ツトムさん家の写真日記。

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第284回 新潟県十日町市 第59回 十日町雪まつり。 上巻。

2008-02-19 19:19:19 | 旅行

2008 02 16(土)

日帰りの格安バスツアー(舞茸弁当・伊勢海老・ズワイガニ・笹飴・チョコ柿の種・煎餅付き。5980円)で新潟越後の雪深い十日町市の雪祭り見物。
新潟の十日町と云えば、昨年の3月3日に浦佐の普光寺毘沙門堂裸押し合い祭りのついでに十日町市を訪ねた事がありました。

越後十日町市で行われる“十日町雪まつり”は今年で五十九回目を迎えるそうです。
バスガイド嬢の説明では十日町雪まつりが日本で最初に始めた雪祭りとのこと。
59回は“サッポロ雪祭り”と同じ回数ですが、最初の年は“十日町雪まつり”のほうが一週間早かったそうです。 やはり日本一と言うのは名誉なことなのですね。

関越自動車道を突っ走り、谷川岳直下のくぐる新三国トンネルを抜けると、そこは雪国であった。(何処かで聞いたようなセリフですね・・・。)

左右の山並みにスキー場を見ながら越後湯沢インターでバスは下りて小休止。
 
旅行社(タビックス)指定の「レストハウス越後」でお土産品の買い物タイムです。
その店でバスに積み込んだ「舞茸弁当」を頂きながら、バスは十日町市へ一般道をひた走り・・・。
国道17号線を北上し、南魚沼市六日町で左折して国道253号線に入った頃からが本降りとなってきました。
十日町とその隣接する津南町とが日本でも有数の豪雪地帯ですから雪は覚悟の上と強がりを云いながら・・・。

○○駅を11時40分に出発し、雪に煙る十日町市役所へ2時30分に到着。
防寒でコロコロと着込んだ上に雨合羽を被り、タヌキの様になってイザ十日町の街中へ・・・。
まずは、市役所の近くのイベント会場の“コミュニティ広場”を見物。
結構広い会場にはテント露店が沢山店を張っています。
新潟や十日町の名産品(米・地酒・へぎそば・山菜・笹だんご・・など。)を並べて観光客を呼び込んでいました。
試飲の利き酒で程よく体も温まってから見物の続行です。
 
コミュニティー広場の中央の大きな雪山には2基のスベリ台が造られ、子供達が喚声を上げながら滑っていました。

コミュニティー広場の後、街中を十日町駅方面へ・・・。
雪降る途中で和装の綺麗なお姉様にニアミスです。
  
よく夜目・遠目・傘の内と云いますが、傘の内でもハッキリ判る越後美人!!
こんな美人が沢山いるなら十日町に住んでもいいなぁ~って。
十日町雪まつり”のイベントに出場する方々でしょうかね?

十日町駅前商店街のあちらこちらに可愛い雪像が・・・。
鼠の子年なのでネズミに関したものが多いです。
 
雪のカマクラに入った雪ダルマには仄かに明かりが灯されていました。

雪空の下にJR十日町駅の駅舎がひっそりと見えてきました。
 
駅舎から見た雪に埋もれそうな駅前商店街です。

黄色いクチバシ赤い顔は“09年 冬季新潟国体”のシンボル“はばたけトッキッキ”です。 絶滅種の朱鷺をモチーフに創ったようですね。
“はばたけトッキッキ”の裏側の雪トンネルに入ってみました。
 
トンネルを抜けると「雪国」ならぬ“コシヒカリ米”小袋の有難いプレゼントです。

十日町駅舎には大太鼓が3鼓飾ってあります。
説明では太鼓の胴は十日町市内の諏訪神社の「祈り杉」(樹齢約450年)を用い、太鼓の撥(バチ)は「市の木」で作られた世界一の大きさとの事です。
雪があるの時には太鼓にソリを履かせて引き廻るそうです。
 
十日町駅の飯山線ホームに列車が観光客を乗せてタイムリーに入線してきました。
プラットホームは1m以上の積雪、どうやって下車するのでしょうか?

線路下の通路を潜り抜けて駅裏側へ出て見物です。
正面には大きなドラエモン雪像がにこやかにお出迎えです。
 
駅裏横の”はくぶつかん広場”にも沢山の雪像がありました。

ここでもネズミをテーマにした像が多かったです。
 
今日は本降雪なので、雪像の雪を除雪しないと直ぐに埋もれて判別が出来なくなってしまいます。

金賞の像は「大黒天より~平等~平和」と名付けられた大きな大黒天様
 
大黒天の膝頭にネズミがいるのが見えるでしょうか? ここでもネズミですね。

銀賞授与作品は「一寸法師」、針の櫂で辛うじて一寸法師と見てとれますが・・・。
 
来年の冬季新潟国体のマスコット“はばたけトッキッキ”も雪に埋もれて飛べそうもありません。 
豪雪地帯の雪祭りは除雪だけでも大変そうですね、雪国のご苦労が良く分かります。

次回は“第59回 十日町雪まつり”の雪像芸術です。

2008 02 19(火)記。    前橋市    最高気温10℃。   雨水(二十四節季)。