おてんとうさんのつぶやき & 月の光の思案 + 入道雲の笑み

〔特定〕行政書士/知的財産管理技能士/国家試験塾講師等が生業の巷の一介の素浪人の日常

手遅れ ?

2021-07-02 | ◆ マンション管理業務  《 全般 》

 

 

 

 

サイワイにも ? 

単棟型

複合用途型

団地型

※ 単棟型 団地型 といっても いわゆるリゾート地にあるので
  とかリゾート目的なので というようなことで
  リゾートマンション などといわれたり
  現役? とか 表現に気をつけなければいけませんが延命・終末
  を待つ建物設備群を抱えている とか 姿をどのように変えて
  建物・敷地を活用するのが良いのか・それが可能なのか とか
  ソレゾレの課題を持つものなど あるわけなのですが
  分類に規準があるわけではないので 一応の呼び名などで示し
  ながら 少々記させていただきます

いずれのタイプのマンションにも関わらせていただき それぞれの

主な問題の特徴にも接するチャンスを得ました
〔マンション暮らしでのトラブル類発生など 無いのがベターなのは
 当然 ですが〕

 

実務上の経験からですが それは不注意というものだろう と ナゼ

予知 
というか 不都合な情況の発生を想定できなかったのか ?と 

リスク管理はどのようになされていたのか と 意外に思える例として

 

「緑に囲まれたマンション」などという類の売り文句で登場していた

10棟を越える団地敷地における 中木・低木 だったものの予想外

の成長の速さによる根の蔓延による地表部・地中部施設への障碍

率直に言って 現実にそうした状況下にあるということ発覚の時点では 

場合によっては対処自体が可能なのか どれほどの費用額(伐採・想像

以上に強固にはびこる根群の早急除去費等)となってしまうのか・・・

とても心配ということ であったり

 

 

 

リゾートマンションにおいては なんといっても 管理不全(出納・

会計・設備維持・総会開催 いずれにおいても問題頻発 等々)

なにしろ 組合員の半数は現地に住んでおらず 貸すことさえせず

(というか借り手がいないのか そうしたマネージメント知識が無

さすぎるのか ?)放置して 専有部がどのような情況になってし

まっているのかも定かでないようなこともあり 当然のように ? 

滞納者が増加(この数年一度も使っていないのだから管理費等納め

る必要無しだ などと 特に専有部共有者のなかには 自分は管理

人付き建物の賃借り人なのだ とさえ思っている者がいたりする)

一番の心配事は 周囲の家屋群への倒壊のことだった

なにしろ 修繕費は ホボ ゼロ

信じられないような情況での相談依頼であったりする(抽象化している

つもりですが 守秘義務などあり 記すことは このレベルで止めます)

 

 

 

店舗・事務所階(多くは下の階)プラス住居部を持つ複合用途型と

いわれるものにおいての主な悩みは ヤハリ ? 目的のチガイに

よる管理運営上の考え方の差異の調整の困難さ

そもそも集客効率にエネルギーを注ぐ部門と おおよそは閑静さを

望む人たちの共存を目指さなければならない定めがあるのだから・・

加えて 住居部以外の専有部の分類も大型のところでは特に所有権者

の性格(とにもかくにも集客重視 か 福祉関連施設も含むのでバリ

アフリー等重要視したいか マンション誕生の経緯からの特殊事情

があっての公共団体類も絡む事務所など集合している場合などでは議

決権数以上の影響力・発言力をもってしまっているとか 部門別の常

設的な諮問機関の多さから 一案件を総会議案にまとめ送り届けるま

でに実質重複するような会議が 執行部の諮問に答えて役に立ってい

るどころか阻害しているようなものだ とか)もイロイロであること

だったり

 

 

以上 総括的にいえることは

広い意味でのリスク管理(予知管理)が 乏しすぎる というか 無さ

過ぎ というか

良い方向を目指すとはいっても 手遅れ としか言いようのないことだってあ

るのだ ということ

 

どうして 大木の枝払いのとき 日除けになるからホドホドの伐採で可とする

か 賛成派・反対派 がいたりしたのに 地下の根の事は問題にならなかった

のだろう(情況は掴んでいても 放っておいたのか ? 契約造園植栽専門業者

どの意見 とか 管理会社からの何らかの提案など 築後それなりの年数を経

ているのになかったのか ? それとも関係議案を無視続けたのか そうだと

したらナゼなのか ? 管理会社にも必要とされる予知の力が乏しすぎたのか?)

 

 

どうして あれほどの財務状況になるまで お粗末な滞納金対策のみで済ませて

きてしまったのだろう 何年後には財務状況がどうなってしまうか 一人として

役員・組合員内予知者もおらず 税理士などが関与していたらしいが契約資格

者も不干渉 ?を貫き(それなりの報酬を受け続けながら)を決め込んだのだろ

うか・・・

不思議すぎるリゾートマンション管理としか 言いようがなかった

 

 

さほど多いとはいえない店舗数なのだけれど 各種事務所があれほど多いマン

ションなのだから 部門別会議とかというあたりにテコ入れを早い段階からして

おけば 無用な既得権など増えることなく 総会までのスケジュール調整に毎年

悩むことなどなかったかもしれないのに 調整しようとしても そのステップを

踏むことさえ 自身への相談を決断するまで一歩も踏み出せなかったのだろうか? 

 

 

 

当然のことですが

管理会社は あくまで契約当事者たる事業者(所有権者である組合員との決定的な

差異)なので 原則 というか いつでも 撤退できるものだ ということ

(情況により 契約違反賠償などがあったとしても 契約当事者の位置から逃れる

 こと自体は フリーです)

〔モットモ 管理に関わっていても 肝心なことでも 余計なことかな ?
 と 言うべきことも言わないで済ましている というか 自身にも
 なんらかの負担になりそうなことは 提案をためらうことも多い?のでは
 と考えられます・・管理会社もソレゾレの個性をもっているといえそう
 ですから・・・実際 サマザマ ですね モチロン 当職の印象ですが〕

 

とうようなことで おおよそのことは 自己責任 です

マンション組合員の資産管理は アタリマエですが 各自が最終判断者 です

ものごとには 手遅れ という言葉を使わざるを得ないこともあります

 

「残念ですが 対処の手遅れ というか無策が現状にいたった最大の原因 です」

言われる側も せつない でしょうが 言う者も 無念さを覚えることが

あったりします 

 

『せめて 2年前くらいに相談していただけていたら・・・

 ここまで紛れること 避け得たはずです』

無策にもほどというものがあるはず と 無念さを 口に出したかったこと 数度

あります

 

 

「いやな予感はあったのですが・・・誰も それを 総会などで表明する者が

 いませんでした 私も その一人ですが・・・・無念です」

 などということになりませんように

 管理運営のこと

 心配・気になること・悩み まず 自身の心をまとめ 知人の組合員に話し

 てみて

 同士を 徐々にでも 一人でも多くに広げて そうして 役員にも

 提示してみて 働きかけて見て 場合によっては 議案提案したり
 <念のため 規約・細則に議題提案権/議案提案権/議案通知請求権の類の
  ことが在るか否か確認してみることも必要かもしれません
  そういう条項が用意されていることがあるかも?しれませんので>・・

 そうしたことの まず 一歩を踏み出してみて・・・

 

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