マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

蕨市消防本部:日本機械工業はしご車

2016-09-12 00:21:00 | バス・トラック
蕨市消防本部:日本機械工業はしご車



ピンポイントなネタですが、蕨市消防本部に所属するはしご車です。




いきなりですが、2008年(平成20年)5月に発売された、トミーテックトラックコレクション第4弾の日本機械工業艤装のスカイアクションラダー(はしご車)です。
写真は第4弾のシークレットで、ノーマルとは塗装が違っています。
車体には特に何の表記もなかったので、ただのシークレットGET!としていたのですが、翌々調べてみますと、なんと私の地元、蕨市消防本部に所属するはしご車であることが判りました。



平成22年4月29日 蕨市消防本部 はしご車 L1(はしご1)

情報を知ったところでこれは記録しなくてはと思い、消防署まで出掛けてみました。
ただ、たまにここの前を通り掛かっても、出庫していなかったりって多いんですね。特にこの区間は渋滞するところですので、あまり通りたくないんです。この時は別の用事で通り掛かり、たまたま居たので撮ることができましたが、残念ながら定位置に居て全体を撮ることが出来ません。




実物の写真が撮れたとなると、当然、その再現性を検証してみたくなります。

ナンバープレートはそのまま再現されています。
帯の位置、角度は実車とは違ってますね。むしろ実車よりも模型の方がバランスが良いように思いますが、実車に勝るものはありませんから・・・。
細かい点ですが、消防署のマークがあからさまに違います。なぜここまで違うものを表現してしまったのでしょうか?
大きい点では、サイドに「蕨市消防本部」を入れるスペースを残しておきながら、何故か全く表現されていません。反対に、正面に「蕨L1」を実車どおりに表現してありますので、扱いに疑問を感じてしまいます。
また、ラダー裏にマスコットキャラであるワラビーくんが表現されていないのも残念です。



平成28年8月21日

平成28年度蕨市総合防災演習において、やっと全体の写真を撮れる機会に恵まれました。
ここではしご操作の点検をしていたので、当然出番があると思っていたのですが、何故か表舞台には出てくる機会なく、この写真を撮った後にいつの間にかいなくなってしまいました。
現着した時点で撮っていれば足も出していたり、操縦席に隊員も乗っていたので、大変臨場感のある写真が撮れていたんですが、残念です。

また記録する機会があれば追加掲載いたします。



785系:「スーパーホワイトアロー」(登場当初)

2016-09-08 21:10:00 | 国鉄・JR特急列車
785系:「スーパーホワイトアロー」(登場当初)


昭和50年7月18日ダイヤ改正において、道内初の電車特急「いしかり」が485系1500番代を使用して運転が開始されました。
「いしかり」の運転区間は札幌~旭川間となっていましたが、昭和55年10月1日、千歳線・室蘭本線の白石~室蘭間の電化開業に合わせ、旭川~室蘭間を直通する特急「ライラック」へと発展していきます。その際、先行して誕生していた北海道の専用形式である781系900番代と量産車に形式も変更され、485系1500番代は北海道から撤退しています。

昭和61年11月1日改正では、更なる利便性向上のために増便が実施され、速達タイプ特急列車が誕生します。この列車に付いた愛称が「ホワイトアロー」でした。なお、781系はすべてが6両編成で誕生しましたが、本数増に対応するため4両編成化され、不足する先頭車は中間車の先頭化改造により賄われました。

そして、平成2年9月1日ダイヤ改正において、更にスピードアップを実現するために785系が導入され、愛称を「スーパーホワイトアロー」としてデビューすることになりました。



平成2年9月8日 豊幌~上幌向間にて 785系「スーパーホワイトアロー」

自分のクルマで渡道した際に撮影したもの。目的はED76500番代牽引の客車列車でしたが、合間に撮影することができたものです。

運転開始当初は4両の基本編成と2両増結編成があり、4両又は6両編成で運転されていました。写真は4+2両の6両編成となっています。また、登場当初は着雪防止のための導風器が設置されておらず、非常にすっきりした表情です。

その後、Uシート500番代の追加製造、新千歳空港へ直通運転などの変遷をたどりますが、平成19年10月1日に改正において789系「スーパーカムイ」へと移行し、781系「ホワイトアロー」及び785系「スーパーホワイトアロー」とも消滅することになりました。



115系湘南色終焉:上越線

2016-09-04 21:57:00 | 国鉄・JR普通列車
115系湘南色終焉:上越線


平成28年8月、高崎地区に211系短編成車が導入されることになり、107系や115系オリジナル車が置き換えられることになりました。
元々211系(1000・3000番代)は小山区や新前橋区に配置されていたので、上野口の211系が整理された時は真っ先に高崎地区の115系を淘汰するものとばかり思っていましたが、予想に反して中央東線・長野地区を中心に置き換えが実施され、新潟地区には新車のE129系を投入するという、全く想像の付かない動きとなっていました。

高崎地区の115系は上野口用の運用と、両毛線・上越線・信越本線並びに吾妻線用のローカル運用があります。ローカル運用は、上野口が0番代や300番代が中心に対し、昭和50年代前半頃まで使用されていた旧型国電を置き換えにより新製された1000番代が中心となっています。



平成20年8月22日 渋川駅にて



平成23年5月3日 群馬総社~八木原間にて



平成20年8月2日 水上駅にて

子供が生まれてからは殆ど撮影に遠出することも無くなり、上越線の115系もあまり撮っていませんでした。
いつ頃からか良く知りませんが、115系の運用は水上駅で分断されており、高崎~水上間には新潟色は無く、湘南色しか見ることが出来ませんでした。



昭和61年8月1日 津久田~岩本間にて

上越線の70系乗り入れがなくなったのは昭和51年くらいでしょうか?残念ながら70系新潟色は実物を見たことはありません
上野口が4両編成を基本としていましたが、旧型国電を置き換えた115系はクモハ+モハ+クハの3両編成が基本で、単独または×2の6両編成で運転されました。
この写真を見ると前3両と後3両の色調が明らかに違っており、既に検査を迎えて上越線に馴染みきっていることを物語ります。



平成2年8月26日 非冷房車6連

旧型国電を置き換えた115系1000番代は、当時の国鉄の財政状況から新製冷房とはされず、すべて冷房準備車となっていました。※上野口運用車は新製冷房車として竣工。



平成2年8月26日 冷房車3連

上の写真と同日ですが、既に冷房改造された3連となっています。JRになり、サービス向上も視野に入って来たことと思いますが、全国的にも冷房車が一般的になってきたため、施工せざる得なくなった時代に入って来た頃でもありました。
この写真を撮って頃は、まだ初代新潟色の115系が水上を越えて高崎まで運用されており、バラエティー感はありました。

しかし、115系ばかりの上越線は魅力も薄く、これらの写真もすべてD51やEF55を撮るための練習ショットでしかありませんでした。