goo blog サービス終了のお知らせ 

キカクブ日誌(アーカイブ版)

このブログは旧版です。
現在の新ブログはこちら!https://www.travel-life.blog/diary/

お客さんにとっての利益とは?

2005年12月07日 | ★シゴトの話
今日は有給休暇を取って仕事を休んでいます。
でも仕事のことを考えてる(ワーカホリックですね)


さて、前回『営業が会社の「利益」を意識しているか?』からの続きで、
今日は『顧客の利益とは?』というテーマについて考えてみたいと思います。

私たちの仕事は、一般の消費者相手ではなく、業者さん相手です。
消費者=ユーザーの利益とはまたちょっと違ったことを考える必要があります。

商材は化粧品です。
ユーザー相手なら、商品のよさ、イメージのよさ、価格などが問題でしょうが、
業者相手の場合、重要になるのはズバリ、

「その商品で儲けられるかどうか」

もちろん、ユーザー相手の場合と同じく、商品のよさも大切ですが、
よさそのものよりも、よさが伝えやすいかがより重要ですね。


そこで、営業の登場です。
営業の仕事は、その商品を「売る」ことですが、
その商品が、その先にも売れなければ、リピートが取れません。

リピートが取れないと、いつまで経っても安定売上が見込めず、
いつも新規!新規!の苦しい営業を強いられます。
新規獲得って、一部のごくごく優秀な営業を除いて、大変な仕事ですよね。

ラクに売上が上がる営業活動をするためには、
自分の顧客に儲けさせることができればいいのです。
業者相手の営業の面白いところもそこにあります。

具体的には、こんなことが実現したら顧客は喜んでくれるでしょう。

○儲かる商材を紹介してくれた。
○売れる商品、売り易い商品を紹介してくれた。
○商品の売り方を教えてくれて売上がアップした。
○自社の社員教育をしてくれて、売上がアップした。
○自社の販路に合った商材を選んでくれた。
○販路の開拓に貢献してくれた。
○販売上の問題点を解決してくれた(クレーム対応など)
○売れている商品の利幅を増やしてくれた(値引き)


「顧客の利益」=「目の前にある値引き」ではないということを
営業は肝に銘じる必要があると思います。

その値引きで、1回は買ってもらえるかもしれませんが、値引きしただけでは
その先に売れはしないのです。
売れなければ、リピートは取れません。
また、値引きは自分の会社にとって、ダイレクトな損失です。

値引きが有効なのは、顧客にとって、その商品の売り方に問題がなく、
もう既にバンバン売れている商品だという場合だけです。
そのときには、値引きによって利幅が増えて喜ばれるでしょう。
(でもこれは、かなり成熟した関係の場合に限られますね)

であれば、値引きに腐心するよりも、いかに「顧客の顧客に売れるか」に
考えをめぐらせた方がいいか、わかりますよね。


顧客の売上アップへの努力をする(値引きせずに売れる)
  ↓
顧客の売上アップ(感謝される)
  ↓
リピートがくる(もちろん値引きせずに売れる)

この流れができれば、営業はラクに売上をあげれらるようになるはずです。
ジリ貧になる営業には、この工夫への努力が足りない(あるいは能力がない)と思います。


昔、この仕事をはじめたころ、
「営業は足で稼げ」なんていわれたものでした。

でも、絶対違うと思います。

「営業は頭で稼げ」

なのだと思います。

つくづく営業はバカではできない仕事だと思います。
営業の皆さん、プライドをもって仕事しましょう。




ランキング参加中です。
↓↓↓クリックしていただけると嬉しいです。

にほんブログ村 美容ブログへ  

YOKOの好きなもの羅列

(順不同)地図、河岸段丘、保存樹木、宮本常一、縄文時代と日本の古代、文明開化と江戸時代、地方語、水曜どうでしょう、シャーロック・ホームズ、SHERLOCK(BBC)、陳昇、John Mellencamp、Kate Bush、イ・スンファン、カンサネ、1997年以前の香港映画、B級コメディー映画、SNL、The Blues Brothers、台湾、旅行の計画、イタリア、エステ、宮部みゆき、ショスタコーヴィチの交響曲5番、森川久美、のだめカンタービレ、くまモン
台湾旅行一覧 ただいま64回
海外旅行一覧 ただいま123回?