何故か?全て消えてしまいましたので復刻版です。
2005 09 10(金)
新潟県小千谷市の片貝町で開催された“浅原神社奉納片貝花火大会”。
世界一の大きさを誇る四尺玉花火が浅原神社裏手から打上げられるのです。
関越自動車道を走り、湯沢で温泉を楽しんでから新潟小千谷市の片貝へ・・・。
花火が奉納される浅原神社を先ずは参拝します。社殿に続く参道には露店が軒を並べ、お祭りムードいっぱいでした。
花火大会の本日は浅原神社拝殿まで参拝客の長い行列、お賽銭を納めて雨模様の回復を祈願します。
片貝の街中には奉納煙火番付一覧が張り出され、花火祭りのムードが盛り上がります。
これが世界一の四尺玉花火!! 直径120cm 重量420kg 製造所は片貝煙火工業。
四尺玉花火の断面見本、大小さまざまな星と呼ばれる種花火が詰められているのが良く判ります。
打ち上げ花火を発射する「打ち上げ筒」(煙火筒)、三尺・四尺の大きさに驚きました。
四尺玉を打上げる場合は筒を地中に埋め込み土嚢で覆い、筒の炸裂を防ぐそうです。
大人1人が楽に入れる大きさの四尺玉筒内部。
浅原神社から商店街に可愛らしい大八車山車が繰り出し、奉納花火の開始を知らせて廻ります。
小雨模様でビニールを掛けられた二尺・三尺・四尺の花火玉。
大きくても一般的な打上げ花火は一尺玉(尺玉)ですから、四尺玉の巨大さに眼を見張ります。
浅原神社周辺で打上げ花火を見ていると、真上で開くため首は疲れ、耳が痛くなるので、1000m程離れたバイパス道路で花火見物。
最後に打上げられる四尺玉まで、様々な形の花火が上げられ楽しめました。
夜の10時頃に、花火ファン待望の“四尺玉花火”の打ち上げです。
空一面を明るく照らす眩い光とズッシ~ンと体を震わす轟音が響き渡り、四尺玉の空中大開花!!
「百聞は一見に如かず」とはこの事でしょう・・・。
一生に一度は体験したほうが良い超豪華な四尺玉花火!!
数年前までは群馬県境町の利根川原でも打上げていましたが、近年はここ片貝だけだそうです。
片貝煙火の本田社長に話を聞いたところ、四尺玉の開花時には直径800mを超えるそうで、最低でも直径1kmの無人地域が打ち上げ許可の必須条件になるそうです。
四尺玉の打上げ費用は800万円程度で、星の数量で値段が違います。価格は交渉の余地有りとか・・・。
他所では見られない驚きの四尺玉花火!!
花火ファンならずとも是非お奨めしたい片貝花火祭りでした。
2011 03 22(火)復刻記。