たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

「如何に誇りあるまちづくりをするか」を問う(代表質問)

2016-03-01 21:11:40 | 議会報告

 いよいよ本日から3月。本日は10時~高砂市議会3月定例議会にて終日かけて会派代表質問が行われました。全部で6会派、会派毎に60分の時間が与えられ、最初は最大会派から池本晃代表が質問に立たれ、次に公明党の砂川辰義代表、午後1番は明風会を代表しての私(鷹尾治久)が行い、その後は未来ネット木谷勝郎氏(代表ではありません)、日本共産党大塚好子代表、民主クラブ横山義夫代表と続きました。

私が問うたのは、以下の通りです。(→以降は答弁の概要です)

●10年単位で作成する総合計画の中間年(5年)での今回の後期見直しにあたり、高砂市長はこの総合計画で掲げる「住んでいる人が誇りをもてる生活文化都市」を如何にして実現したいというビジョンを描いているか?またその思いを如何に部下に浸透させようとしているのか?→明確に「こう描いている」とのご答弁がなかった様に思いますが、ただ今回の総合計画後期見直しを着実に実行し、生活している人が豊かさを実感することが大切、といった内容があった様に思います。また部下への浸透については、折にふれて語り、若い職員にも語りかけ浸透させていきたいとのことでした。

●工楽邸(高砂町)、入江邸(曽根町)、石の宝殿等の歴史遺産をどの様に活かすビジョンをもっているか?→今後検討していく。

●高砂総合運動公園の今後のビジョン→今後委員会を立ち上げ、平成28年度末に完成する「公共施設等総合管理計画」と関連させて作成していく。

●『たかさご未来戦略』で掲げた「平成32年には市外への転出超過者数0」という目標を達成する為には、まだまだ進化(追加施策)が必要ではないか?特に子育てと教育がそれではないか?→(明確な記憶なく割愛。あまり「なるほど」といった答弁ではなかったと記憶しています)

●平成28年度に完成する「公共施設等総合管理計画」では単に施設毎の維持管理費を明確にするだけではなく、何%削減し、いつまでにどう統廃合するかを明確にすると時期を決定して完成をするべきではないか?→いつまでにということを明記するのは難しいと考えている。

等を問いました。(市長答弁はもっと丁寧にあったのかも知れませんが、私の記憶では上の通りであったとしてご容赦ください)

そして、その後の再質問の場面で強調したのは施策を実施するだけで「仕事をやった」とするのではなく、その仕事が「誇れる仕質」になっているか、また例えば「ブライダル都市高砂」の看板や「公園の動かない時計」、「草の茂る公園」等の様に、友人や子ども、孫たちが見て「誇れない」仕事では駄目で、そこはしっかりトップの思いを現場を担う方々に浸透して頂きたいし、市長自身も現場をそういう視点で見て欲しいとお願いしました。

初めて高砂市に住んだのは会社に入社した昭和63年ですが、トータルではそれからの5年間と、その後に横浜→東京→尼崎と居住を変えた後の平成11年~今日(平成28年)までの17年間、合計22年間となります。そしてそれは即ち、自分の故郷(兵庫県加東郡:現在は加東市)での18年間を上回り、”人生で最も長く住んでいる地”になりました。

高砂市は住んでいると結構快適で、好きな街ではありますが、「誇れるもの」と言われてもパッと出てこないのが現実です。「誇れることをもつこと」と「人生の幸福度」はかなり関係が深いと思います。(このことも代表質問ではお話しさせて頂きました)

 

 


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