ステージおきたま

無農薬百姓33年
舞台作り続けて22年
がむしゃら走り6年
コントとランとご飯パンにうつつを抜かす老いの輝き

キャベツ苗、移植!

2021-08-11 17:26:03 | 畑仕事

 ふふふ、思惑通りだぜ。台風でびっしり雨降ると思ったからさ、その前の日に管理機で耕して畝立てしておいたんだ。たっぷり水分吸い込んで、畑は万全、さぁ、キャベツとカリフラワー、ブロッコリー、それとミニレタスの苗、定植しようか。

 春のキャベツが思いがけずいい出来で、しかも保存性も悪くなかったので、そう、今も冷蔵庫入れておいた奴食べてるからね、これなら、秋作にはどさっと作って一冬楽しもうじゃないか。種はネットで固定種を探して注文。初めて作る品種ばかりなんで、まずは4種類、馬券買うみたいに散らして購入した。

 サクセッション、野崎中生、札幌大玉、それにキャンディーレッドって紫のキャベツ。F1ばっかの園芸品店にゃ並んでない隠れた名品だぜ。珍しいってだけじゃなく、種取りに手間かからないから安いし、種の量も大サービスだ。出来上がった品物の質もすでに春作で実証済みだ。見栄えとか、歯ごたえとか、細かいこと突けば、F1に軍配なんだろうが、野菜の美味しさってことなら、決して引けを取らない。売り物作るわけじゃないんだから、自家用はこれで十分ってことさ。

 4種類、どれも上手く発芽して順調に育って、おいおい、どうする?とても全部は植えられんぞ。ブロッコリーやカリフラワー、レタスも含めれば、150本以上ある。この先、白菜やら山形青菜、赤カブなんか植えること考えると、うーん、畑が足りない!

 去年は無理して1畝に2列押し込んだら、育つにつれてトンネルの中で押し合いへし合いの満員電車状態になちまった。同じ過ちは繰り返したくない。と、すると1畝に1列、30本ちょいしか移植できない。これが2畝?そんなぁ、大量に余っちまうよ。仕方ない、3畝だ!うーん、場所取るなぁ。作業効率からしたら、ゆったり畝幅取った方がいいんだが、節約できるのは畝と畝の間しかない。

 隣り合うトンネルの支柱が交叉するほどだ。上掛けの寒冷紗ネットは、両側を土で押さえるのだが、重なってしまってそのゆとりがない。なんとも、窮屈なことだぜ。土を別に掘ってネット越しに放り投げる、なんて荒業を繰り出して、どうにか、トンネル3本に90本強を植え付けた。

 なんとか1本あたりの空間を広げたい一心で苦労したのに、移植終わってみれば、まだまだ狭い。なんだかなぁ!まっ、今年はこれで決まりだ。来春はまた考えよう。

 晴れて温度が上がる、って予報も外れて終日曇り、明日もまた雨がぱらつくようだ。今は、移植の痛手でしんなりしょげ返っているが、夜のうちに根っこ周りの水分、養分しっかり吸って、すっくり立ち上がるだろうさ。その元気な姿思い浮かべつつ、本日、作業終了!疲れたぜぇぇぇ!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トマトが溢れてるぞ! | トップ | 薪棚も一つ完成! »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

畑仕事」カテゴリの最新記事