イエメンへの渡航を禁じられ、
パスポートを強制返納させられた
ジャーナリストの常岡浩介さん。
憲法で保障されている海外渡航の自由を阻止するものだと
常岡さんは主張しているけれど、
外務省はだんまりを決め込んでいる。
「自己責任」(嫌な言葉だ)で行こうとしているのに、
それを止めるとはどういうことなのだろう。
シリアの惨状は日本のメディアでも
それなりに伝えられているけれど、
イエメンの状況はほとんど知らされていない。
そもそもイエメンの場所がわかるだろうか。
サウジの南にある国で、アラブの春の影響で
民主化運動が盛んになったけれど、
サウジが推す暫定政権と、イランが後ろ盾の反政府勢力のあいだで
ひどい内戦状態だと聞く。
中東の覇権を争う二大国の思惑がうずまく、
まさに代理戦争で、自国が戦場になった
イエメンの人たちにはいい迷惑である。
死者は1万人を超え、人口の半数である
1400万人が食糧難に苦しんでいるという。
というか、自分もこれくらいしか知らない。
もっと知りたい、というか、どうなってるの?
というのを日本人が日本語で日本人のために伝えてもらいたい。
と思うのだけど。
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