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キカクブ日誌(アーカイブ版)

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北関東へのプチ旅「岩宿人になろう」岩宿遺跡

2018年04月03日 | ☆旅行─国内旅行
タクシーで到着した岩宿遺跡。
まずは博物館の隣の広場でやっているはずの「岩宿ムラまつり」へ行きましょう。
春のイベントらしいのですよね。


地味な感じ。


こんな感じにいろいろなイベントが用意されていたのですが、基本的に子供たちが対象だったようです。そしてそろそろ終わりかけていました。

「火焔土器で作るつめりっこ」試食

というものに興味をひかれていたのですが、結局終わっていて「つめりっこ」の正体はわからずじまい。
その辺にいる人(大人はみんな貫頭衣みたいなの着てた)に尋ねてもよかったのですが、なぞのままにしておくのも悪くないかも。


古代の売店ではとちのみを使ったまんじゅうみたいなものなど販売してました。


縄文土器を焼いているコーナーもあり。


なかなか精巧につくられていました。
ここ、先土器時代の博物館では?
と思ったけど、縄文の遺跡もあるそうですね。

まつりはぐるりと眺めただけで、次は博物館へ。

屋外展示もありました。
これはウクライナの遺跡で見つかったらしい「マンモスの骨でできた住居」の復元だそうです。
ジャングルジム状態。これ、すごくいいですね!


博物館は入場300円です。
1階は企画展示。2階が常設展示です。


石器の展示


発掘の展示

など詳しくいろいろありました。
が、内容は高度で、観光客が軽い気持ちで行くとマンモスの骨格標本しか記憶に残らないかもしれません。順路の最初が、いきなり岩宿遺跡で最初に石器を見つけたアマチュア考古学者相沢氏の手紙(誰に宛てたのかもよくわからない)なのです。通すぎます。

「相沢さんって誰?」って状態の私だったので、いきなり第一段階から不合格ですよ。

展示についてるキャプションが難しい話ばかりだったので、係の方(学芸員さん?)にいろいろ質問をしたら、わかりやすく答えてくれました。相沢さんは戦後復員してきてそのあと納豆の行商をしながら、空いた時間で発掘していたアマチュア考古学者だったそうです。
へ~。関東ローム層がどういうものかもよくわかってなかったし、縄文時代と黒土、関東ローム層と火山の噴火と先土器時代という関係も全然わかってなかったので、解説していただけてありがたかったです。
博物館の中には関東ローム層の切断面の展示もあったのですが、その中に南九州の火山灰層があったのは驚きでした!関東地方でも10センチの厚みのある地層でした。

先土器時代(旧石器時代)=岩宿時代についてもう少し基礎知識を持ってから来るべき博物館でした。
これから勉強したいとおもいます。



雪かな?
と思ったら、昨夜ふった雹だそうです。
あたりじゅう日陰はまだ真っ白でした。こわい、雹。


博物館から少し歩いたところに、実際の発掘場所があります。
A地点、B地点。
A地点には「岩宿遺跡」の碑があり、B地点には「岩宿ドーム」といって、地層断面を保存展示してある施設があります。
ここでは、先土器時代の人々音暮らしなどをアニメにしてわかりやすく紹介してありました。
こちらはわかりやすかった。
無料で入れる施設です。

岩宿遺跡のあるところは「稲荷山」といって山頂にお稲荷さんがある小高い丘ですが、そのすそがぐるりとカタクリの群生地になっていました。ちょうど花の季節と言うので、見ていくことに。







かわいらしい花がびっしり咲いていました。
でも昨日の雹でずいぶん被害があったみたいです。残念。

まつり、博物館、遺跡、カタクリの花と岩宿を堪能したので、これからブラジルタウンへ行って、本日の姪インイベント「シュラスコ」食べ放題やりますよ!













北関東へのプチ旅「JR両毛線で岩宿へ」

2018年04月02日 | ☆旅行─国内旅行
コーヒーを飲みながら列車の時間を確認します。
岩宿方面へ行くにはJR足利駅から両毛線と言うのに乗ります。
1時間に1本のようです。
コーヒー屋さんでもちょっとゆっくりしたかったですが、乗り遅れないようにそそくさとおいとま。それでも滞在時間40分くらいはあったかな?

JR足利駅。
モカから徒歩5分。



駅前の案内地図見るのが好きです。
が、ここで足利とはサヨナラです。


足利駅のホーム、古レールが使われています。


両毛線は単線なので、ちょうど上りも下りも同時刻に出発のようでした。
都会育ちの夫は単線が珍しいみたいで、興味津々だったようです。

足利から桐生を通って岩宿へ。
こちらものんびりとした駅です。







ここから岩宿遺跡までは徒歩30分弱。
天気も良くて歩いても良かったですが、タクシーに乗りました。時間短縮。
タクシーはワンメーターで遺跡まで行けます。
運転手さんと昨夜の雹の話で盛り上がりました。どうも足利よりこちらの方がひどかったみたいです。

北関東へのプチ旅「モカ自家焙煎コーヒー店」

2018年04月01日 | ☆旅行─国内旅行
足利学校を卒業して、コーヒーを飲みに行きます。
近くに友人がおすすめしてくれた喫茶店があるらしいのです。
モカという古い喫茶店のようです。コーヒー豆の焙煎もしているらしい。
ホテルのコーヒーは不味かった(仕方ないですね)ので、ゆっくり美味しいコーヒー飲みたいな。

歩いてすぐのところにありました。
店構えは古い。
ぶらりと通りがかってたら、入らない感じのお店です(失礼!)
中を覗くと、もう満席に近かった。
でもちょうど帰るお客さんもいて入れ替わりでテーブル席に着くことができました。









お店の方の雰囲気が何とも言えず柔らかくていい。
こだわり店主のコワイ店かしら?なんて思いもすっと消えて、居心地良い。
コーヒーはお店の名前にもなってる「モカ」ブレンドと、ガテマラを頼みました。
そしてネットの口コミでも評判のホットケーキ。それにお店の方のおすすめのかぼちゃのチーズケーキ。







コーヒーはLサイズで出てきました。
これで430円!
一口飲んで、にんまり、にっこり。
すごくおいしい。

ガテマラもモカブレンドも美味しかった。
好み爽やかでフルーティーな香り。


ホットケーキ!懐かしい感じ。


かぼちゃのチーズケーキも素敵な美味しさ。


狭い店内ですが、焙煎の機械も置いてあり、このテーブルはきっと豆の選別をする場所のようです。


44周年だそうです。
記念のステッカーをいただきました。

そうそう、このお店、この雰囲気ですが「禁煙」です!
嬉しい。素敵。素敵!!
通いたい。


紹介記事
43年変わらない看板の文字「モカ」自家焙煎コーヒー店

北関東へのプチ旅「足利学校」

2018年03月31日 | ☆旅行─国内旅行

これから足利学校へ行きます。
足利学校ってなんだ?


入場券は「入学証」ですよ。
入ると、すぐに説明のビデオを見る仕組みです。
これはいいですね!


模型。


孔子像。


大正時代に建てられた図書館。この間まで現役の市の図書館だったそうです。
趣のある建物。


きょうだん門。



孔子の弟子「顔子」の子孫が戦前にこの地を訪れて、植樹したようですね。
すごい~~~。




大成殿


孔子坐像


小野篁座像


東郷平八郎お手植えの月桂樹。海軍関係者が植えた木がほかにもありましたが、すべて月桂樹でした。
何か意味があるのでしょうか?


孔子の教え「宥座の器」。少なくても、多くてもダメ。中庸こそが大事と教えるための道具。
上手くできています。



最近復元された「方丈」
もとは、ここは小学校だったそうです。足利学校を復元するために、小学校は移転したのだそう。


歴代徳川将軍の位牌。


写経ならぬ「写論語」などのコーナーもありました。漢字テストもあり。
時間がそれほどなかったので、パスしましたが、次回はチャレンジしてみたい。


方丈から庭の景色。


校長先生の居室。書院。


学生の部屋。
土壁で6畳一間です。
何人部屋だったのかな?


今日のメインは岩宿遺跡なので、足利学校は1時間程度で卒業しました。
駅前のメインストリートからよく見えます。


北関東へのプチ旅「足利まちなか遊学館」

2018年03月31日 | ☆旅行─国内旅行

朝食


ホテルの窓から


ロビー


足利まちなか遊学館
どっから見ても「元銀行」


銀行だ!。右手奥金庫があります。


足利銘仙にまつわる展示


これはすごい!「八丁撚糸機」
昭和50年代まで使われていた、撚糸マシーン。大きい!




足利イラストマップ



あ、これはコーヒー屋台「アラジン」さんだ。

外にもコーヒーショップがあり、そこでテイクアウトしてきた珈琲をここで飲めるようになっています。
観光に力入れてるのが伝わりますね。


すぐ近くに足利学校があります。


地図もキレイ。北が下になってるけど…

北関東へのプチ旅 東武特急「りょうもう号」

2018年03月30日 | ☆旅行─国内旅行
群馬のブラジルタウンにシュラスコを食べに行くことにしました。
シュラスコの前に「岩宿遺跡」に行ってみたいな、などと考えて、乗り換え案内を見ていたのですが、なんだか遠いんです。家から4時間くらいかかっちゃいそう・・・・。じゃあ、いっそのこと前の晩から出かけて現地の近くで一泊しようかな?
いつものお得意の「前のり」作戦です。今回は、足利市に泊まることにしました。


仕事を終え、いったん帰宅して荷物をもって出発。
北千住から、東武特急「りょうもう」号に乗ります。
鬼怒川に行ったとき以来です。



赤城ゆき。全席指定の有料特急です。


翌日のシュラスコ食べ放題に備えて、てづくり弁当で控えめな夕食。


デザートも持ってきました。

足利までは、家から2時間半くらい。

到着しました。


ココファームと言う、有名なワイナリーがあるらしい。
「農民ロッソ」のとこか!


森高千里の「渡良瀬橋」で有名ですね。


渡良瀬川を徒歩で渡って足利の中心へ。東武の足利市駅からJRの足利駅までは徒歩15分くらいかかります。
雷がゴロゴロしてて怖かった(そしてそのあとなんと雹も降りました!!!)


JR両毛線。
単線だ!
今夜は足利のホテルに泊まります。


小泉城跡@群馬県大泉町

2017年08月16日 | ☆旅行─国内旅行
群馬県邑楽郡へ来ました。
ブラジルタウンとして知られる大泉町。
ここはもともとは小泉町といったそうで、「小泉城」というお城があります。
大川村と小泉町の合併で「大泉町」となったらしい。


行ってみました。



ちゃんと水のはった堀があります。
亀が泳いでいました。
ほんとに平地にある平城で、天守も作られなかったそうです。



1400年代、結城氏の反乱が鎮圧されて(あ、これ今読んでる中公新書「応仁の乱」に出てきたなー)そのときに、ここへ逃れた一派が、いろいろあって城を作ったのが始まりらしい。そして、結城氏から名前を変えた富岡氏が城主として治めていたらしいが、最終的には北条氏の支城として、小田原攻めの際に敗北、廃城となったそう。
その後のことがよくわかりませんが、こんな風に、お堀も残っているんだし、江戸時代も何かに使われていたはずですよね?
何処かに詳しく書いたものあるんでしょうけどね。「のぼうの城」で有名な忍城も近いですヨ。

今は桜の木がたくさん植えられ、春は花見でにぎわうそうです。

赤岩の渡し〜埼玉と群馬を結ぶ利根川渡し船

2017年08月15日 | ☆旅行─国内旅行
深谷の櫛挽開拓地を見たあと、利根川を渡って群馬に入ります。
その前に、途中妻沼というところでかき氷タイム!日本有数の暑さを誇る熊谷が力を入れている創作かき氷「雪くま」をたべます。

連れてきてもらったのは「妻沼聖天山」門前にある和菓子やさん兼甘味処「さわた」
風情のある建物です。
この門前は古い建物が残ってて、雰囲気あります。





実はこの日、びっくりするくらいずずしかったんですが、意地になってかき氷食べました。でも美味しかった!


そして、妻沼から国道407号を行き、刀水橋で利根川を渡って群馬県に入りました。車中の話題に多摩川の渡し船の話が出てきたところで、地元に住むNさんから「この辺に渡し船あるんですよ行ってみます?」と提案あり、行ってみます。
今も渡し船があるんだ!!






利用者は車に乗らない高齢者や通学に使う高校生なんかが主だそうです。
渡し賃は無料!!
県道の一部ということらしく、「遊覧船ではありません」と書いてあります。


見ていたらちょうどグループ利用者がやってきて、出航してました。
乗客は盛んに写真とってたから、やはり観光客だろうと思いましたけど。




この赤岩はまでは、利根川の水深が深く、大型の船が上ってこれたようで、江戸時代から明治のはじめ頃までは江戸と結ぶ水運の要だったそうです。ここから小さめの船に荷を移して運んでいったそう。更に、富岡製糸場ができてからは、ここまで小舟で運んだ生糸を、大きな船に移して東京湾、横浜港まで運んだらしい。更に鉄道が開通したあとも、ここまでは船で運んできたようです。
重要な湊だったんですね。


今は、橋をかけてくれ!運動してるみたいです。
モータリゼーションです。
車社会ですが、朝夕の橋のところの渋滞が問題らしいですね。


戦後の開拓地ー埼玉県深谷市櫛挽

2017年08月14日 | ☆旅行─国内旅行
グーグルマップを眺めるのが趣味のワタシ、ある日の昼休み、お弁当食べながら眺めていて、気になる場所を発見。

ここです。
埼玉県深谷市櫛引というらしい。



防風林と思われる木々が規則的に並ぶ区画、新しく開発された土地なのは間違いないだろうけど、どんなところなのか?
調べてみると、耕作に向かない土地ということで、戦前まで周りの村々の共同入会地〜薪を刈ったりする場所〜とされて原野のまま残されてたようです。それが戦時中、陸軍の弾薬工場が疎開してきて、原野の中に350棟ほどの建物が建てられたんだそうです。
その後、昭和21年から、引揚者などを対象にした戦後開拓地として、開墾が始まったのだとか。
航空写真で見た防風林は、赤城おろしを防ぐためのものだったようです。
埼玉県の利根川から近いところで、交通の便も良さそうなのに、近代までほったらかしにされてきたことから見ても、よっぽど厄介な土地なんでしょうね。


で、お盆休みに熊谷の方まで行ったので、足を伸ばしてみました。
(Nさん、変な趣味に付き合っていただきありがとうございました。)


防風林


ちょうど畑は、端境のようで何も植わってなかった。


畑の中にポツンと残る、戦時中の工場建物。これはコンクリート作りだから残ってるけど、多くは木造だったと思われます。開拓はじめの頃は、開拓小屋として使ったのかもしれませんね。今に至るまで残してあるのは何故なんでしょうね。土地の人に聞いてみたいと思いました。


開拓地の中心にある記念碑。
これが建っている場所は、農協と地区の集会場がありました。


戻ってきて調べたら、NHKの小さな旅という番組で2014年にこの場所を紹介していました。オンデマンドで見られたので購入してみてみました。防風林は幅27メートル、原野に生えていた木々をそのまま残して作ったものだったようです。畑に残っていたのは「弾薬庫」だったようです。







足利の屋台カフェ「アラジン」

2016年09月12日 | ☆旅行─国内旅行
大ファンのゴジダツジさんのブログの最新エントリーが「足利学校」でした。なので、私も「足利」ネタを。こんなにシンクロさせたら、付き合ってる疑惑が湧いたりしないかしら?・・・うふふ(スミマせん!ゴジさん!失礼しました。もう言いません。許してください!!)


足利市には知る人ぞ知る(というか北関東ではかなり有名?)屋台のカフェがあります。
「屋台のコーヒー屋さんがあるんですよ~。行ってみませんか?」
とお誘いを受けて、友人に連れて行ったもらったのですが、

屋台のカフェ?
なんだろう??


ショッピングセンターとか、公園とかにある販売スタンドみたいなもののことかな~
なんてイメージしてたのですが、微妙に?いや、大きく違いました。

 


道ばたです!

リヤカーです!

場所は足利市民会館の前です。
リヤカーのスタンドには「足利学校」の本が置いてありました。(むりやりゴジさんのブログに近づける!)
きけばもう40年以上営業している老舗なんだとか。
今の店主さんのお父様の代から、同じ場所で営業し続けているそうです。
各種雑誌にもたくさん紹介されていて、テレビの取材なんかもあるそうです。
店主さんが「これにも載ってるよ~」などといって、何冊も見せてくれました。

メニューはコーヒー¥400 のみ!
これが、私の好みにとても合う美味しいコーヒーでした。

 

バイク好きの店主さん、いろいろお話してくれます。
足利の観光情報も教えてくれました。
ああ、でも足利ではもう時間がありません。
コーヒーを飲んだだけで、時間切れ~~。
残念です。

営業は夕方から深夜まで。
荒天休業とのことで、ツイッターで営業しているかの確認ができます。
twitter.com/arajin_jiro3

日本のブラジルへ~ブラジルタウン群馬県大泉町

2016年08月30日 | ☆旅行─国内旅行
リオオリンピックも終わり、これからパラリンピックですね。でも、そんなに中継とかないんだろうなあ。

8月の最後の日曜日、行ってきました。日本のブラジルへ。
向かうのは群馬県邑楽郡大泉町。
住民の1割がブラジル人というブラジルタウンです。先日、「新日本風土記」というNHKの番組で取り上げられていましたね。戦時中の戦闘機工場、戦後の米軍基地、そして民間工場時代と、ブラジルからの出稼ぎを受け入れてきた平成の歴史。とても興味深い内容でした。

土地に歴史あり。

さて、その大泉町ですが、東京から電車で2時間くらい。群馬県ですが、埼玉、栃木とも接している県境の町です。

午後2時頃大泉町へ入り、まず向かったのはブラジル料理のレストラン。
ブラジル料理と言えばシュラスコ!が真っ先に思いつきますが、最近はそこまで肉を食べられなさそうなので、シャラスコ食べ放題はやめて「ブラジル家庭料理」の店を選びました。
行ったのはここ

レストランブラジル

TEL:0276-62-0994
〒370-0517 群馬県邑楽郡大泉町西小泉5-5-3
(月~金)11:00~15:00(LO)&17:30~22:00(LO)
(土・日・祝)12:00~22:00(LO) 定休日:水曜日



シンプルな「食堂」といった店構え。外観からしてブラジルカラーです。
「孤独のグルメ」に出てきたそうですよ。全然知りませんでした。
メニューかなり豊富。ランチタイムはお得なものも沢山あります。でも今日はせっかくなので、ランチとかには目もくれず、食べたいものをアラカルトで頼みますよ。
食べたいものは決まってます。

豆と肉の煮込み「フェイジョアーダ」!! この料理、遥か昔の大学時代、ブラジル人の先生が自宅に招待してくれて、奥様の手料理で食べたことがあるんです。あれ以来食べる機会なくて、ずっと食べたいな〜って思っていました。何をかくそう、わたくし大学の卒論のテーマ「ブラジル」だったんですよ。ブラジルのこと大して知らないけど…。


フェイジョアーダは外せないとして、お肉も少しは食べたい。ということでこんな感じのオーダーに。

◆フェイジョアーダ 1030円


◆ムケッカ(海鮮をトマトとココナッツで煮込んだもの)とってもおいしかった~。1330円


◆お肉「エスペトンデポカーニャ」300g 1460円


◆ケールの炒め物 180円


◆飲み物 店内に置いてあった葡語新聞


これにご飯を頼んで、おかずをごはんにかけて食べます。
なんて親しみわく食べ方でしょう。
このお店は大泉で最初にできたブラジル料理店とのことですが、どれを食べてもとても美味しかった。

もっと食べたいけど、お腹いっぱい!!


次はブラジルスーパーへ。
タカラスーパー


構えからしてブラジルの主張!




こういうお店以前浜松で行ったことあります。


このスーパーにもシュラスコ食べられるブラジル料理屋さんが併設されていました。ロデイオグリル。
品ぞろえが日本のスーパーとは違っていて楽しい!外国気分が味わえます。特にお肉コーナーがすごかった。日曜のせいか、精肉コーナーはパックされているものもあるのだけど、その場で大きな塊から切り分けてもらってる人々多数。ポルトガル語しか聞こえませんでしたが、もちろん日本語通じるそうです。

更にパンコーナーもその場で焼いているようで、焼き立てが並んでいましたが、行ったときにはすっかり穿けてしまってて、お客さんの一人が「もう今日はパンないの?」と片言の日本語でたずねていました。店員さんが「今焼いてるから5時ごろ焼きあがります」って説明してた。人気なんですね。

同行の友人がスーパーの近所のパン屋さんでパンを買ってきてくれました。
袋を見ると、TOMIというお店でした。
ポンデケージョ(チーズ味のモチモチしたパン)とフランス(?)パンでした。東京に戻る前に駅のベンチで食べましたがとってもおいしかった。

ポンデケージョはスーパーにミックスが何種類も売ってました。発酵のいらないパンということで、手間はあまりないらしい。買えばよかったな~、でもオーブンがない・・・。


短い滞在でしたが、ブラジルタウン楽しみました。
また食べに行きたい!
また行きます。

「湾生」岡部茂氏講演会@高崎

2015年09月24日 | ☆旅行─国内旅行



群馬県の高崎に行ってきました。
高速や新幹線ではよく通過している高崎ですが、降り立つのは初めて。
目的は、中央公民館で開催される講演会です。


岡部茂という台湾生まれの方の講演です。
何と御年97歳!
台湾で生まれ育ち、台北で印刷業を営み、戦後日本人が引き上げる際には台湾当局にその印刷技術のため「留用」されて台湾にしばしとどまったご経験のある岡部さん。貴重なお話を伺うことができました。

 ※「湾生(わんせい)」というのは、戦前日本領だった台湾で生まれ育った日本人のことです。


インタビュー記事(nippon.com)
故郷は台湾——「湾生」・岡部茂さんを訪ねて

97歳というご高齢ながら、記憶はもちろん、言葉も耳もはっきりとしていらっしゃって、「あやかりたい」と思いました。
7人兄弟の4番目だそうですが、上には3人のお姉さまがいらっしゃって、それぞれ100歳を超えてもお元気なんだそう!
素晴らしい。あやかりたい・・・。


さて、講演会。

これは、「台湾悠遊倶楽部」という群馬で台湾を理解する活動をされている方たちが主催されたようです。(日本李登輝友の会群馬県支部主催という情報もあり。おそらく同じメンバーで運営されてるんでしょう。私の推測ですが)

講演会に事前申し込みをしたら、高崎駅に迎えにきてくださるという親切さ。
講演会の始まるずいぶん前に迎えが来たのですが、公民館前のファミレスで下してくれまして、どうぞここでランチしてください。ってことのようです。

同じ車に乗った方は私のほかに3人。
いったいどんな方がいらしてるんでしょうと興味津々。
一緒にファミレスでテーブルを囲みます。
お互いに自己紹介をして、なぜこの講演会に参加したのかという話をしました。
自然と話も弾みます。

お一人は、岡部さんと同じ「湾生」で、80歳の横浜の方。
岡部さんと同じ小学校出身で、同窓会などで交流されてるとか。
この同窓会は毎年開催されていて、数年おきに台湾出も開催しているのだそうです。
台湾の方々も歓迎して下さるそうで、講演の中で歴代の台北市長さんとの集合写真なども見せていただきました。
陳水扁、馬英九、ともに台北市長を経て台湾総統になった方々です。
スゴイ・・・

お一人はたまたまチラシを見て参加したという太田の女性。
とても知的探究心が旺盛でパワフルな方でした。

そしてもう一人は埼玉から来たという学者さん。
李登輝友の会のメンバーだとのこと。

まるっきりバラバラなところから集まった4人。
和気あいあいと食事して会場に向かいました。


入場も無料だったのに、ペットボトルのお茶をいただきました。
どこから予算が出てたんでしょうね?
聞きそびれましたが、ありがとうございました。


受付をすませ、中に入ると数十名の方が集まっていました。
私はなるべく集中して話が聞けるようにと思って、前方の真ん中あたりに座りました。
隣の方と少しお話したのですが、講師の岡部さんの弟さんとその娘さんでした。
末の弟さんという話で、講演の中で家族写真が出てくると
「あのかごに入ってるのが私だよ」などと横から解説も入り、楽しくお話が聞けました。

そして私の後ろは、一緒にランチさせていただいた方をはじめ「湾生」チームで皆さん80を超えていらっしゃるのに、とてもお元気で、その方々のお話も聞いていたいと思いました。





講演は、岡部さんのご両親の世代の話からはじまりました。
なぜ台湾に渡ることになったのか、「自分史」の観点からもとても興味深く、貴重なお話だと感じました。
そしてご自分の子どもの頃、大人になってからかかわった印刷業の話。
戦争の話、軍隊の話、そして台北の大空襲の話。
戦後留用の話、そして引き揚げの話。
講演の内容は、上のリンクにあるインタビュー記事の内容と重複するところも多かったのですが、なんといっても直接お話が聞けたのが感動でした。


語り口はとても穏やかで、知的で、何時までもお話を聞いていたいと思わせるお人柄でした。
それと、岡部さんの台湾、台湾の人々へのまなざしの温かなこと。
いや台湾だけでなく、当時の日本人、台湾人、全くわけへだてのない感覚で、そのバランス感覚というか、自由な視点はまさに「国際人」というのはこういう方のことを言うんだろうなぁと思いました。

戦前の台湾や中国、朝鮮半島などを語るときに、ともすると当時の日本人の優越意識がそのまま言葉に出てしまう人がいて、それを今の感覚で聴く私は残念に思うことがあります。その人が差別主義者だとかそういうことではなく、当時のことを語るときに、当時の価値観がそのままでてしまうだけなんだろうと好意的に解釈するようにしています。(そうしないとフェアでないと思うので)
更に世代が下ってくると、今度は「日本は朝鮮半島を、台湾を植民地にした。なんとも申し訳ないことだ。」ということで、贖罪意識ばかりが目立つ方もいたりします。どちらも私にとっては居心地が悪いのです。


でも岡部さんのお話は、そういうことを全く感じさせず、かといって台湾時代を単に美化するわけでもなく、淡々と話されていました。

失礼を承知で書くと、岡部さんが戦後引き上げてきてからもずっと台湾と交流を続けて来られたのがその感覚が形成された一因になっているのではないかと思いますが、やはりそれ以上にそのお人柄が素晴らしいのだと感じました。


質疑応答で出席者から質問がいくつかありました。どの質問にも丁寧に答えて下さったのですが(私の質問にも!)

印象的だったのは、最後の朝日新聞の記者からの質問、「これからの日本と台湾の関係はどういうものになっていったら良いとお考えですか?」への答えです。


日台関係の質問だったのに、岡部さんは朝鮮半島のことを一番先に話されました。
朝鮮半島の人々が互いに仲良くなることをまず望むと。
そして日本も台湾も、中国、朝鮮半島の人々もみな漢字を使う文化だから、それでお互いに分かり合えるはずだと思うとおっしゃっていて、それを「漢字共栄圏」と表現されていました。

「漢字共栄圏」は、いまのヨーロッパが「EU」として実現したように、どこに行くのも皆自由で、今の北朝鮮にも拉致された家族の方が自由にいくことができるようになったらいい。そうなれば、軍備も必要がなくなる。そういう風になったらいいと思う。と話されていました。


これも、難しい問題を抱えるこの東アジアの情勢に対しての一つの理想だと感じました。

私もそうですが、台湾を好きな日本人は台湾と日本の関係がよくなることを望んでいます。「これからの日台関係」というと、「これからもお互いの理解を進めて仲良く・・・」なんて単純に言いがちですが、台湾と日本だけでは話が済まないのですね。

そこには二つの中国の問題が常にあり、台湾独立だとか、いや統一だとか、中国の脅威が云々などなど、国の枠組みを外れて考えるのが現実問題は難しいのです。この講演会の主催が「李登輝友の会」ですが、台湾にかかわるとき、政治的なイデオロギー論議に巻き込まれてしまうことも多いのです。

これは私の勝手な想像ですが、岡部さんは戦後自分の故郷台湾と交流を重ねていく中で、いろんな政治的な立場の違う人たちとかかわっていらっしゃったんだろうと思います。そんな中でどんな立場の人々にも配慮の効いた答えを出していらっしゃるんじゃないかなと思いました。



岡部さんの隣はお孫さんです。
おじい様たちの話を幼い頃から聞いて育ち、台湾原住民に関心を持つようになって、いまも足しげく台湾に通っているとの話でした。「今年はもう4回も台湾へ行ってるんですよ」と、紹介する岡部さん、うれしそうでした。



個人的にもいっぱいい話を伺いたいと思いましたが、送迎時間の関係で泣く泣く会場を後にしました。
帰りも同じメンバーで駅まで行きました。送迎してくれた方に「ランチでもこのメンバーで話が盛り上がったんですよ~」と話しましたら、そういう効果も狙って、ファミレスに行ったとの話でした。

で、列車を待つ間また駅でもビールを飲みながら参加者の方と話をしました。
これもおもしろい出会いでした。






当日の講演会を取材した朝日新聞の記事があります。

群馬)台湾大空襲、悲惨だった 前橋の97歳が講演


※この記事とても恣意的に書かれています。
 当日の講演の様子を伝えていません。
 私は記者のすぐ後ろで聞いていましたが、なんであの講演がこういう記事になってしまうのか、理解に苦しみます。これがねつ造報道の朝日の姿勢、体質なのでしょうか?こんな小さな講演会の内容ひとつ正しく伝えられないのか。
がっかりです。

これについては、改めて記事を書くつもりです。

高原の恵み

2015年08月19日 | ☆旅行─国内旅行
帰宅してから数日間は高原野菜を満喫しました。
やっぱりとれたての新鮮野菜は美味しい。



サラダ第一弾


サラダ第二弾


サラダ第三弾


とうもろこし!!


高原の恵みを満喫しました。



今年の夏は特別暑かったので高原の涼しさが身に染みました。
来年も行きたいなぁ。
東京から近いところなら、交通費も時間もそんなにかからないし検討の価値ありそうです。

3泊4日くらいで、車がないから歩きでいろいろ間に合いそうな軽井沢辺りのペンションとか民宿とかはどうだろう。
おそらく一人で行くことになるから、ドミトリーなんかでもいいかも。

東京が暑い盛りに、高原でさんぽしたり絵をかいたり本を読んだりするだけで、特に何もせずにのんびり過ごしたい。

避暑地へ 三日目の2

2015年08月18日 | ☆旅行─国内旅行
百合園からの帰りに道の駅
みたいなところに寄ってお茶して、少しだけお土産など見て、特急列車の始発駅の「万座・鹿沢口駅」へ送ってもらいました。
たのしかった避暑地滞在も終盤です。




旅の駅 レイクサイドショッピングプラザ。
プリンスホテルが経営してるらしい。
印象的な建物ですね。


お土産にもろきゅう用のお味噌を買いました。
300円。



すごく平べったい麺も売ってた。
どうやって食べるのかな?


嬬恋キャベツの漬物も。
美味しそうだったけど、野菜を買い込みすぎて肩に食い込むので断念。


くまモンがこんなところにも!
どこにいたかというと、「万座・鹿沢口駅」の待合室。
ちゃんと駅の掲示許可のスタンプも押してありました。
おそらく何かのイベントでくまモンが同地を訪れたことでもあったんでしょうね。
でもなかなかシュールな掲示物だと思いました。






さて、特急草津に乗り込みます。


来るときはかなりの混雑だったのに、上りはガラガラです。
土曜だし、まだ皆さん帰らないのですね。
うらやましいなぁ・・・

それでも渋川あたりからはレジャー帰りの人々がどんどん乗り込んできて、さわやかな高原の空気で満たされていたはずの車内も、たちまち汗臭くなりました(笑)

7時ごろ家に帰りつき、さっそく買ってきた野菜で晩御飯です。
ちょうど地元で花火大会が開催されたので、トウモロコシをゆでてそれを持ってマンションの屋上に上がります。
花火は遠くに見えるだけですが、自宅で見えるのは気楽でいいものですね。



とうもろこし!



避暑地へ 三日目の1

2015年08月17日 | ☆旅行─国内旅行


三日目にしてようやく爽やかに晴れました。寝ているのがもったいなくて朝から一人散歩。


気持ちいい!


朝ごはん。


お土産にする野菜を買いにまた直売所に連れて行ってもらいました。

ものすごい行列でした。


これだけ買って1500円。
ちゃんと写ってないけどとうもろこしは5本あります。

持って帰れるのかな?


私の後ろにもたちまち長い列が!!

直売所なのにレジが3つありました。
野菜を買ったあとは、観光へ。

嬬恋村のゆり園に向かいます。
途中はキャベツ畑が広がります。



今日のお昼はコンビニおにぎり。
群馬県のコンビニにはぐんまちゃん焼きが!


ゆり園はスキー場でした。夏の間はゲレンデに花を植えて観光客に見せるということみたい。
リストに乗って上まで上がります。



実は8月のはじめに雹が降ってゆりがかなり被害を受け、入園料も割引になってました。
(通常片道リフト付きだと1500円のところが500円に)
実際ゆりはあまり咲いてませんでした。


ゆり園、頑張って撮影。







ゆりはあんまり咲いてなかったけど、山の上からのパノラマは素晴らしかったです。

嬬恋・鹿沢ゆり園
帰京してホームページを見てみたら、今年は8/16までで閉園したとのこと。
ぎりぎりでした。

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