キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

ジェレミー・ブレットのホームズを知らないなんて!

2012年08月25日 | ☆SHERLOCK祭
子供のころからのホームズ好きでした。
他にもいろんなものが好きですが、(このブログの一番下に好きなものを羅列しています)
一番長く好きでいるものは、間違いなくホームズ物語です。
そしてその好き具合は、人生のいろいろな段階で、底に沈んだり、水面すれすれだったり、空高く飛び上がったりしてます。



で、今日の話は何かと言うと、ジェレミーさんです。
いわずと知れた、グラナダTVのテレビドラマでシャーロックホームズを完璧なまでに演じきったと最高評価の俳優、ジェレミー・ブレットです。


このグラナダ版のテレビシリーズが日本で始まったのは1985年。
当時、私は寮生活をしていてテレビを見られませんでした。
(私がテレビを買うのはいろいろあって、結局10年後の1994年)
そんなわけで、不幸なことにこのグラナダ版のホームズはあまり見ていないのです。
両親は気に入っていたらしく、帰省時には録画を見たりできました。
印象は「すごいホームズだな~。セットも雰囲気も原作ぴったり」。
その当時私が見たことのあった映像化作品は、スピルバーグの映画「ヤング・シャーロック」とフロイトが出てくる「シャーロック・ホームズの素敵な挑戦(ニコラスメイヤー)」だけで、それと比べての感想ですが。


中学生のころにぼろぼろになるほど読み込んだホームズのムック本に「名探偵読本シャーロック・ホームズ」と言うのがあり、その表紙のイラストが当時の私のホームズ像でしたが、


↑これ

もっとシャープで、きれいな顔したホームズでした。
そして、すごく気取った動き。
話し方。(とはいっても当初は「山さん」の吹き替えしか見てなかったんですが)
ビクトリア時代のイギリスの風俗について無知なので、原作読んでもイメージが難しかった町並みや、登場人物の服装などもビジュアル化されて非常に興味を引かれるものでした。


2000年ごろにになってやっと、NHKの再放送をビデオに録りはじめ、20タイトルくらいは見たのですが、あれよあれよと言う間に時代はビデオからDVDになり、デッキも壊れて見られなくなってしまいました。


で、このSHERLOCK祭りに至るわけです。

シャーロック役のカンバーバッチ君の身のこなしなどが、ジェレミー版ホームズに近いな~とか思っていたら、やっぱり意識していたようですね。
そして、私がボーっとしている間に、世の中には「グラナダ版ホームズでホームズに出会った!」というカンバーバッチ君のような人々で占められ始めているのだということに気がついたのでした。
SHERLOCK関連のファンサイトを回っていてもそういう方が多いし、グラナダ版はこの21世紀の世の中では「正典~キャノン」なんですね。

俄然あせり始めました。

見なくては!
世の中から取り残される!
なんだか原作読んでなくてもグラナダ見てればオッケーっていう雰囲気すらありますよ。
そういう意味でも「キャノン」です。

まだ家にはDVDなどの再生装置がありませんので、しばらくはネットで字幕の無いのを見るしかありませんけど、ちょっとづつ見直して行くつもりです。
で、そのうちにハードを購入して、ソフトもそろえようと思います。
(全巻そろえたいものが増えてきた・・寅さん、コロンボ、グラナダ、SHERLOCK!)
ネット検索してもグラナダファンの方のサイトなども充実してますし、楽しみが増えました。

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