マル鉄・鉄道写真館

鉄道・バス・航空機・はたらくクルマなど、乗り物全般の歴史をご紹介しています。

引退 京成電鉄:3300形

2015-02-15 15:30:00 | 私鉄(大手)
京成電鉄:3300形


京成3300形は、昭和43年に登場した通勤型電車で、車両の近代化により徐々にその数を減らして細々と運用されていましたが、最後に残った2編成が平成27年2月28日のさよなら運転を持って運用を外れることになりました。

過去ログで数々の3300形をご紹介しておりますが、最後に、更新塗装の3300形の写真をまとめます。
後記として、過去の京成電鉄通勤車の記事リンクを貼っておきます。



平成21年10月11日 津田沼電留線にて 3333



平成21年10月11日 津田沼電留線にて 3344



平成21年10月11日 津田沼電留線にて 3348

青電編成を探しに行った際、津田沼で撮影したもの。京成津田沼にを訪れたのは昭和55年以来でした。



平成22年11月9日 京成金町~柴又間にて 3341


平成22年11月9日 京成金町~柴又間にて 3348


平成22年11月9日 京成金町駅にて 3320

外回りの仕事でJR金町駅に来ましたので、時間調整で撮影。





平成24年1月16日 京成金町駅にて 3348



平成24年1月16日 柴又駅にて 3337



平成24年1月16日 京成高砂~柴又間にて 3337





平成24年1月16日 京成高砂

こちらも現場回りの際に撮影したもの。現場は京成高砂だったのですが、帝釈天に寄り道してみました。この日は赤電復活塗装と、こち亀のラッピング塗装車に当たりました。

私から見た京成電車というのは、やはり3100~3300形の赤電そのものですが、私鉄の写真を撮り始めた高校時代の車両たちも、残党と言えるのは東武8000系とこの京成3300形くらいしか見当たらないですね。
そんな思い出の車両もいよいよ引退となり、残るは北総鉄道へのリース車両だけになってしまいました。

関連リンク
引退 京成電鉄:3312 ファイアーレッド編成
引退 京成電鉄:3356 青電編成
京成電鉄:赤電3300形 今昔
京成電鉄:赤電3200形(非冷房時代)
京成電鉄:赤電3100形(非冷房時代)
京成電鉄:行商専用列車
京成電鉄:青電2100形・210形
新京成電鉄:吊り掛け式電車 モハ204

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681系・683系:特急「はくたか」

2015-02-14 16:03:00 | 国鉄・JR特急列車
681系683系特急「はくたか」


昭和40年10月ダイヤ改正において誕生した特急「はくたか」は、その姿、経路を変えながら東京と北陸を結んできました。
上越新幹線の開業で一旦は姿を消しましたが、北越急行線の開業をもって北陸への新しいアプローチと再び登場し、在来線では異例の狭軌160km/h運転を行うスーパー特急として走り続けてきました。

平成27年3月、北陸新幹線の金沢開業に伴い、その役割を終えることになりました。
今まであまり遭遇したことは無かったのですが、今般の撮影で枚数が溜まりましたので、681系・683系「はくたか」の最後の姿をまとめておきます。



平成20年4月22日 金沢駅にて 683系 「はくたか」

新性能化されて初めての北陸でしたが、この時は金沢以西に行ってしまったため、「はくたか」はこの1枚だけでした。





平成23年5月4日 直江津駅にて

583系「きたぐに」を撮影するために信越本線内に行った際、帰路に立ち寄った直江津駅。
駐車場で「妙高」の写真を撮っていると、ちょうど上り「はくたか」が到着しました。
混結編成に驚いたものですが、日常的に「当たり前」であることは知りませんでした。









平成27年1月23日 越後湯沢駅にて 681系 「はくたか4号」

北陸新幹線開業前最後の姿を撮るため、初めてほくほく線経由で「はくたか」に乗車しました。
乗った車両は自由席車、クモハ681-2501でした。



平成27年1月23日 黒部~生地間にて 「はくたか9号」



平成27年1月23日 倶利伽羅~津幡間にて 「はくたか10号」



平成27年1月23日 倶利伽羅~津幡間にて 「はくたか19号」





平成27年1月23日 金沢駅にて 「はくたか23号」



平成27年1月24日 小杉~呉羽間にて 681系 「はくたか13号」



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 681系 「はくたか17号」



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 681系 「はくたか10号」 



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 683系 「はくたか12号」

今回の撮影ではかなり枚数を撮りましたが、残念ながら統一された編成では運用されていなかったようで、最後の1枚だけ683系のホール赤でした。しかし、アングルの関係から全編成が構図にされていないので、ちょっと残念でした。

長年親しまれてきた「はくたか」の名称は、北陸新幹線の各停タイプとして引き継がれることになりました。
在来線「はくたか」の廃止とともに、高規格線路で「はくたか」の俊足を支えてきたほくほく線が、ローカル然とした鉄道になってしまうこと。非常に勿体無く感じます。

関連リンク

485系:特急「はくたか」(昭和53年10月改正前)
489系:特急「はくたか」(昭和53年10月改正後)

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681系・683系:特急「サンダーバード」(富山~金沢間)

2015-02-12 22:53:00 | 国鉄・JR特急列車
681系・683系:特急「サンダーバード」(富山~金沢間)


485系特急「雷鳥」に変わる新形式として登場した681系。平成4年落成から試行錯誤の名称により臨時列車として運転され、平成9年、晴れて「サンダーバード」として定期列車となりました。「スーパー雷鳥」の後進となります。

運転区間は大阪~金沢を基本とし、北陸本線では富山まで、さらに、分岐して和倉温泉や富山地鉄への乗り入れも行っていましたが、北陸新幹線の開業に伴い、平成7年3月の改正をもって金沢~富山・魚津間の運転が取り止めとなります。

今回、「サンダーバード」運転開始以来、初めて金沢~富山間で撮影することができましたので、記録としてまとめます。



平成27年1月23日 津幡~倶利伽羅間にて 683系 「サンダーバード21号」



平成27年1月23日 津幡~倶利伽羅間にて 683系 「サンダーバード34号」



平成27年1月23日 681系 「サンダーバード27号」



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 683系 「サンダーバード15号」?



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 683系 「サンダーバード30号」



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 683系 「サンダーバード38号」

かなりコマ数は撮ったような気がしたのですが、「しらさぎ」「はくたか」も走っていますので、思ったより少なかったようです。
また、意外と681系が少なく、特徴のある顔の681系がまったくありませんでした。

平成27年3月改正以降、金沢発着以外の「サンダーバード」は和倉温泉発着の1往復のみとなるそうです。いずれにしても、津幡より北では乗り入れの臨時を運転する可能性は殆どなくなり、有名な倶利伽羅峠を走る姿も見納めとなるようです。

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683系:特急「しらさぎ」

2015-02-08 01:26:00 | 国鉄・JR特急列車
683系:特急「しらさぎ」

平成15年、485系から683系に変わって以来、12年にわたって北陸を走り続けた特急「しらさぎ」ですが、北陸新幹線が開業する平成27年3月改正をもって、681系に車種変更されるという概要が発表されました。
あわせて、運転区間も名古屋・米原~金沢間に変更されることになりました。

683系登場以来、北陸へ撮影に行ったのは2度のみであり、記録としてはあまりありませんが、683系「しらさぎ」の画像を集めてみました。



平成20年4月22日 今庄~南今庄間にて 「しらさぎ4号」



平成20年4月22日 南今庄駅にて 「しらさぎ1号」



平成20年4月22日 南今庄駅にて EF510-6牽引貨物列車&「しらさぎ3号」



平成20年4月22日 敦賀~新疋田間にて 「しらさぎ58号」



平成21年8月23日 柏原~近江長岡間にて 「しらさぎ3号」



平成21年8月23日 近江長岡~柏原間にて 「しらさぎ4号」 



平成27年1月23日 津幡~倶利伽羅間にて 「しらさぎ7号」



平成27年1月23日 金沢駅にて 「しらさぎ57号」



平成27年1月23日 金沢駅にて 「しらさぎ64号」



平成27年1月24日 越中大門~小杉間にて 「しらさぎ17号」

「サンダーバード」と「はくたか」は同じ編成構成となっているのに対し、「しらさぎ」は基本編成が5連であるため、5連又は3連増結の8連と、統一性を欠いていました。
さらに、「サンダーバード」と「はくたか」のブルーラインは統一されていましたが、「しらさぎ」はJR東海のコーポレートカラーであるオレンジラインが追加されているため、「サンダーバード」と共通運用されることもありませんでした。

「しらさぎ」が681系化されるに際し、現在の「サンダーバード」と同じ6連又は9連となるため、場合によっては共通運用が組まれる可能性もありますが、この記事を打っている現在のところは詳細な情報がありません。
また、「サンダーバード」に関しては塗色変更もアナウンスされているため、「しらさぎ」と区別されて使用されるのか、動向が注目されます。



平成27年1月23日 特急「しらさぎ14号」 倶利伽羅駅にて


過去ログ
583系:特急「しらさぎ」
485系~489系:特急「しらさぎ」
485系:特急「加越」


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国鉄 EF55型電気機関車:高崎線 オハニ36ほか旧型客車

2015-02-02 00:30:00 | 国鉄・JR電気機関車(直流)
国鉄 EF55型電気機関車:高崎線 オハニ36ほか旧型客車


EF55型電気機関車の博物館収蔵を記念し、もう1つのシーンとして高崎線内で撮影した旧型客車牽引時の写真をご紹介したいと思います。


※撮影は、昭和62年4月5日、高崎線 岡部~本庄間にて。






2台のM645で、焦点距離違いで撮影した2カットです。

12系客車を牽く姿は現役時代とあまりにもかけ離れていたため、初回運転同様に旧型客車を牽く機会に出掛けていったものと思われます。国鉄から今の会社に転職して最初の休日かと思われます。

復活デビューの際はオハニ36が連結されていませんでしたので、この回の運転がオハニの復活後初めての営業運転だったかもしれません。(D51牽引の場合は不明)
さらに、写真をクリックしていただくとお判りのとおり、この回は後補機にEF641001を連結しています。
老朽化で故障が不安視されたEF55の運転ではEF641001がサポートすることが殆どで、確か、EF641001が初めて茶色の白線入りで運用されたのがこの時では無かったかと記憶しています。

全国的にも珍しい保存例であるオハニ3611の復活に喜ぶとともに、標準貨物色から有り得ない茶色塗装となったEF641001に度肝を抜かれ、ガックリきた記憶がよみがえります。

過去ログ
国鉄 EF55型電気機関車:復活当初の頃
国鉄 EF55型電気機関車:12系&スエ78 東北本線を走る
国鉄 EF55型電気機関車:上越線12系客車


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