Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

お前の鉄球は

2012年03月30日 | たまには音楽でも
ブルース・スプリングスティーン「レッキング・ボール」を聞く。
前作「ワーキング・オン・ア・ドリーム」から3年。
通算17作目にあたるこの新譜、
ゴスペルやラップなどの要素を取り込みながら、
相変わらずのスプリングスティーン節を聞かせる好盤だと思う。



俺たちは自分たちで助け合うと歌う「01」。
歌う歌を手に入れようと訴える「05」。
お前の鉄球を投げろと呼びかける表題作「07」など、
聴く者に勇気を与えるための曲群。
暑苦しいけど、それがこの人の持ち味、だ。

盟友だったEストリートバンドの
サックス奏者クラレンス・クレモンズが急死し、
追悼盤としての意味合いもあるようだ。
確かにスプリングスティーンといえば、
まず耳に残るのは彼のサックスだったな、と。

それにしても、「マジック」
「ワーキング・オン・ア・ドリーム」ときて、今作。
すこぶる好調なスプリングスティーン。
来日公演を期待したいところだけど、
意外に日本では人気が高くないしなあ。
トム・ペティの不人気ぶりほどではないけれど、とぼやく日々。
コメント
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