昭和のマロ

昭和に生きた世代の経験談、最近の世相への感想などを綴る。

三鷹通信(92)三鷹三田会新入会員懇親会

2014-10-12 04:19:23 | 三鷹通信
 昨日、三鷹三田会に新しく入会した方との懇親会が、宮崎地鶏の<車>で行われた。
 
 三鷹にこんな洒落たレストランがあることを知らなかった。

 新人会員6名を囲んでこんなに集まった。
 
 三鷹三田会はいろいろな分科会が盛んなんです。
 
 おいしい宮崎地鶏を味わいながら、お酒を酌み交わし、和気藹々と談笑した。

 今年はなかなかユニークな新入会員をお迎えした。
 ボクの隣に座った方は、テニスを通じて子どもたちにマナーを教える活動を行っている。
 
 
 
 退職後趣味のテニスを活かして、未来を託すこどもたちのために意義ある社会生活をしているのだ。まさにクールジャパンだね。

 奥さま同伴で参加されたのだが、奥さまは女優さん!
 11月22日(土)新宿武蔵野館で舞台挨拶もされるそうだ。
 
 たのしそうな映画ですね。
 
 立川から参加されたN先輩は囲碁の日本棋院のサポーターとして活躍されている。
 
 ボクは吉原由香里棋士のお祝いごとに呼んでいただいたことがある。
 来週刊行の<週刊・碁>に寄稿されているという。

 さて、わが麻雀分科会のPRもさせていただきました。
 
 毎月1回大会をやっていますが、先月48名を集めて、200回目の記念大会を行いました。登録メンバー60人を超え、常時50名近くが大会を楽しんでいます。
 終わった後は表彰式、懇親会を楽しみます。
 最高齢92歳、70歳を超える人が多い。指を使い、頭を使い、血の巡りが活発になる長寿をもたらすゲームです。

 健康にいいという点では<そば打ちの会>も負けていません。自分で打った健康食品おそばを堪能するのです。
 

 ハイキング部会もなかなかのものですよ。
 
「大菩薩峠に行ったそうですが、シニアにはきつくないですか?」と問いかけがあったが、「最近ではKさんに合わせて企画していますから・・・」だって。

 あたらしく<カラオケ部会>立ち上げの提案がありました。
 
 歌を歌うことは、のどのためにもよく、誤嚥防止になるし、歌手は長生きだし。
 提案者は井の頭公園の歌姫<あさみちあき>のサポターもしているみたい。
 
 毎月井の頭公園でサポーターとの和気藹々の掛け合いで彼女のコンサートが開かれているそうだ。

 いずれにしても、我々の関心は<健康><楽しく><長寿>でした。

 


 
 


なるほど!と思う日々(307)中村修二氏、ノーベル賞<社長の度量>

2014-10-09 05:05:12 | なるほどと思う日々
 <三人の日本人がノーベル物理学賞受賞>のニュースが大きな反響を呼んでいる。
 そのうちの一人、中村修二氏の経歴に着目した。
 
 
 彼は徳島の大学を卒業して、京セラ(面接官は稲盛和夫氏だったそうだ)を受験、合格したが、家庭の事情で地元の日亜化学工業に入社する。
 度量の広い創業社長の小川信夫氏に目をつけられ、英語の成績がよかったので、アメリカにも留学、3億円の開発資金を与えられ、青色発光ダイオードの開発に専念。
 会議にも電話にも出ないサラリーマンとしては異例の待遇だった。
 そしてついに世界で初めて、窒化カリウムによる高輝度発色ダイオードを開発した。
 新しい社長の下で、その待遇に関し訴訟問題を起してニュースになったのを覚えている。

 比較するのもおこがましいが、思わずボクの人生と重ね合わせてしまった。
 大学を卒業したが、右足が棒状のボクには厳しい就職環境だったが、幸い特別なコネで日本電電公社の幹部候補を募集する本社採用を受験。採用条件はクリアしたが、身体条件で幹部採用ではなく、東京営業所採用となる。
 不本意だったので断り、別なコネでロシア貿易専門商社に入社。
 しかし、これも三年ほどで伊藤忠商事の傘下に組み込まれることを知り、希望を失っていた時、大学時代家庭教師をしていた縁で、機械工具商の社長から声をかけられて移籍する。

 この度量ある社長の温情で、その後のボクの人生が導かれた。
 入社当時、異質のボクは社長以外すべての社員から総スカンだった。
 営業部に配属されたが、営業には出かけず、外国の商品の調査ばかりしていた。
 しかし、社長はボクがいずれは役に立つと思っていたのか、鷹揚に見過ごしてくれていた。
 たまたま、当時世界で初めて開発したスロアウエータイプの超硬切削工具<コロマント>を引っ提げてスエーデンのサンドビックが日本へ進出してきた。
 
 ボクはその担当に任命され、ボクの会社での存在価値が生まれた。

 在庫商品のコンピュータ管理に着手、ルート販売を拡充、社長に随行して世界の一流国を見聞する機会にも恵まれ、当時最先端のカタログ販売に目をつけ、カタログ発行の資金も与えられた。
 

 中村修二氏は日亜化学の先代社長、小川信夫氏なくしてはノーベル賞はなかったと述べていらっしゃるが、機械工具専門商社の先代社長小川一郎氏なくしては今日のボクはなかった。
 今のボクには中村氏のような栄光はないが、このニュースに接して、度量ある先代社長への感謝の気持ちが蘇ってきた。
 
 朝日新聞から木村伊量社長名で詫び状が、タオルとともに届けられた。
 
 <朝日新聞への購読料返還集団訴訟>の旗揚げ式がこの25日にあるそうだ。

 ボクは朝日新聞のモニターになったことがある。
 当時、「日本も核武装を!」という論議があった。
 中国から高官が来日して「日本は核三原則を守るのでしょうね」と述べたという記事が朝日新聞に載っていた。
 たまたま、モニターが集まった場で、時の外岡編集長にボクは言った。
「お前のところには言われたくない!とマスコミ代表として反論してほしかった」
 編集長は頷いていたが何もコメントはなかった。
 ボクは<時の権力を批判するのが新聞社の役目>という考え方に反論するつもりはないが、そのときこうも言った。
「朝日は国益に根ざしていないのがちょっとおかしい」
 朝日には愛着があるから、訴訟に加わるつもりはない。
 しかし、木村社長名で、編集長を代えて報道姿勢を再構築すると言っているが、うわべだけを取り繕う言葉に説得力はない。
 編集長だけの問題ではないだろう。
 徹底的な再構築を期待したいが・・・。


 

エッセイ(224)レロレロ姫の警告・出版スケジュール

2014-10-07 03:38:22 | エッセイ
 難病を抱えて生まれた主人公が、10歳になった時、東日本大震災発祥を機に変身して「自然の摂理に反する身勝手な行動をとる人類」に警告を発する、宇宙の生死を司る暗黒星雲からの使者の物語<レロレロ姫の警告>は、当初この秋には出版の予定でしたがずいぶん遅れています。
 
 
 (何か、北朝鮮の拉致調査みたい?)
 この出版にご賛同を頂き、カンパまでいただいた皆さまに深くお詫び申し上げます。
 
 本を世に出すということは、いろいろな課題を克服しなければならないことを知りました。
 エッセイ(218)で中間報告いたしましたが、不適切な表現がないか? 他人の権利を侵害していないかなど、いろいろとチェックを受けました。
 このブログでは気楽に使用させていただいている、くまモン、アンパンマン、名探偵コナンなどは商標登録されているので、商用一般刊行物には無断で使用できません。
 やむなく割愛せざるを得ませんでした。
   

 しかし、デズニ―ランドのみならず、東京スカイツリーも対象になっているとは。
 
 
 デズニ―ランドはともかく、東京スカイツリーは本作品では省くわけにはいきません。
 東京スカイツリーの社長様にこういった内容で使用させていただきたい、とお手紙を差し上げました。
 幸いに秘書の方からお電話をいただき、「問題ありません」と言っていただいてホッとしました。

 今、最終段階、カバーと帯の作成に入っています。
 出版社の手持ちの図柄では、適当なものがなく、プロに頼むには資金もないので、キャラクターのイラストは小生の不細工な自作で間に合わせることになりました。
 はたしてどんなふうに仕上がるのか不安です。
 今、人類が自らの不条理な行動に気づき、正しく行動しなければ地球は救えない、という思いを特に若者に伝えたいという一心で出版します。

 こうしていろいろ紆余曲折ありましたが、ようやく最終刊行スケジュールが昨日、出版社から知らされましたので下記報告申し上げます。

 *今週中にカバー、帯が出来上がる。
 *贈呈本の送付予定:11月末
 *宣伝用チラシの完成予定:12月末
 *出版社の販促:出版社の営業部が書店に出向いて、提携書店が決定するのが12月末。
         他、毎日新聞への広告など、正式刊行は来年1月となる。

 というわけで、さらにその際は販促のご協力もと、心苦しいかぎりです。
 よろしくお願いいたします。    昭和のマロ拝

エッセイ(223)半世紀を超えるお付き合い

2014-10-05 04:29:33 | エッセイ
 50年以上前、大学を卒業した下宿仲間と毎年夫婦連れで会っていたが、この数年、二人の仲間を亡くしてから久しく会っていなかった。
 それが昨日銀座三笠會舘の<秦淮春>で三組が久しぶりに会った。
 
 ゆったりとした雰囲気の中、美味しい揚州料理を楽しみながら歓談した。

 一人は現役お医者様夫婦。
 旦那は大病院で今なお忙しく勤務。
 
 しかし、週2回は好きなゴルフを欠かさない。
 愛車は昔からジャガーだが、今はスポーツタイプに乗っている。
 

 奥さまはアメリカで習得したビーズ創作に今も励み、合い間にはエッセイなどもものにする。
 

 二人目は会社社長様夫婦。
 中小企業ながら、半世紀にわたって高生産・高賃金の力強い経営と実質無借金の健全財務内容を誇っている会社の社長様だ。

 
 奥さまはコーラス活動に勤しみ、ソロを受け持たれる才媛だ。
 

 さて、今だ現役で活躍する二人に比べて、かく言う小生は今や家庭内粗大ごみと化し、無為妄想に耽る日々を送っている。
 
 連れ合いはボランティア活動に勤しむも最近、孫の世話でずっこけ、尾てい骨を痛める。
  
 一時快復に向かったが、調子に乗って動きすぎて、ふたたび歩行困難に陥り、今日は残念ながら不参加となった。

 お医者の奥さまも転んで股関節を痛めて、2か月ほど痛みが取れなかった経験があると言う。ところが、医者にかからずに治したそうだ。
 この方はお医者さんの奥さまのくせに病院へはめったなことではいかないそうだ。
 さらに旦那が検診の仕事をされているのに、彼女自身は検診やドックにはいっさい行かないという。
 ボクも退職以来、検診は無料であっても行ったことはない。
 高血圧や前立腺がんの恐れもあったが、病院へも行っていない。
 これは「本来医者は、患者が自己免疫力で病気を治せるように指導すべきだ」という彼の本音に基づいてるもので、奥さまもボクも検診を受けないことに彼も異を挟むことはなかった。


 経営者様の持ってきた<銀座百店>に、彼の友人のドイツ文学者池内紀氏の話が載っていた。
 
 
「ぼくは山登りが好きなんですが、山道は岩があったり、へこみがあったり、でこぼこなんだけど、とっさに判断するのは頭じゃなくて足なんです。<危ないッ>と思ったら足がパッと動く。そのときに体がバランスを崩すと手がスッとなにかをつかむ。手と足に知性があって、頭はあんまり役に立たないんです」

 お医者様の奥さまが段差に足をふみはずして転んだとき、一緒に歩いていた旦那はとんとんと足が反応してころばなかったそうです。
 彼は<早足で歩く>ことを勧めているそうだ。
 

 ふたりに圧倒されっぱなしのボクは健康法として毎日のシャワーをお勧めしました。
 
 最初お湯で、そして冷水を頭のてっぺんから足の先まで、特にリンパ節のあるところ狙って。冬でも! 刺激で血の巡りをよくしようと。
 お医者様の反論はなかった。
 そして最後に、今日買ってきたアル・ゴア<未来を語る>を紹介しました。
 
 帯に<今行動しなければこの地球は救えない>とある。
 これこそ、ボクが無為妄想の中でまとめ上げ、出版しようとしている<レロレロ姫の警告>で未来を担う若者たちに伝えたいことなのだ!
 

 

有名人(55)女の魅力(33)高畑充希

2014-10-04 04:27:11 | 女の魅力
 <高畑充希>
 
 かわいくもとっぽいイメージだった。
 初めてお目にかかったのは朝ドラ<ごちそうさん>の希子役。
 
 そして<軍師官兵衛>の黒田長政の妻役。
 

 しかし、あさイチプレミアムトークの彼女にイメージはがらりと変えられた!
 
 お酒をたしなむとのことだが、何と飲み相手は大女優、大竹しのぶとキムラ緑子。
 
「どりさんは暴走するタイプで、しのぶさんと私は冷静」なのだそうだ。 
 
 清楚でナイーブに見られがちだが、なんとコテコテの関西人。
 <小さなおじさん>と呼ばれているそうだ。
 小学生低学年にして舞台女優になることを決意、中学生でミュージカル女優デビューを果たす。
 その間、10回以上もオーデションに落ちるも、本人はいつかは受かると意に介していなかったという、子どもの時から大物の素質はあったようだ。

 今や歌でもデビューし、絵の才能もあるようだ。
 
 

 今、<奇跡の人>の舞台で主役ヘレンケラーを熱演している。
 

 イメージからは計り知れない深みを感じた。

 昨日、香港繁華街の占拠行動に反対する住民とデモ隊が激突。
 
 学生代表は「組織的な攻撃」と非難、対話を棚上げにした。
 いよいよ、力と力の対決に持ち込まれたか!

なるほど!と思う日々(306)独裁化を強める習近平

2014-10-01 05:59:34 | なるほどと思う日々
 <1国2制度>として中国の支配下にある香港の金融街を含む中心街で、執政長官の選挙制度の民主化を求める20万人の大衆行動が続いている。
 
 一方、中国建国65周年の祝賀会で、習近平国家主席は<1国2制度>を貫徹すると述べ、さらに台湾にも言及し、「祖国の完全統一の実現が国内外の中国人共通の願い」と強調した。
 
 

 The Economist Spt,26th,2014によれば、カリスマ的専制君主であった毛沢東を悪しき前例として、その後中国共産党は集団指導体制をとるようになった。
 しかるに、習近平はこのところこのルールをないがしろにして、権力集中を進める指導者になる恐れが出てきたと報じている。
 つまり大衆の人気取り政策を実行し、習近平のライバルになる恐れが高まった重慶市書記、薄熙来を排除し、最近では<虎退治>と称して、周永康前常務委員など腐敗分子の摘発を行っている。
 
 

 一般受けを狙ったものだが、実態は、役人どもは嵐の過ぎるのを首を縮めて待っているに過ぎない。
 だいたい共産党独裁体制に汚職はつきものであり、役人どもは一般大衆のためより我が身かわいさの保身と蓄財に専念することが生きがいになっている。
 そんな組織に未来はない。
 <ソ連の崩壊>がいいお手本である。

 最近、中国人の韓国や日本への観光客が急増している。
 その一般大衆の率直な感想がインターネットにたくさんUPされている。
 中にこんなのがあった。
 
 要するに、中国内で言われている評価と現実は違うことを目の当たりにした率直な感想だ。
 我々一般大衆の誠実な行動が、いずれは独裁体制に支配された一般大衆を動かすことになるだろう。