最高気温12℃

定規機能付きコンドーム(いち物に自信がある方用)。




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