キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

仙台の休日の思い出

2019年04月10日 | ☆記憶
ここ10年はブログのおかげで、いつごろ何をしたという記録が残っています。また、仕事で使っている手帳には予定が書き込まれているので、ブログに書いていないような些細なことも記録に残っていたりします。

でも20代の頃は、日記もつけず、手帳も残っておらず、記憶の空白期間です。
でもそんな中でもしっかり覚えている休日があるので、そのことを書いてみたいと思います。



当時、仙台に住んでいました。
仙台には友達もなく、長時間労働、休日出勤も当たり前で、仕事以外はほとんど寝て過ごす日々。自炊しようと思ってもスーパーの開いてる時間に帰れないし、そもそもそんな気力もなかったですね。アパートの台所も狭かったし。


そんな仙台暮らしも数か月がたったある夏の休日、気分が良かったのでしょうね。
やっと観光へ出かける気になりました。

まず、青葉城址へいきました。
仙台といえば誰もが行く場所ですが、未だ行ったことがありませんでした。

伊達政宗公の騎馬像を見て、城跡の資料館を見て、そのあと城内のプラネタリウムへ行きました。
プラネタリウムって、安い料金で楽しめるところが多くてイイですよね。

お昼ご飯に何を食べたのかは覚えていませんが、それから仙台一番の繁華街一番町へ移動。
仙台七夕などでも有名なところですが、ここにもほとんど来たことはありませんでした。
ぶらぶらウィンドーショッピングをして、どこかのお店で仕事にもつかえるハンドバッグを買いました。

当時から買い物がキライで苦手だった私にしては、快挙です。
よっぽど気分が良かったのでしょうね。

最後の締めくくりに映画を見ました。
当時ロードショーでやってたケビンコクナーの「ロビンフッド」でした。
ブライアンアダムスの歌った主題歌よかったですね。
映画は「ゴールデンラズベリー賞」(ダメ映画に贈られる賞)を受賞してましたけどね^^;



映画を観終わったらけっこう遅い時間になってたと思います。
ご飯は何を食べたのか覚えてないですが、帰宅したようです。

今なら何を食べるかはかなり重要な問題なのでしっかり覚えているのですが、当時はあまり食べることに興味がなくて「お腹すかなければ食べなくて済むのに・・・」と恨めしく思っていたのを覚えているほど、食に関心が低かったですね。



仙台に住んでいたのは、1年足らずの短い期間でしたが、仕事だけでほとんど遊んだ覚えがありません。
街で遊んだのはこの1回。
松島に食事に行ったのが1回。
宮城蔵王にスキーに行ったのが1回。
山形の「山寺」に行ったのが1回。

遊びに行った思い出がこのくらいしかいないのです。
あとは、カラオケとかパチンコとか。
なんてもったいない!


ブラック企業が問題になる平成の世でしたが、ブラックすぎると従業員は遊びに行く気力もない状態になってしまうのですよね。

そんな中でも、この一日だけは今でも覚えているほど鮮明でいい思い出です。
この日があるおかげなのか、私の仙台のイメージはとてもいいものとして残ってます。



コメントを投稿