Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

チョメチョメだけではない

2009年08月14日 | 日々、徒然に
山城新伍が亡くなったという。
享年70。それにしても最近、訃報が多い。

テレビ司会者として広く認知された人だったが、
東映プログラムピクチャー最大の功労者のひとりだと思う。
『緋牡丹博徒』や『仁義なき戦い』といったシリーズでの
バイプレイヤーぶりはもちろん、
『喜劇ギャンブル必勝法』『温泉スッポン芸者』などの破天荒な主演作。
さらには、にっかつロマンポルノの
『女猫』『双子座の女』などのハードボイルドな監督作も面白かった。

ほんと才人だったと思うし、
軽妙洒脱で明るいキャラクターは、
スクリーンに登場するだけでぱっと華やいだ。
惜しい人を亡くしたと思う。70歳で死ぬなんて早い。



若山富三郎と勝新太郎の兄弟との交友を綴った
『おこりんぼさびしんぼ 無頼控』(幻冬舎)は名著です。
装幀は和田誠。文庫版は和田さんの装幀ではないのが残念。

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2 コメント

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Unknown (池田)
2009-08-15 23:49:22
山城さんは、西部劇マニアでもあって、
「映画を要約すればアメリカ映画に、アメリカ映画を要約すれば西部劇になる」
という名言を、「映画に乾杯2」(和田誠と11人のゲスト)の中で残していました。
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Unknown (taco)
2009-08-16 12:24:24
西部劇ですか。
ほんとに映画が好きな人だったんでしょうね。
返信する

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