パシャッ。
パシャッ。
はい。こっち向いて〜。
次はちょっと右に視線ください。
いいですね。はい。じゃあ正面で〜。
仕事柄、カメラマンが有名人などの写真を撮る場に
居合わせることはよくあるのだけど、
まさか自分が被写体になるとは。
え。こっち向くんですか。
はい。じゃあ上向きますね。
次に視線は右ですね。はーい。
なんて浮かれている場合ではない。
実は、ここは取材現場でもなんでもなく、
自宅から歩いて10分ほどのN歯科なのだ。
確かに被写体は自分だけど、
別に顔とかを撮るわけじゃなくて、
口をあんぐり開けるように言われ、
自分の歯を上から下から
微に入り細にわたってデジカメで撮られているのです。
撮っているのは、妙齢の看護師さんで、
神様(蒼井優)に似てなくもなかったりする。
まさか自分の口の中を神様(蒼井優)に撮られるなんて。
胃カメラで胃を見られるのも恥ずかしいけれど、
歯を見られるのも羞恥プレイの極み。
胃の中や歯の裏側を見られるぐらいなら、
●●した方がましじゃ、と言おうとかと思ったけど、
口をあんぐり開けているので、何も言えず、
ただひたすら撮られるままだったのでした。
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