たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

福祉、教育、まちづくり等大事が目白押し

2016-03-14 22:09:11 | 政策

  いよいよ3月定例議会も(当初予定での)最終週を迎えました。本日は10時~本会議にて特別会計(国民健康保険や後期高齢者保険、介護保険等)、企業会計(上下水道、工業用水道、市民病院)等の平成28年度当初予算が質疑されました。

 行政の会計には一般会計、特別会計、企業会計の3種類があるのですが、特別会計、企業会計は基本的にはそれぞれの事業の独立採算を考慮しながら運営が行われることを原則としています。

 では何故特別会計と企業会計が分かれているのかについては、明確な区分はないと思われますので、私見ですが、より企業経営に近い運営が出来るのが企業会計ではないかと考えます(実際、平成27年度迄は特別会計であった下水道が平成28年度からは水道事業と統合され、企業会計に仲間入りしました。このことからも分かる通り、明確な区別はないのではないかと思います。)

 さて、先週まで喧々諤々(けんけんがくがく)と議論をしていた一般会計の際にも高砂市全体の懐具合(財政状況)の見通しは気になっていましたが、本日国民健康保険や後期高齢者、介護保険に加え、高砂市民病院の今後の課題を改めて見据えると、本当に苦しい財政事情が見えてくる様に思います。下は国民健康保険に加入している方々の所得状況(年収ではなく、年収から必要分を控除した所得です)の前年比との比較です。

 平成26年度と平成27年度の比較になっているのですが、ピークより高額の人数が多いのは昨年(平成26年度)であり、昨年より今年の方が所得の低いゾーンに全体がシフトしていると見ることができます。多くは自営業者や会社の健康保険から脱退した後のご高齢の方々ではないかと思うのですが、議員としては勿論、いずれ来る未来の

自分の生活も考えた時にも、この所得額の状況と昨年からのトレンド等現状を把握しておかないといけないと思っています。

 所得が低い人が増えても、給付する医療費等が減ることとは全く関係なく、高齢者が増える程、医療費は増えると考えるべきです。

 この国民健康保険や市民病院等、介護保険等は資金繰りが出来ない(徴収料金より支出が多くなり資金不足になる)となれば一般会計から繰出し、事業の継続を図っていきます。このことは即ち繰り出し金アップ=一般会計の圧迫、という構図になり、市民サービスの低下になっていきます。

 福祉も大事、教育も大事、まちづくりや生活環境の充実も大事、安全・安心も勿論大事、いずれも大事の目白押しで、どうしたものか?になってきます。難しい課題を沢山含んでいる高砂市ですが、このことは恐らく現代の殆どの自治体にも言えることではないかと思います。

 自治体経営の難しさを感じるだけに、無駄の排除と日々の丁寧な仕事の重要性を感じます。

さあ、明日からは常任委員会、明確な判断が出来る様、委員長としてしっかりやりたいと思います。 

 

 


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平成27年度体育賞受賞者

2016-03-14 06:21:18 | お知らせ

 3月13日(日)、午前10時~平成27年度高砂市体育賞表彰式が開催されました(於:高砂市総合体育館)。受賞基準は下の写真の表紙に記載の通り全国大会8位以内等、今年度にて素晴らしい成績をおさめたり長きに渡り体育を通じ社会に貢献された方々です。

[表・裏の表紙です]

  毎年、この表彰式には必須ではありませんが、高砂市野球協会会長兼ラグビー協会会長(兼高砂市議会議員)として顔を出す様にしています。

 私自身は生涯と通じスポーツをしてきたつもりですが、県大会はおろか、近畿大会、全国大会なんて雲の上の人々の大会との印象があり、今回もそうですがそこで素晴らしい成績を獲得した選手達には本当に敬意をお示ししたいです。

 さて、本日より再び、高砂市議会にて日程が遅れている「平成28年度当初予算」の審議が行われます。予定では今週の木曜日(17日)までに委員会を終了し18日(金)に本会議にて討論、採決をすることになっていましたが、現時点で既に1日以上遅れており、今後の進捗は予想がつきません。

 さあ、明るく元気に頑張っていきましょう。

 

 

 


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