台湾シネマコレクションの最終日、
最終上映(でも明日から追加上映も決まったのでホントの最終ではありません)
の「ビバ!監督人生」(鈕承澤監督・主演)を見てきました。
平日だからなのか、ガラガラでした。
でも上映が始まると大声で笑う人が多くて、
さびしくは無かった。
公式サイトはココ
http://www.cinemart.co.jp/taiwan2008/
ホウシャオシェン監督の「風櫃の少年」や
王童監督の「バナナパラダイス」で、
俳優時代の鈕承澤に親しんでいたので、懐かしい感じ。
最近は、台湾アイドルドラマの監督として活躍されていたとは、
ちっとも知りませんでした。
数年前、台北のコンビニ前でお見かけした事あり。
(ビールを身体に振りかけてはいませんでしたが・・笑)
帰国日で空港へ行くバスを待ってるとき、目の前に停まった車から、
なんだか見た事ある人が下りてコンビニへ。
「あれ?知りあいだっけ?誰だっけ?」
と思い、一瞬声をかけそうになりましたが、
よく考えたら、鈕承澤さんでした。
声かけなくてよかった・・・。
さて、映画は・・・
面白かったです。
映画監督が主人公のお話で、
ほとんどの登場人物が、「自分自身の役で」登場します。
もちろん、監督も「鈕承澤」自身の役。
業界の話が多いのですが、ダメ人生ぶりがとても共感できるものでした。
しかも、同い年ですね~。
全然住んでる世界は違うのに、体験も違うのに、
共感できるのが、この監督の上手いところなのですね。
六本木で見たんですが、見終わって六本木の盛り場を一人歩いていたら、
なんだか爽快な気分になりました。
ごちゃごちゃしていて、あまり好きな街ではないのですけど、
この街の中で、きっと今夜も「心ならずも」の接待やら嬌宴(当て字)に
身を置く人がいるだろうな~なんて思って。
高級レストランで食事する人とか、はなやかなかっこで歩いている人とか、
この人たちも、同じようにダメダメな日々を送ってるのかも・・・
なんて思ったら、街行く人たちがいとおしくなったりして。
映画の中に、やたらとドラッグが登場します。
去年、台湾芸能界はドラッグスキャンダル多かったですね。
やはり本人の役で出てた俳優さんも、確か逮捕されていたのでは???
キワドイ話だな~。
おまけ
予告編で見た韓国映画で面白そうなのがありました。
日本語字幕が一切出てなくて、タイトルすらわかりませんが、
おじさん&若者がアマチュアバンドを組んで頑張る!みたいなカンジの映画とお見受けしました。
なんて言う映画?
近々上映?
何の情報もありません・・・。
検索しました。
「韓国映画 おじさん バンド」で。
わかりました。
これです。
http://www.cjent.co.kr/happylife/
「チュルゴウン インセン~楽しい生活」という映画だそうです。