たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

津波想定、兵庫県発表と現実には乖離あり

2014-02-20 05:45:47 | お知らせ

概要:兵庫県発表の『南海トラフ巨大地震津波シミュレーションの実施』、ここには高砂市が有する樋門や堤防は考慮されておらず、現実の結果とは違う予想が発表された。これは市民の不安をあおる結果となり、妥当な発表か疑問。その資料の一部(厳しい条件下)が下の写真

(解説)2月19日(水)、昨日は9時~【議会運営委員会】(私は委員ではありません)があり、その終了を待って【総務常任委員会】【建設環境経済常任委員会】合同で、上記シミュレーションの報告がありました。

このシミュレーション資料には、わざわざカラーにて色分けし「このゾーンは浸水する」と記されています(浸水面積は86ヘクタール)。ところが、昨日の高砂市行政当局からの説明では「これは高砂市が独自に所有する樋門や堤防は考慮されておらず、現実とは違います。現実には浸水はありません」との説明。

何人もの議員が、この現実と乖離した資料に疑問と憤慨を覚え、本日(20日)朝刊にでる内容によっては市民は多大なる不安を抱くことを懸念しました。

そして本日の神戸新聞(朝刊)の一面トップが下の写真

 この紙面「浸水域 国試算の3.2倍」とのサブタイトル、中を読めば「実際の被害はもっと限定的になる可能性がある」との説明があった、と記されています。

しかし、一般的な感覚では、「行政のする事、言う事は間違いがない」が前提であり、新聞に書いてあること(特に見出し)での印象が感情に直結する、のだと思います。

それだけに、立場をわきまえて県はもう少ししっかり配慮されたシミュレーション結果を公表するべきであったと感じています。

本日より、3月定例議会の議案勉強会が、また2月26日からは定例会本会議が始まります。ここでは新年度予算も審議します。頑張っていきたいと思います。

 


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