キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

恥ずかしい「ベルばら」

2015年11月20日 |   └─再燃!ベルばら
私が、マンガ「ベルサイユのばら」を知ったのは小学校6年生の頃だったか?
(小学生が読むには)大人っぽい漫画、という触れ込みで友達に教えてもらったんじゃなかったかな?

そして、ちゃんと最初から最後まで読んだのが中学1年の頃。多分最初は本屋さんで立ち読みして10冊読み切ったんじゃないかな。そして、ごたぶんにもれず、大はまりしてお小遣いをコツコツためては一冊ずつ当時出てた文庫版サイズを買い揃えていきました。

それまで少年漫画しか読んだことなかったこともあり、豪華絢爛さとドラマチックなストーリーにめまいするような、目がチカチカするような興奮を覚えていたんだと思います。

でも、なぜか恥ずかしかった。
ハマればハマるほど、ベルばらを好きな自分が恥ずかしく、友達とも語り合うことは少なかったような記憶があります。


なんだろう?あの、全編がポエムで彩られてる、登場人物がいちいち芝居がかって、「おお!」だの、「ああ!」だの叫びまくってるのが恥ずかしかったのかな。

アニメのベルばらのエンディングテーマの終わりに、志垣太郎アンドレが絶叫するところがありましたが、あれ、恥ずかしいですよね?後半気がついたらいつの間にか絶叫部分なくなってたけど、やっぱりスタッフ側にも恥ずかしくてたまらない人がいたんじゃなかろうか??あるいは、視聴者から恥ずかしくて耐えられないからカットしてくれとか要望があったのかな?

私も、一家にテレビは茶の間に一台だけ、というあの時代、お茶の間で家族もいるところであれを見ることに耐えられず、アニメ版は脱落してしまった経験あり。

そして、36年ぶりにNHKBSでやってる再放送~どうやらデジタルリマスターらしい~で、その面白さに衝撃を受けてるところなわけです。
それにしたって、やっぱり録画して、一人の時に見てるんですよね。

やっぱり恥ずかしいから。


このブログにも、初めてベルばらのこと書いたかもしれませんね。そのくらい、好きなことを隠しておきたい作品。

じゃ一人で誰もいない所なら恥ずかしくないかというと、そうでもなく。
漫画はこの夏の断捨離で処分しちゃったのでネットのレンタルで読み返したんですが、やっぱり、顔から火が出そうな恥ずかしい感じが伴います。この人たちなんでこんなに詩を語るのか…

あと、私は少女漫画によくある足が長すぎるプロポーションも、やめて~~と叫びたくなるほど、恥ずかしいです。


好きだけど恥ずかしいのはなんなのかな。
少女時代ならともかく、こんな大人になってまで引きずっているとはよっぽどですね。


思えば、ベルばら読みふけってた時期と、シャーロック・ホームズにハマりまくった時期ほとんど同じなんです。小説と漫画ということで共存できたらしい。で、シャーロック・ホームズを好きなのは全然恥ずかしくなかったので、聖地巡りとか割と早い段階でやってるんですが~つまりイギリスへ行った~フランスには未だに行けてないのです。だって恥ずかしいんだもん。

でも、ラジオのフランス語講座をこっそり(なぜ?)聴いたり、当時家にあった国語辞書でアンシャンレジーム
の部分を書き写したり、百科事典のルイ14世のところをむさぼり読んだりはこっそりしてましたね。

素直に好きと言えないので、ルイ16世と所へはいけなくて、太陽王ならベルばら好きがバレないだろうという、涙ぐましいカモフラージュ。

何やってたんでしょうね。







最近、アニメ版がきっかけで、ベルばらファンの方の作ってるサイトを発見し、読みふけってます。そこでは、ベルばら愛を隠さず語り合ってる人たちがいました。

そうですよね。
そういうふうにオープンに自分を開放したほうがオモシロイはず。
恥ずかしさを乗り越えて見れば30数年封印していた自意識に出会えそうな気がします。


オスカル気分で出張♪

2015年11月20日 |   └─再燃!ベルばら
変なタイトルつけちゃった。

今週ベルばらブーム到来中です。
少し原作漫画を読み返し(手元の本は処分しちゃったのでネットレンタル)、アニメの録画を見たり、ネットで見たり、カトリオーナマッコール主演の映画版をちらりと見たり、カルタを買ったり・・・。

そんな折、ちょっと難しい仕事で出張でした。

気が重くなるシチュエーションだったのですが、フランス衛兵隊にのりこむオスカル気分で行ってきました。
そういえば朝ドラのあさちゃんも、九州の炭鉱の男の世界に乗り込んでましたね。
この二つなかなか似たような感じですね。

でも私の乗り込んだのは「女の園」
私が子供のころからずっと苦手にしてきた「女ばかりの集団」です。

全然オスカルとは状況違うだろって?   気分ですよ、気分!


でも、「私はオスカル、近衛をやめて、フランス衛兵隊に転属したオスカル・・・ここは荒くれ者(?)の集団、腹を割って話をしよう」と自己暗示をかけていたのが功を奏し、仕事はおおむねうまくいきました。
ふふふ。最後には私の兵士たちも「隊長~~~!」って慕ってくれましたし。

(ほとんど妄想です)




で、衛兵隊と言えばお酒ですね。
一緒に呑んだお酒はこれ 「雪男」!!

ほんとは私一人で飲みました。
私の兵士たちは、「カシスなんちゃら」とか「生絞りなんちゃら」とかを飲んでたような気がします…


オスカルなら一緒に「カシスなんちゃら」を飲んだのかな?

次回までの課題です。



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