Days of taco

やさぐれ&ヘタレtacoの日常と非日常

その肩の荷は

2013年07月05日 | 満身創痍な
「アウトォォォォッッッ!!」

部屋中にその言葉が響き渡った。
ここは仕事場近くの接骨院。
叫んだのはそこの先生だ。

どうやら自分の肩が相当悪いらしい。
先生は叫んだあと
ひどく同情した声で話しかけてきた。

「いや~背中と腰はそれほどでもないと思ったんですけど、
 肩はひっど~いですね~。完全にアウトです」

確かに肩を指圧されると、
なんとも神経に障る痛みが襲う。
よっぽど渾身の力で指圧されているかと思えば、
意外とそうでもないと話す先生。

「全然力、入れてないですよ~。
 疲労度が激しいので、ちょっとした指圧でも
 とんでもなく痛いんじゃないでしょうか~」

と言いながら、脇の下の後ろあたりを押す。

「ヒィィィィィッッッ!!」

部屋中にその叫びが響き渡った。
ここは仕事場近くの接骨院。
叫んだのは、tacoという名のやさぐれた男であった。


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