たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

病院、学校、福祉、色々あります。

2014-02-22 09:34:52 | 日記

概要)昨日も4部署(財務、市民病院、教育、福祉)の議案勉強会。病院の今後が懸念されるが現場は必死。中学校給食の見通しは未定。介護事業は利用者増の流れ止まらず。

解説)昨日21日(金)も朝9時~17時まで議案勉強会を行いました。主なトピックスは以下の通り。

【財務部】土地開発公社の解散に向け市は62億円の借金を抱え、その分同社所有の工業公園土地を譲り受けることになるが、評価損30億円は受けざるを得ない状況。財政的には今すぐ逼迫している、ということではないが今後提出される向こう5年間の見通しが心配。

【市民病院】国が7対1(患者7人に看護師1人の体制)を奨励し診療報酬を病院経営にメリットある形にしていたのを方向転換することを決定。病院経営は厳しくなることが予想される。また11人の内科医師の内、2人が3月で退職する。東播磨には県立医療センター(加古川の北の方)や北播磨(小野市・三木市共同の病院)に新設病院ができ、今後の経営背景は益々厳しさを増している。現場では管理者はじめ一丸となって乗り切ろうとしている。

【教育部】高砂中学校の給食は平成26年の2学期から。他の中学校は未だ明確にいえない。もし実施するには給食設備整備等に1校約2億円が必要。高砂中学校以外に5校あり、合計10億円は要る。図書館建設予算が計上されている(2年で約13億円)。もうこの段階で反対をしても動いているものは止まらないので、私は、作るなら出来て良かったと市民が失望しないものにしないといけないと考え、中身の充実にどれ程の知恵が加えられていくのか、その中身を今後確認や提案していく予定。

【福祉部】介護事業は利用者増。これは40歳以上全員で負担する形での運営。今後は平成27年度に5年に一度の負担金額見直しを控え平成26年度に議論がなされる。

色々な課題があります。分野も広いですが、しっかり勉強して行政側では気づきにくい「利用者側の視点」や「全体的な視点」から改善など出来ることがあれば提案していきたいと思います。


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議案勉強、”普通の感覚”で質問をする

2014-02-21 06:48:53 | 日記

概要)朝9時~夕刻16時まで4部署の議案につき勉強会。昨日私が最も強く意見を発信したのは危険と認識のある道路の早期改善。

解説)2月20日(木)は朝9時~議案勉強会があり、直接議会へ。昨日は午前中に【生活環境部】【健康文化部】(各1時間半)、午後【企画総務部】(2時間)【まちづくり部】(1時間半)の議案について各部の部長さん他数名に議員控え室に来て頂き説明を受けました。(時間は自分たちで要望出来る仕組みです)

平成25年度補正予算に加え、平成26年度の当初予算があることから全て時間が足りない状態で、まだまだ理解できておらず、自分で時間をつくって再勉強が必要です。

さて、そんな中昨日のまちづくり部のお話で、明姫幹線と法華山谷川が交差する付近の道路について、その改善が必要であるとの認識から「基本設計」なるものの予算が上がってきていました。これはその後詳細設計、工事となっていくのですが、その前にどんな形状に道路を造り直すのか、地元との協議は?地権者との交渉は?等などクリアーしないといけない課題が山積しており、いつ完成するかも見えない状態です。見えているのは、「かなり危険な場所であること」だけ、、、。

当局もその危険度は十分に認識し、何とかしないといけないと感じておられる箇所ではあるのですが、「ではいつごろに改善されるのか?」との問いには「何とも言えない」、と。

行政当局に事業の進行速度について「もっと早くならないの?」と質問するものの、実務レベルでは私には理解できず「そんなもんなのか?」で納得せざるを得ない状態で終息してしまうのが常。

時を重ねる毎に「そんなもんだ」とマンネリ化しない様に、普通の感覚で「何故?」と質問し納得のこたえを得れるようしっかり勉強しないと意味がないですね。(反省)

本日も9時~勉強会があり、議会直行、仕切り直して、「さあ勉強」です!

 


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津波想定、兵庫県発表と現実には乖離あり

2014-02-20 05:45:47 | お知らせ

概要:兵庫県発表の『南海トラフ巨大地震津波シミュレーションの実施』、ここには高砂市が有する樋門や堤防は考慮されておらず、現実の結果とは違う予想が発表された。これは市民の不安をあおる結果となり、妥当な発表か疑問。その資料の一部(厳しい条件下)が下の写真

(解説)2月19日(水)、昨日は9時~【議会運営委員会】(私は委員ではありません)があり、その終了を待って【総務常任委員会】【建設環境経済常任委員会】合同で、上記シミュレーションの報告がありました。

このシミュレーション資料には、わざわざカラーにて色分けし「このゾーンは浸水する」と記されています(浸水面積は86ヘクタール)。ところが、昨日の高砂市行政当局からの説明では「これは高砂市が独自に所有する樋門や堤防は考慮されておらず、現実とは違います。現実には浸水はありません」との説明。

何人もの議員が、この現実と乖離した資料に疑問と憤慨を覚え、本日(20日)朝刊にでる内容によっては市民は多大なる不安を抱くことを懸念しました。

そして本日の神戸新聞(朝刊)の一面トップが下の写真

 この紙面「浸水域 国試算の3.2倍」とのサブタイトル、中を読めば「実際の被害はもっと限定的になる可能性がある」との説明があった、と記されています。

しかし、一般的な感覚では、「行政のする事、言う事は間違いがない」が前提であり、新聞に書いてあること(特に見出し)での印象が感情に直結する、のだと思います。

それだけに、立場をわきまえて県はもう少ししっかり配慮されたシミュレーション結果を公表するべきであったと感じています。

本日より、3月定例議会の議案勉強会が、また2月26日からは定例会本会議が始まります。ここでは新年度予算も審議します。頑張っていきたいと思います。

 


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高砂にもメガソーラー

2014-02-19 07:07:41 | 日記

概要:高砂にもメガソーラー設備が稼働。運転開始セレモニーに出席してきました。20年前には想像もつかなかった技術が社会を創っています。

一昨年来、話を進めていた高砂市所有の最終処分場(曽根塩田跡地)でのメガソーラー設置事業。高砂市は土地を貸与することで賃料を受け取るという仕組みで話がすすめられ、SBエナジーが落札。年間約17百万円の賃料を20年間得ることになりました。

この最終処分場という土地、これは焼却場等で出た残りを埋立処分する場所で、考えてみれば、この事業により遊んでいた土地がお金に変わったことになります。本当に有難いお話です。

正式名称は「ソフトバンク高砂ソーラーパーク」。SBエナジーさんにとっては10番目の施設だそうです。

最近ではあちらこちらでメガソーラー施設を見ることが出来る様になりましたが、20年前には全く想像もつかなかった施設。技術革新が社会を創っていくことを実感します。

高砂市もこんな風に新技術、技術革新を活用し、変化していけるといいですね。

 


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市民ニーズに応える心、そこにあり。

2014-02-17 22:37:44 | 考え方

概要:下の写真は高砂市議会議会棟の案内図。本日夕刻に議会へ顔を出すと廊下に掲示されていました。ただでさえ敷居の高い議会棟。「ご来館された方への思いやり」。この心が行政施策のベースとなると良いですね。(縦向きでなくてすみません)

 

2月17日(月)朝、耳当てを忘れて出勤。耳がつめたかったですが、仕方ありません。週末にも作業を進めたことで、本日の午前中に『たかお治久後援会会報(no.13)』の原稿(案)を何とか完成させることが出来ました。

今回の会報で伝えたかったことは、「市民ニーズの反映された行政運営を」ということで、平成26年度以降5年間管理運営を任された指定管理団体の「市民ニーズへの取り組み」をまとめ、また複合福祉交流センターや図書館、教育センター等など様々な公共施設が模様替えしていくにあたっては利用者が積極的にニーズ、要望を発信していくことの大切さを訴えさせて頂きました。

この訴えにどれ程応えられるか?それには運営側の利用者への思いやりが欠かせません。

議会棟の案内図、ここに宿る心、goodですね。


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