「名もなき者」
オリジナル・サウンドトラックを聞く。
映画本編は見てるし、曲がいいのはわかっているんだけど、
あらためて聞いて、シャラメ君すげえ。
ディランの曲は本人以外が歌うと名曲度が増すという
ジンクスはここでも証明されているというか。

CD1枚で全23曲。
原曲とくらべて1曲1曲は短めだけど、
聞いている分には気にならない。
シャラメ君だけでなく、
ジョーン・バエズ役のモニカ・バルバロや
ピート・シーガー役のエドワード・ノートン、
ジョニー・キャッシュ役のボイド・ホルブルックも
楽器を演奏しながら歌っている。
物真似とも違う。なりきっているのとも違う。
みんな実物に寄せてはいるけれど、曲を自分のものにしている感があり、
いっそこのメンバーでツアーとかしてほしいと思うぐらいだ。
「くよくよするなよ」や「風に吹かれて」など、
シャラメ君とモニカのデュエットがこれまた絶品。
なかでも「北国の少女」が素晴らしく、
ライナーノーツによると、実際のディランとバエスは
この曲をデュエットしていないという。なんというお得感。
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