たかお治久の活動報告

高砂市議会議員/たかお治久の活動報告

議会も反省すべき、では。

2015-09-05 10:15:05 | 考え方

概要:人口流出過多となっている高砂市、この責任は誰にあるのか?「行政は反省すべき」で「議会は反省しなくてよい」のか?

解説)9月4日(金)、通常通り出勤後は早々に議会へ移動。10時~の【地方創生、、、特別委員会】の委員長報告最終(案)についての会派内での意見確認を行いました。

ここ半年、日本中の自治体で「地方創生」について色々な施策の立案に知恵が絞られおり、高砂市もその流れの中にあります。

この目的は、「人口減少社会での持続可能な自治体運営と活力の維持」なのですが、アンケート等を実施した結果、また実際の人口においても、高砂市から他市に流出する人口が多いことが明確になり、そのことについて、委員長報告(案)では「行政は反省すべきである」と記載されています。

この件につき、我が会派では「反省すべきは行政だけではなく、執行を許可(議決)してきた議会も反省すべきではないか」という意見となり、10時からの開会後、このことを同委員会所属の島津議員に発言してもらいました。

このことについて、委員会の中で各委員に見解が聞かれ、「議会はこれまでも色々と指摘してきたがそれを出来ていないのだから」や「行政という組織の後ろには議会も含まれる」(?)等意見があり、結局意見は反映されないままとなりました。

議会に議決責任があるのならば、高砂市がこういった街になり、流出人口が多い現状にも責任の一端があり、行政に反省を促すのであれば、「議会も反省する意志がある」ことを表明することが本来の姿であると思っています。

特に高砂市の場合、議会の存在感(影響力)は他市に比べ大きいと感じる(聞く)だけに、その議員各位は反省をし、自分の背負っている責任を自覚すべきであると感じます。

*誤解の無い様に追記しますと、議員各位の中にはその責任を感じている人もいると思いますが、上記の委員長報告には記載するのは相応しくない、との判断であったのかも知れません。

 


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