ステージおきたま

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『雲雀 はばたきて』いよいよスタートです!

2008-05-18 21:26:09 | 演劇

 文翔館創作劇場10月公演『雲雀 はばたきて』の打ち合わせが完了した。いよいよ、10月12日の公演に向けて正式スタートだ。

 打ち合わせでの議論は、今回、思い切った試み、センター舞台をどう作るかに集中した。そう!客席の真ん中に舞台を作ってしまおう、って目論見なんですよ。さらにそこから既設の演壇にまで平台をつなげて、二つの舞台どちらも使ってやろうって考え、どうです?不敵でしょう。

 でも、これやるといろんな問題が出てくる。例えば、センター舞台と前の演壇の間に設置された客席はどちらに向けるのかとか、その客席への入場や休憩の際入退場はどうするかとか、果たしてそんなかぶりつきに入る人がいるのかとか、センター舞台の高さとか、袖の作り方とか、まあ、出るは出るは、難問の続出だった。

 中でも、一番の問題は、客席が大きく削られてしまうってこと。そりゃそうでしょ、客席のど真ん中に2間半の幅で舞台を作ってしまうんだから。それでなくても、200~300程度しか入れない文翔館旧県会議場ホールだからね。うーん、どうしよう?ったって、仕方ないんだよ、もう、これで行くって決めてしまったんだから。で、解決法としては、大胆に桟敷席を設けるってこと。つまり、床に座布団敷いて座っていただくってことだ。これだと、椅子を入れるより、ぎゅーっと詰められる。こうすれば、多分、200くらいの客席を準備できるんじゃないだろうかってことになた。それにしても少ない。200って、いつもの菜の花座の観客動員数だかね。このくらい、あっという間に埋まってしまうだろう。

 となると、これは、プラチナチケットだよ!1000円のチケットが数倍に値上がりするかもしれない?ダフ屋だって出るかも?なーんて、あり得ないあり得ない!菜の花座で半分以上売らなければならないんだ。置賜のお客さんが、果たして山形市まで来てくれるか?知名度ゼロの菜の花座、座席が少なくなって、良かったってことになるだろうね。

 ともかく、二つの舞台を上手く使い分けられたと思う、台本の段階では。最後のシーンなんて、その二つをつないで、主役二人がせりふを投げ掛け合うんだから。お客さんにはあっち向いたりこっち向いたりと、かなり苦労をかけるけれど、見ていただく価値は十分にあると思う。ちょっと早いけど、10月12日午後2時開演、山形市文翔館議場ホールだから。ぜひ、計画に入れておいてくださいね。

 

コメント (1)
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