Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

HAPPY540

2023年08月11日 | 冷やし中華に愛をこめて
猛暑に台風。物価高に連敗続きのドラゴンズ。
どうしたものか、と絶望の淵に追いやられていた。
だが、しかし。あったのだ。希望が。


冷やし中華である。

じつはこの夏、初めて食すという体たらく。
人生において、冷やし中華より大事なモノなんて、
そんなに多くはないだろう。夏においてはなおさらだ。
ということで、仕事場近くの
昭和感丸出しの食堂で食す。540円。

これさえあれば仕事も
人生のアレコレもちょちょいのちょい(死語)。
と、多幸感と自己肯定感が
たったの540円で買えると知った安上がりの夏。

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今ごろは兄弟たちと

2023年08月10日 | 日々、徒然に

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曇天に鳴るもの

2023年08月09日 | たまには音楽でも
ブラーの新譜「ザ・バラード・オブ・ダーレン」を聞く。
前作「ザ・マジック・ウィップ」から8年。
この人たち、ちゃんとバンドを続けているのが素晴らしい。
陰鬱で内省的なロックなのも素晴らしい。


01 THE BALLADがいきなり名曲ではないか。
タイトル通りのバラードで、
去って行った恋人への悔恨に満ちた歌詞が切ない。
02 ST.CHARLES SQUAREはこのバンドらしい
こねくり回したロックンロールで、ライブで盛り上がりそう。
先行シングルで出た06 THE NARCISSISTの切ないメロディと
世情を嫌悪するような歌詞。暗喩に満ちた歌詞が多いのは
このアルバムの全ての曲に共通のようだ。

デーモン・アルバーンやグレアム・コクソンら、
メンバーはいつのまにかみんな50代半ばの
いいおっさんになっていて、オアシスと張り合っていた
90年代は遠い過去になったなと思う。
あの頃は断然オアシス派だったけれど、
「ロッキング・オン」に煽られてブラーもよく聞いた。
オアシスは解散して、兄と弟はバラバラで活動。
ブラーも解散はしていないけど、休止状態が続いていて、
前作「ザ・マジック・ウィップ」が出たときは
おお。まだやってるんだという感があった。それから8年。
これだけ充実したアルバムを出すとは。やる気あるんだな。

いかにも英国のバンドだなあと感じさせる
ひねくれて皮肉たっぷりの歌詞は昔と変わらないし、
いやむしろ深みが増したような気がしないでもない。
ときにメロディアスでキャッチー、
コード進行のことはよくわからないけど、どこか落ち着かなくて
イラつかせるところのあるロックがクセになる。

週末開催のサマーソニックにヘッドライナーで出るようだけど、
ふつうのホール公演で来日してくださいな。
サンプラザ亡きあと武道館か渋公でお願いします。
スタンディングなハコはご勘弁。
ほかにホールをまともに知らない
腰ヨワなおっさんは懇願しております。

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シャープネス礼賛

2023年08月08日 | 日々、徒然に
おそらく映画史上
最高のカーチェイス。
シャープという形容が
これほど似合う映画もないだろう。


ウィリアム・フリードキン監督。
享年87歳。この監督、映画のために悪行の限りを
尽くした人だったらしいことが
さまざまなタイムラインで流れてくる。
それはたぶん本当のことなんだろう。

ジャンヌ・モローと結婚(2年で離婚)
していたというだけで、なんかすげえ監督という気がしていた。

ともあれ、
「フレンチ・コネクション」(1971)が
嫌いだというシネフィルに会ったことがない。
泥臭い肉体派刑事ポパイの体を張ったアクションと、
ドキュメントタッチの映像が相まって、
なんとも痛快でスリリングな刑事アクションの傑作だった。
ジーン・ハックマンとロイ・シャイダーの
絶妙なバディ感と、悪玉フェルナンド・レイの
小憎たらしさがなんとも魅力的。

思えば、映画には監督という役割の人がいて、
その人次第で映画の個性が
まったく違ってくると知ったガキンチョの頃、
最初に名前を覚えた監督の一人だったような。
だって「エクソシスト」の監督だから、
それは覚えるでしょう。

個人的には「恐怖の報酬」と「ブリンクス」が大好きで、
本当に傑作だと思うのは上記の「フレコン」と
85年の「LA大走査線/狼たちの街」だ。


ハイウェイを逆走するカーチェイスに驚愕し、
悪役のウィレム・デフォーの
狂気と色気にやられたというか。
あのですね。この映画、浅草中映という
洋画3本立ての、それはそれはやさぐれた映画館で
ハル・アシュビー監督「八百万の死にざま」と
一緒に見たんですよ。やさぐれ傑作2本ですよ。
ちなみに、あと1本は「キングコング2」、
いや、ゴールディー・ホーンの「ワイルドキャッツ」だったかな。
どれもこれも面白かったですよ。ほんと。

閑話休題。
そんなおっさんの思い出はどうでもいい。

フリードキン監督、じつは新作を撮っていたらしい。
詳細は不明だけど、日本で公開されるんだろうか。
ともあれどこかの映画館で
「フレコン」と「LA大走査線」
「真夜中のパーティ」と「クルージング」
の二本立てをやってくださいな。よろしくです。

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さよならの微笑

2023年08月07日 | 満身創痍な
まもなく入稿の本2冊の作業が大詰め。
残るはあと3冊セットのシリーズ本。
これは年末までの作業だけど、
ちいともスムーズに進行してくれず、
イケズなんだから、んもお。

そんな状況で、新たな本の打ち合わせに行く。
話をうかがうと、なかなかの難易度な本だなあと。
どうしたものかとあれこれと話しつつ、
半分ぐらいやさぐれ話だったような気がしないでもない。

仕事場に戻ったあと、
図書館まで資料本を借りに行く。
落ち着いたと思ったら、すでに夜の8時近く。
まだ原稿書きが残ってるんですよ。
しかも締切が今日だったりして。
うふふ。あはは。げしし。うひょひょ。
笑いがこみ上がってきた。末期症状かもしれぬ。
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Free your heart

2023年08月06日 | 日々、徒然に
訳あって炎天下のなか、歩く。
厳しい日差しにとろけそうになりながら、
いっそ塩をふりかけてくれ。このまま蒸発じゃあ。

と天に向かって叫ぶ(ウソです)も、
灼熱地獄は依然として続くのでした。

こんな日の暮れに聞く曲は、
やはりテデスキ・トラックス・バンド
「Midnight In Harlem」でしょう。
って、バラカン先生のラジオからの受け売りですが、
いいものは、いい。熱帯夜に納涼な名曲です。



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虚と実の彼方へ

2023年08月05日 | 日々、徒然に

なんだこれは。
麦のアレではない。ないったら、ない。
では何だというのだ。
ウソまやかしの麦のアレという輩は誰だ。
あのですね。人生、どうせウソまやかしじゃないですか。
仕事ですか? だからウソまやかしって。
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人生は一片の生姜

2023年08月03日 | やさぐれレシピ
ズッキーニがあった。
2本買って、1本残っていた。
早いとこ食さないと。

ということで、輪切りにして
沸騰している鍋にぶち込む。
同時にタマネギの千切りとチンゲンサイを
適当に切ってそれも投入。
味付けはコンソメと醤油少々。

今ひとつパンチが足らないと思い、
冷凍庫にあった挽き肉を少し入れる。
コクは出るけど肉のくさみが残るので、
そうだ、アレだ、ということで
生姜をシャカシャカとおろして鍋に入れ、
ズッキーニの生姜風スープの出来上がり。

なんという美味。
ギリギリのところで生姜を入れて大正解。

人生において咄嗟の判断は、
たいてい失敗するものだけど、
料理に関しては、どんどんやるべきだと思ったりする。
するってえとなにかい?
つまりは、あんた、人生失敗してるんですか。
という突っ込みは受け付けません。受け付けるもんですか。

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灼熱の懇願

2023年08月02日 | 日々、徒然に
アホみたいに暑いのは日本だけでなく、
世界中が酷暑に見舞われているようで。

新聞によると、
イラン政府が、暑さのため外出が健康に
悪影響を及ぼすおそれがあるとのことで、
8月2日と3日を全土で休日にしたという。
首都テヘランは1日43℃に達したらしく、
さらに南西部では最高で51℃になる見込みらしい。ひい。
友だちの家はどこ? と彷徨っている少年が
イランには多いと聞いているので、
あの子たちはいまごろ
熱中症でダウンしていることでしょう。

ともあれ、
日本も休みにしてくださいな。岸田さん。
この暑さは災害ですからね。お願いしますよ。
それで締切を延ばそうとかしてませんから。
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君がそれを諦めないからだよ

2023年08月01日 | 日々、徒然に
いきなりの暴雨。
一気に涼しくなり、外に出たら、
ものすごい幸福感に満たされたという。
たぶんこの世は地獄なのだろう。
天からほんのちょっとの小休止(暴雨)を与えられて
喜んだのも束の間、明日からまた地獄(猛暑)とな。

原稿書きに疲れ、
帰宅したのが夜の11時過ぎ。
録画をしていたのに見ていなかった
アニメ「平家物語」の最終回を見る。
すごい。作画と彩色の美しさ。キレのある演出で
諸行無常の響きが伝わってきた。
「犬王」と一緒にもういちど第1話から見直したい。
羊文学のOPテーマも、もちろん、いい。




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