ステージおきたま

無農薬百姓33年
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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

ミョウガで乗り切れ端境期!

2016-09-10 08:58:45 | 暮らし

 キュウリもナスもナスもくたびれて来たし、さぁぁぁて、今朝の味噌汁、実はなんにしよう?そりゃ、タマネギとかジャガイモとかカボチャとか、保存野菜はあるけどさ、今からかぁぁぁ?の感あるだろ。キャベツはようやく結球し始めたか?ってところだし、白菜はやっと葉を広げたところだ。菜っ葉も出るには出ているが、虫に食われて散々の有様、うーん、なんかないか?季節の野菜。端境期はいつも新鮮野菜に苦労する。

 そうか、こういう時のお役立ちは、野草じゃないか。家の周囲に勝手気ままに育ってる植物たち、なんか食べられるものはないか。探ってみたら、あった、あった。ミョウガだ。それ野草しゃないだろ?まぁそうとも言えるかな。家の東側軒下に密生しているミョウガ、ずいぶん前のことだけど、ご近所さんから株を分けてもらって移植したものだ。場所が合っていたのか、土が向いていたのか、今じゃ、数メートルに及ぶ群落?になっている。

 本当いうと手入れもしてたんだ。葉や茎は実に立派で、毎年その自生領域を拡大しつつあるのだが、どうも収穫がままならない。去年なんか、夏場のひどい日照りの所為か、ほとんど食卓に上がることがなかった。そんじゃってことで、春先、株元にもみ殻堆肥を敷いて乾燥を防いでやることにした。まっ、勝手に生えてる半野草にしちゃ手厚い保護が与えられたってことだ。なのに、やっぱり出てこない。7月末から、株をかき分け目をこすりこすりして探すことしきり、出ていない。なんだ?何が足りない。あるいは、株に雌雄があるとか?今年もダメかと諦め半分で覗いてみたら、これがあったんだよ。

 僕の意識の中じゃ、ミュウガは夏の食べ物って意識が強い。何故か、ソーメンの薬味はミョウガと堅く結びついている。ソーメンったら、夏だからね。なのに、今頃?どうして?調べてみれば、夏ミョウガと秋ミョウガてのがあるってことなんだ。きっと、まだ我が家産のものを食べていないころ、買って食べたのが夏だったんだろう。古い記憶がこびりついてたってことだ。

 で、ミョウガってどこを食べるか、知らない人のために、

 わかるだろ?花の基部なんだよ。まぁ、花のがくのようなもんなのかな。我が家のミョウガは秋ミョウガだったってわけだ。ちなみに、ミョウガのサイトでは、花が咲くと堅くて食べられないってあるけど、うちのはそんなことないなぁ。シャキシャキしてておいしいもの。多分、地表を覆ったもみ殻堆肥マルチのお陰だね。

 さっ、これで味噌汁のお菜はできた。火を通しても、あの目覚まし効果抜群の香りはほのかに残っている。口に入れれば、刺激的な味わいがとても懐かしい。この爽快感、やっぱり夏の食べ物なのかもしれない。

 だいぶ採れたので、冷ややっこにたっぷり乗せて、冷たいうどんの薬味は定番、おっと、糠味噌に漬けてもおいしいぞ。卵とじなんかも悪くない。酢に会わせると、色合いも鮮やかになって食欲をそそる。天ぷらもいいって書いてあった。うん、それもやってみよう。冷蔵庫での保存にもしっかり応えてくれるから、ここ当分は、ミュウガは食卓のスーパーサブってことになる。

 薬味、天ぷらって言ったら、青しその葉も食べごろになっていた。これもミネラルたっぷりって感じだな。よしよし、家の周囲を漁り尽して、この端境期を乗り切るとしよう。

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