マル鉄・鉄道写真館

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キハ58系:急行「丹後」

2019-05-26 15:26:00 | 国鉄・JR急行列車
キハ58系:急行「丹後」


今回は、私の撮影した中では珍しいものですが、山陰急行の写真です。

昭和50年代、まだ山陰本線はオール非電化であり、この路線が電化されるなど想像も付かなかった時代です。しかし、幹線であったことに違いはなく、京都口では特急「あさしお」を始めとする優等列車でにぎわっていました。もちろん、急行列車も多数が健在であり、特急列車よりも多くが設定され、観光地への足が確保されていました。

しかし、個人的なところでは、この京都の日本海側の地域に土地勘が無く、列車の行先も複雑怪奇で今もって良く理解できていないのが実情です。
そんなこともあって、特に行先が難解な急行「丹後」については、説明を避けたいところなんです。



昭和55年8月 京都駅にて キハ58系 急行「丹後」

京都発の急行では「丹後」が定期で4往復設定されていました。同じくグリーン車連結の優等列車で「白兎」がありましたが、編成順序から「丹後」であることが判ります。

昭和50年代半ばでもあり、さすがにこの地域では冷房化が完了しているようです。

現在は駅舎も大きく変わってしまいましたが、配線自体はあまり変化がなさそうです。
しかし、京都口は電化が完成してから既に久しくなり、発着する車両は大きく変わってしまいました。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ブーケフレグランス)
2019-08-05 01:17:38
昭和55年(1980年)8月に、京都駅で撮影された、急行「丹後 TANGO」の写真ですね、懐かしい写真でお見事です。

ぼくも、久我に住んでいた時、福知山まではありますが、急行「丹後 TANGO」を帰省時に利用したことがありますよ、懐かしい急行列車でお見事です。
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Unknown (キハ181つばさ)
2019-08-08 01:49:34
ブーケフレグランス様
コメントありがとうございます。
未だ高校時代で、今だったら編成を全部入れるとか、ヘッドマークのない列車だったらサボを撮っておくとか、もっと詳しく取っている筈ですが、当時は単焦点レンズしか使わなかったり、フィルムの枚数が制限されたりと、限られた中での記録でしたね。
駅撮りは嫌っていた頃ですが、さすがに40年もすると駅の情景・雰囲気も変わってしまいますので、このような時代の記録ってやはり重要だと思うようになりました。
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Unknown (風旅記)
2019-11-06 19:00:01
こんばんは。
山陰本線の旅情は、非電化の頃に比べると淡白になってしまったのかもしれません。私はその時代を直接は知りませんが、お写真を通じてこのような列車が走っていた頃を見てみたかったと感じています。
書かれていらっしゃるように、私も山陰や京都・兵庫北部の地理に疎く、行先や路線名を聞いてもなかなかイメージが湧きません。幾度か旅したときには、時刻表の路線図との睨めっこばかりでした。
綺麗な電車が走るようになったこの路線、せめて、新しい保津峡駅にでも訪ねてみたいと思っています。
風旅記: https://kazetabiki.blog.fc2.com
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Unknown (キハ181つばさ)
2019-11-10 01:30:14
風旅記様
実は私も京都口の山陰本線は夜行「山陰」でしか通ったことが無く、昼間の景色で見たのは大山~益田間しかありません。なので、名勝保津峡や余部鉄橋などまったく知りません。
非電化区間が電化になっても、それほど大きく回りの景色が変わるわけではないのですが、線路が付け替えられてしまうと異次元のように変わってしまうことでしょう。
天橋立とかいずれは行ってみたいと思ってはいますが、高齢になった今でも仕事が忙しくて休みづらく、健康なうちに山陰の旅を実現するのは難しいかもしれません。
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