ステージおきたま

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コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

来年もやりますぞ!コント大会

2013-10-14 19:35:57 | コント
 アマチュア演劇人コント大会、泥縄の感は多々あったけど、まずは上々の出来だった。

 事前の宣伝もままならない中、100人ものお客さんが見に来てくれたし、何より出演者の盛り上がりが尋常じゃなかった。これ、やっぱり、他のグループとの競争意識が働くからなんだろうな。プレッシャー!とか、ハードル高!とか言いながらも、自分たちこそ、って秘めたる思いは誰もが燃やしていたんだと思う。

 だから、みな良い出来だった。講師の牛山さんからは、そこの所、みんなリラックスして舞台を楽しんでいたって言ってもらえた。本当の所は、心臓ばくばく!の人が多かったんだけどね。少なくとも気合いは入っていたし、緊張感も研ぎ澄まされていた。観客の反応も、暖かく大いに笑ってもらって楽しんでもらって、納得の2時間半だったんじゃないだろうか。

 強引に、と言っていいくらい僕の趣味を無理強いしたこの大会だったけど、まず、出演者が喜んでくれたことが一番だ。やって良かった!頑張った甲斐があった!って言葉が何よりだ。この次はもっともっと磨きをかけて、大爆笑を誘ってやるって意識で終われたこと、最高だね。

 さらに、見てくれた観客の中から、来年は出てみたい!って声が幾つか聞こえてきたことだ。誰と組むとか、ギター漫談で、とか早くも来年の大会に向けてアイディア比べが始まっていた。これも大きい!楽しく見てくれたってことと、みんなで出演して笑いを競い合って楽しむこんな大会を多くの人が待っていたってことだ。

 講師の牛山さんの話しもとても参考になるものだった。特に井上さんのてんぷくトリオのコント台本が捨て去られず残った経緯とか、三宅裕司さんや伊藤四朗さんが語るコントの奥義など、大いに考えさせられるものがあった。ただ、牛山さんの笑いに対する考え方とは、共感する部分もあれば、そこ、ちょっと違うかな?って部分もあったりした。中央で全国に向けて笑いを発信している人と、地域の中で顔の見える場面で笑いを作ってる者との相違ってものもあるって感じた。オチはばかばかしいほどよいって主張に対しても、僕なんかひねりの効いうーんなるほど!ってオチの方が好きだな。落語で言う考えオチって奴とかね。大袈裟な仕草の笑いも、僕はありなんだと思っている。ただ、それだけじゃダメなんだけど。

 と、いろいろと笑いについて考えることのできる素晴らしい機会だった。来年は是非たくさんの人がエントリーしてみんなでいろんな笑いを試し合う、大会に盛り上げて行こう。できれば、それが置賜からさらに県レベルを超えて、全国レベルの大会になったら素晴らしい。そん時は、なんて名前にする?「吉里吉里コント川西」とか?


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2 コメント

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今日の米沢新聞にコント大会の記事が載ってましたよ! (かなみ)
2013-10-20 12:45:29
今日の米沢新聞にコント大会の記事が載ってましたよ!

コント大会、楽しかったです!来年はもっと沢山の劇団と競いたいですねー(´-`).。oO(
返信する
観客と出演者が楽しめたってことが何よりです。来... (taowatarukaze)
2013-10-20 22:36:01
観客と出演者が楽しめたってことが何よりです。来年は、8月末にやることに決定しました。先日の反省会で。ナオミ&ナオミは来年は正真正銘「なおなお」で出たいって。で、その台本書けだって。
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