クリストファー・マッカリー監督
「ミッション:インポッシブル
デッドレコニングPART ONE」を見る。
トムクルのスパイ大作戦シリーズも7作目とな。
で、これが前編で後編は来年ですか。
すでにもうお腹いっぱいなんですけど。
バスター・キートン、あるいはハロルド・ロイド、
ジャッキー・チェンの意志を受け継ぎ、
危険を顧みず、スタントを積極的に引き受け、
手段と目的をはき違えたまま、
ひたすら映画と映画館に奉仕するトムクル。
本作の敵はAIなので、
よく正体がわからず、設定も物語も複雑で難解。
誰が敵? なぜ戦うの? なぜ追いかけるの?
この人は誰? 悪い奴? いい奴?
なぜ追われるの? なぜ爆発するの? などなど。
登場人物の行動原理もほとんど描かれない。
そんなことはトムクルとマッカリー監督は承知の上で、
わけがわからないから、陰謀を暴くんだ、
暴れるんだ、破壊するんだ、
カーチェイスして、列車の上で肉弾戦をするのだ。
つまり、頭を使うより体を使え、というシンプルな
メッセージが伝わってくる映画だったという。
脳内に疑問符がたくさん浮かびながらも、
見ているうちに元気が出て、
アホみたいに面白い映画というものがたまに、ある。
それが本作だ。
という使命感があるのかな、トムクル。
動画見るから、感想は追って。